2024年10月24日木曜日

2024明治安田J1リーグ 第35節

024年10月23日(水

2024明治安田J1リーグ 第35節

アルビレックス新潟 0 vs.    2 東京ヴェルディ

入場者数:13, 368人(デンカビッグスワンスタジアム

ルヴァンカップ決勝の前に迎える、
残留のための大一番。
本日は、ホームに東京ヴェルディを迎えての一戦です。
J2からの昇格組であるヴェルディですが、
今季は順調に勝ち点を増やし、上位をキープして
すでにJ1残留は決めています。
強敵が相手ですが、
勝ち星から遠ざかっている新潟は
何としてもホームで勝利を掴みたい一戦です。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは星選手、宮本選手。
中盤は、右からダニーロ選手、長谷川元希選手、小見選手。
ワントップは長倉選手です。

試合は大雨が降り注ぐビッグスワンで行われました。
新潟は最近の覇気がない試合を引きずるように、
重心を後ろに置いてなかなか前へボールを運べない
非常に消極的なゲーム運びとなります。
初シュートは25分以上が経過したところであり、
前半のシュートはわずか2本。
ひたすらヴェルディの猛攻を耐え凌いでいた新潟ですが、
後半開始直後、および試合終了間際に
セットプレーから失点。
最後まで得点の匂いを感じさせないまま、試合終了。
今節は0-2での敗戦となりました。

これで6試合勝利なし。
消化試合数が多い中での残留ぎりぎりの16位であり、
全チームの試合数がそろったときには
新潟が降格圏に沈んでいる可能性も十分考えられます。
10月の新潟が奪った得点は、なんと0点。
得点力不足が致命的で、
中途半端にボールを失ってはカウンターで失点、
相手にセットプレーを与えては失点と、
非常に悪い流れが続いています。

とはいえ、過去は変えられません。
まずはルヴァンカップで初タイトルを獲得し、
そこから勢いに乗ってリーグ戦の残留を
掴み取りたいところです。
次節のリーグ戦は11月9日(土)、
アウェイで柏レイソルと対戦します。
柏も残留にむけて非常に厳しい状況となっており、
次節がまさに残留をかけた大一番になりそうです。
勝てば残留濃厚、負ければ降格濃厚。
生死がかかった戦いになります。
次の試合でこそ、新潟の選手たちが躍動する姿を
見たいものです。


2024明治安田J1リーグ順位表 (10月23日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1サンフレッチェ広島653418115663531
2ヴィッセル神戸64341978543420
3FC町田ゼルビア60341798482919
4ガンバ大阪573515128413110
5鹿島アントラーズ54331599523913
6東京ヴェルディ54351412946451
7FC東京51341491149445
8セレッソ大阪48341212104142-1
9名古屋グランパス4635144174244-2
10川崎フロンターレ443311111155478
11アビスパ福岡44341014102933-4
12浦和レッズ42331191345432
13横浜F・マリノス4233126155254-2
14湘南ベルマーレ4134118154851-3
15京都サンガF.C.4133118144153-12
16アルビレックス新潟40351010154357-14
17柏レイソル3934912133646-10
18ジュビロ磐田353398163954-15
19北海道コンサドーレ札幌323488183959-20
20サガン鳥栖263475223965-26
新潟のルヴァンカップ決勝戦の対戦相手である名古屋は
ガンバ相手に敗北。
お互い、チーム状況があまり上がらない中での決勝戦となります。
浦和は柏に後半アディショナルタイムのPKで勝利し、
残留に向けて大きな一勝を掴み取りました。
逆に柏は、残留に向けて瀬戸際です。
次節の、柏vs.新潟は他チームも注目する
残留争いの大一番となるでしょう。

2024年10月21日月曜日

2024明治安田J1リーグ 第34節

024年10月18日(金

2024明治安田J1リーグ 第34節

横浜F・マリノス 0 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:18, 781人(日産スタジアム

ついに4連敗となってしまった新潟。
今節の対戦相手は、
最近のJリーグの優勝争いの常連である
横浜F・マリノスですが、
なんとマリノスもリーグ戦では4連敗中。
監督も今季途中交代となっています。
今節は4連敗中同士のチームの戦いとなりました。

新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、橋本選手。
ボランチは宮本選手、秋山選手。
サイドハーフは右に太田選手、左に小見選手。
ツートップは小野選手と長倉選手です。

