2019明治安田生命J2リーグ 第2節
ジェフユナイテッド千葉 1 vs. 4 アルビレックス新潟
入場者数:12,441人(フクダ電子アリーナ)
3月3日は、新潟は穏やかな春を感じさせる天気となりましたが、
関東地方は雨となりました。
同日に開催された東京マラソンも、雨の中の開催となったようです。
本日は、前節に引き続きアウェイで、
ジェフユナイテッド千葉と対戦します。
千葉は、ちばぎんカップで今年のJ2優勝候補筆頭の
柏レイソルに勝っており、チームとしての成熟度を感じさせます。
千葉は、昨年まではハイプレス・ハイラインサッカーを展開していましたが、
今シーズンはポゼッションサッカーへの転換を狙っているようです。
本日のゲームでも、おそらく千葉がボールを握る時間が長くなると思いますが、
新潟はキャンプで練習した強固なディフェンスを軸に
「引いて守りカウンターを狙うサッカー」で立ち向かいたいところです。
本日の新潟のフォーメーションは、前回と同じ4-4-2。
メンバーも、前回と同じメンバーとなりました。
新井直人選手は、本日もセンターバックでの先発です。
試合は予想通り、千葉がボールを保持して、
新潟は奪いどころを見つけた瞬間に激しいプレスをかけてボールを奪い、
カウンター攻撃を仕掛けるという展開となりました。
ボール支配率は圧倒的に千葉が上回りますが、
千葉に決定的なチャンスを作らせることはさせません。
そんな中、新潟に待望の今シーズン初得点が生まれます。
決めたのは、田中達也選手でした。
左サイドで激しいプレスからボールを奪い、
ボールを受けた田中選手は少し中にカットインして右足を振り抜くと、
美しい弾道を描いたシュートが千葉のゴールに突き刺さりました。
田中選手の素晴らしいミドルシュートで、新潟が先制です。
その後も、レオナルド選手に決定的な場面が何度か生まれますが、
得点に結びつけることはできず。
前半は1-0での折り返しとなりました。
後半も、全体的な流れとしては変わりません。
千葉はフォーメーション変更を行いながら、
ボールを保持して新潟のゴールに迫りますが、
新潟は危険な地帯への侵入は許しません。
新潟は、田中選手に代わって渡邉新太選手、
レオナルド選手に代わって矢野選手を投入し、
前線での守備を緩めません。
球際で激しい戦いが続く中、次に得点を奪ったのも新潟でした。
自陣でボールを奪った戸嶋選手が前線の矢野選手に大きく展開。
これを矢野選手がキープし、渡邉新太選手へボールを渡します。
渡邉新太選手は、冷静にフリーの高木選手にラストパス。
これをきっちり沈めて、新潟が追加手を奪います。
高木選手は、これが新潟での初ゴールとなりました。
その後、セットプレーから千葉に一点返されますが、
新潟はすぐさま相手キーパーと1対1になった矢野選手が
冷静にゴールを決めて、突き放します。
更に、後半ロスタイムには、
柳選手の投入によりボランチに移った新井選手が
前線まで駆け上がり、キーパーの頭上を射抜くシュートを決めて、
試合を決定づけました。
試合は、4-1で新潟の勝利となりました。
今シーズンは初勝利を第2節で掴み取ることができました。
本日の千葉はポゼッションサッカーを展開し、
まさに新潟がキャンプで練習した形を試すいい機会だったと思います。
そんな試合で、千葉に流れからはほとんど決定的なチャンスを作らせず、
逆に新潟が何度も決定機を演出して勝利することができたことは、
監督・選手にとって大きな自信になったものと思います。
第1節からスタメンに抜擢されたルーキーの新井選手も、
しっかり守りつつ得点まで決めていることは、チームを勢いづかせるでしょう。
いよいよ次節はホーム開幕戦、相手は柏レイソルです。
柏レイソルは前評判通り、ここまで2連勝。
昨年のJ1在籍中の選手もほとんど残っており、まさに優勝候補です。
そんな柏レイソルを相手に今の新潟がどこまでやれるか、
非常に楽しみなホーム開幕戦は、3月9日(土)です。
ぜひ、スタジアムをオレンジに染めて選手たちを後押ししましょう。
アルビレックス新潟公式サイト 第2節
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