試合はお互いに、
ACLを控えるマリノスと、
ルヴァンカップを控える新潟で、
どちらも残留のためには勝ち点1で十分というような、
勝利への意欲が感じられない試合となってしまいました。
お互いに決定機を作ることもできず、終了。
今節は0-0のスコアレスドローでした。

ルヴァンカップ準決勝での谷口選手の負傷に続いて、
今節は小野選手が負傷交代となってしまいました。
今季は最初から最後まで、
負傷者の続出に悩まされる新潟です。
リーグ戦は残り4試合残している新潟が
降格圏の磐田と勝ち点差5と、
いよいよ風雲急を告げてきました。
ルヴァンカップのタイトルも大事ですが、
残留のためには、まだまだ安心などはしていられません。

次節は10月23日(水)、ホームに東京ヴェルディを迎えます。
ルヴァンカップの関係で、
新潟が他チームより早く試合を消化していきます。
下位チームにプレッシャーをかけるべく、
何としてでも勝ち点3を獲得して
ルヴァンカップの決勝戦に向かいたいと思います。


2024明治安田J1リーグ順位表 (10月19日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1サンフレッチェ広島653418115663531
2ヴィッセル神戸64341978543420
3FC町田ゼルビア60341798482919
4鹿島アントラーズ54331599523913
5ガンバ大阪54341412838299
6FC東京51341491149445
7東京ヴェルディ5134131294445-1
8セレッソ大阪48341212104142-1
9名古屋グランパス4634144164041-1
10川崎フロンターレ443311111155478
11アビスパ福岡44341014102933-4
12横浜F・マリノス4233126155254-2
13湘南ベルマーレ4134118154851-3
14京都サンガF.C.4133118144153-12
15アルビレックス新潟40341010144355-12
16浦和レッズ39321091344431
17柏レイソル3933912123645-9
18ジュビロ磐田353398163954-15
19北海道コンサドーレ札幌323488183959-20
20サガン鳥栖263475223965-26

首位の広島・二位の神戸ともに今節は敗北を喫してしまいました。
三位の町田は柏相手に後半アディショナルタイムに追いつき、
しぶとく勝ち点1を獲得して食らいついています。
下位の方では、最下位の鳥栖のJ2リーグ降格が決まってしまいました。
J1に上がってから一度も降格せずに踏みとどまっていた鳥栖ですが、
債務超過と度重なる主力の離脱に、ついに力尽きてしまいました。
しかし、新潟も味わいましたが、これは終わりではなく始まり。
また新たなクラブを作り上げる気持ちで、
這い上がってほしいと思います。
その他は、磐田も札幌も勝利し、まだ降格圏内ではあるものの
上位との勝ち点差を縮めることに成功しています。
新潟は他チームより消化試合数が多い中で15位。
残留圏の磐田との勝ち点差は、現時点で5。
ここ数試合は「残留がほぼ決まった」ような感じで、
リーグ戦は今ひとつ勝利への意欲が感じられない新潟。
これでまた燃え上がってくれるとよいのですが。

2024年10月7日月曜日

2024明治安田J1リーグ 第33節

024年10月5日(土

2024明治安田J1リーグ 第33節

アルビレックス新潟 0 vs.    4 鹿島アントラーズ

入場者数:27, 552人(デンカビッグスワンスタジアム

3連敗で臨むホームゲーム。
今節は鹿島アントラーズを迎えての一戦です。
複数失点での大敗が続き、
チーム状況は今季最悪といっていい状況の新潟。
鹿島も6試合連続で勝利がない状況ですが、
強敵であることに変わりはありません。
何とか現状を打破すべく、
ホームのサポーターに勝利を見せてほしいと思います。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、宮本選手。
サイドハーフは右に高木選手、左に小見選手。
ツートップは長倉選手と鈴木選手です。

ここ3試合、15分以内の失点が続いている新潟。
開始からギアをあげていきたいところですが、
今節も序盤から鹿島のプレスを前に
自陣での防戦一方の展開となってしまいます。
そして前半12分、ゴール前がスクランブル状態となり、
最後はオウンゴールで失点。
今節も開始早々に容易く先制点を献上します。
顔が下がる新潟に対して、引き続き猛攻をしかける鹿島。
前半15分、簡単に守備を崩されて追加点を献上する新潟。
2失点目のあと、選手たちが集まって
戦い方について意思統一を図ります。
しかし、チーム全体には
ディフェンスラインでボールを回しながら組み立てるのか、
ロングボール一発で背後やセカンドボールを狙うのか、
迷いが生じており全くボールを保持できません。
前半アディショナルタイムにはフリーキックから
鮮やかにデザインされた形で致命的な3点目を
与えてしまいます。
これには新潟のサポーターも感嘆してしまうほど。
前半終わって新潟のシュートは脅威の0本。
全く攻める姿勢を感じさせられないまま、
前半が終わってしまいました。

後半、散々な前半を見てもメンバーは変えずに臨む新潟。
当然のように前半と同じく押し込まれる展開が続き、
後半8分、4点目を奪われてしまいます。
ここでようやく選手交代に踏み切り、
千葉選手、小見選手、高木選手、鈴木選手に代えて
デン選手、谷口選手、太田選手、小野選手を投入。
すると0-4という状況もありますが
新潟が鹿島陣内でボールを保持できることが多くなり、
シュートも放てるようになります。
しかし、肝心のシュートは枠外ばかり。
相手キーパーとの1vs1の場面も決め切ることができず、
今日も数少ないチャンスをゴールにつなげることができません。
試合はそのまま、タイムアップ。
今節は0-4での敗戦となりました。

これでチームは4連敗。
その間、得点3に対して失点15と、守備の崩壊がとまりません。
もともとディフェンスラインからの
縦パスから攻撃を組み立てて得点を奪っていた新潟。
その縦パスが出口を失って出せなくなり、
自陣でボールを奪われてカウンターを受けることが多くなれば
このような展開になるのは必至です。
チームには「もっとロングボールを多用すべきではないか」と
意見が出るくらい、全体に迷いが生じてしまっています。
ロングボールに頼ることができるのは
そのために前線に屈強な選手を揃えたチームであって、
ポゼッションのために集めた選手を使って
今からロングボール主体のサッカーで戦うのは自殺行為でしょう。
とにかく、今まで積み重ねた勝ち点を信じて、
自分たちのサッカーを信じて戦い抜くのが何より重要だと思います。

次節は10月18日(金)、アウェイで横浜FMと対戦します。
その間、川崎とのルヴァンカップもあります。
この状況での川崎との戦いは非常に苦しい状況ですが、
カップ戦ということでリーグ戦とは切り分けて、
ここでカップ戦を戦えることをチャンスと考えて、
決勝へ進んでリーグ戦を立て直すきっかけとしてほしいと思います。

10月ですが、日差しはまだ強く暑い1日でした。

鹿島からも多くのサポーターが駆けつけました。
久しぶりに圧勝した鹿島でしたが、
翌日にまさかの監督電撃解任!
勝負の世界は厳しいです。


2024明治安田J1リーグ順位表 (10月6日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1サンフレッチェ広島653318114653332
2ヴィッセル神戸64331977543222
3FC町田ゼルビア59331788472819
4鹿島アントラーズ53321589523913
5ガンバ大阪53331411837289
6FC東京48331391147443
7セレッソ大阪48331212940400
8東京ヴェルディ4833121294244-2
9名古屋グランパス46331441540391
10川崎フロンターレ433211101154468
11アビスパ福岡43331013102933-4
12横浜F・マリノス4132125155254-2
13浦和レッズ39311091243412
14アルビレックス新潟3933109144355-12
15湘南ベルマーレ3833108154650-4
16柏レイソル3832911123544-9
17京都サンガF.C.3832108143953-14
18ジュビロ磐田323288163753-16
19北海道コンサドーレ札幌293378183759-22
20サガン鳥栖263375213963-24
首位の広島は磐田に競り勝ち、首位をキープ。
二位の神戸も京都との熱戦を制して、勝ち点差1で二位を保持。
三位の町田は川崎に完敗。前半戦の強さはなりを潜めています。
下位の方は、鳥栖はFC東京相手に後半先制点を奪うも
直後に追いつかれ、悔しい引き分け。
札幌はガンバに1点をリードして
後半アディショナルタイムを迎えるも見事にひっくり返され、
悔しい敗戦。
この中で、特に磐田vs広島、京都vs神戸、ガンバvs札幌は
お互いの熱意を感じる非常にスペクタクルな試合であり、
最後まで全く目が離せない展開で、
このような試合がサポーターを増やすものと思いました。
それに対して新潟は「情けない」の一言です。
同じような敗戦を繰り返していては、
いくら新潟のサポーターが温かいといっても
何も言わずに離れていくでしょう。
「残留できそうだからいいや」ではなく、
最後までサポーターを熱くさせる試合を見せてほしいと思います。