2025年10月27日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第35節

025年10月26日(日

2025明治安田J1リーグ 第35節

アルビレックス新潟 2 vs.    2 ヴィッセル神戸

入場者数:19,480人(味の素スタジアム)

今節を待たずに、昨日行われた横浜FMの勝利をもって
来季のJ2降格が決まった新潟。
残り4試合を残した状態での降格決定となりました。
にもかかわらず、さらには冷たい雨が降りしきる中、
今節はホームスタジアムに約2万人のサポーターが
駆けつけました。
サポーターが望むものは最後まで戦う姿勢、
そして来季へとつながる戦いでしょう。
今節は、ホームにヴィッセル神戸を迎えての一戦です。
試合開始前、選手たちがピッチに現れてから
試合開始のホイッスルが鳴り響くまで、
チャントや応援歌が一切歌われないという
異様な雰囲気の中での試合開始となりました。
サポーターたちの無言のメッセージを、
選手・スタッフたちはいかに聞いたでしょうか。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは田代選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、ゲリア選手、早川選手、橋本選手。
ボランチは白井選手、長谷川選手。
サイドハーフは、右に島村選手、左に谷口選手。
ツートップは奥村選手とブーダ選手です。
今季初めて、唯一全試合出場を続ける長谷川選手が
ボランチでの出場となりました。

神戸の前線からの激しいプレスを前に、
自陣に押し込まれる新潟。
なんとか耐え凌いでいましたが、
後半アディショナルタイム、
クロスを中央でうまくあわせられて失点。
0-1での折り返しとなりました。

後半、神戸の選手たちに疲れが見え始めると、
ようやく新潟がボールを保持できる時間が長くなります。
しかし、後半7分、
神戸の選手の新潟ペナルティエリア内への侵入を許すと
これを藤原選手が後ろから倒してしまい、
VARを経てPKの判定。
このPKをきっちり決められて、
2点のリードを許す痛い展開となります。
このあと、モラエス選手が入ると一気に形成逆転し、
新潟が神戸の裏をとって
決定機を演出することが多くなります。
そして後半29分、
クロスをペナルティエリア手前の
ファーサイドで受けたモラエス選手は
大外へ走り込んできた島村選手へ優しいパス。
島村選手はこれを得意の左足でゴールに豪快に蹴り込み、
新潟が1点差に迫ります。
勢いは俄然として新潟。
引き続き、ロングボールを神戸のディフェンス裏へ放り込んでは
そこで起点を作ってビッグチャンスを作り出します。
すると後半45分、裏へ走り込んだ若月選手が
長谷川選手の右アウトサイドから放たれた
極上のパスを受け取り、シュートを放つと
これが見事に神戸ゴール隅に突き刺さり、
土壇場で新潟が同点に追いつきます。
おせおせムードの新潟。
その後もモラエス選手を中心にチャンスを作り、
最後はモラエス選手自身もシュートを放ちますが、
残念ながらキーパーのビッグセーブにあってゴールならず。
今節は2-2での引き分けとなりました。

長谷川選手がボランチに入ることによって
中盤での起点が作りやすくなり、
また長谷川選手は自身で前線へ侵入することもできるので
ボールを前に運びやすくなり、
さらにはもう恐れるものがない新潟は
とにかく前線へボールを進めるのみなので、
後半は怒涛の攻撃を繰り出すことができました。
これがシーズン当初からできていれば、と思いますが、
これはこのような状況になったからできたということで、
それはまた違う話でしょう。
また、良い試合をしたとはいえ結局引き分け。
今節も入江監督の未勝利記録は更新されることとなりました。
「良い試合をする」のではなく、
いかに勝つことができるチームを作るか。
引き続き、模索する日々は続きます。

次節は11月8日(土)、アウェイで湘南ベルマーレと対戦します。
19位の湘南は今節の敗北をもって、
新潟と同じく来季のJ2降格が決まりました。
すでにJ2降格が決まったチーム同士の戦いですが、
それは来季も戦うもの同士ということも意味します。
来季に弾みをつけるためにも、
湘南に勝って勢いをつけていきたいところです。

選手が試合開始前の練習をしているにも関わらず
反応しない新潟のサポーター。
なかなか見ない、異様な光景です。

神戸はこの一戦で勝ちきれなかったことで、
三連覇はかなり厳しい状況となりました。


2025明治安田J1リーグ順位表 (10月26日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ67352078532924
2柏レイソル663518125553322
3京都サンガF.C.623517117593722
4ヴィッセル神戸62351889453015
5サンフレッチェ広島593517810392613
6FC町田ゼルビア573516910493514
7川崎フロンターレ563515119655015
8浦和レッズ533514111040364
9ガンバ大阪5335165144852-4
10セレッソ大阪493513101254504
11FC東京4535129143947-8
12アビスパ福岡44351111133337-4
13清水エスパルス44351111133944-5
14東京ヴェルディ4235119152236-14
15ファジアーノ岡山4135118163140-9
16名古屋グランパス40351010154252-10
17横浜F・マリノス3735107183944-5
18横浜FC323588192341-18
19湘南ベルマーレ263568212959-30
20アルビレックス新潟2335411203258-26
首位の鹿島は京都相手に先制を許すも
後半アディショナルタイムに意地の同点弾。
なんとか勝ち点1を獲得していますが、
ここにきて3試合連続引き分けと足踏みが続いています。
2位の柏は降格圏内の横浜FC相手に完勝し、
得失点差も含めて鹿島に食らいついています。
京都・神戸が勝ちきれなかったことで、
優勝争いは鹿島と柏の一騎打ちに絞られた感じです。
下位の方では、湘南、新潟がJ2降格確定。
横浜FMは前節の浦和に続いて今節も広島相手に大勝。
得失点差でも大きく残留を争う横浜FCを引き離し、
何なら上にいる名古屋とも順位が入れ替わりそうな、
ここにきて凄まじい強さを発揮しています。
やはり、横浜FMは自力が違うなという印象です。
横浜FCは苦しい状況で、次節にでも降格が決まる可能性があります。
残り3試合、最終節を待つことなく
降格クラブがすべて決まってしまうのでしょうか。

2025年10月20日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第34節

025年10月18日(土

2025明治安田J1リーグ 第34節

東京ヴェルディ 1 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:17,497人(味の素スタジアム)

J2降格確定が間近に迫っている新潟。
にも関わらず、今節はアウェイの地に
3,500人ものサポーターが駆けつけてくれたそうです。
今節は、アウェイで東京ヴェルディと対戦します。
奇跡を信じて集まってくれたサポーターに
失望させないような試合をしてほしいと思います。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは田代選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、早川選手、橋本選手。
ボランチは白井選手、植村選手。
サイドハーフは、右に島村選手、左に谷口選手。
ツートップは奥村選手とブーダ選手です。

守備が硬いヴェルディ相手にこそ
先制点は与えたくないところで、
むしろこのような試合でこそ
先制点を奪いたいところでしたが、
前半36分、中盤でボールを奪われて
ショートカウンターから失点。
先制した試合で抜群の勝率を誇るヴェルディ相手に
前半のうちに先制点を献上する、
苦しい展開となりました。
前半は1-0での折り返しとなりました。

後半、こうなるとあとはヴェルディの思うまま。
新潟は何本もシュートを放ちますが、
ことごとくシュートはいつも通り外れて
ゴールを奪うことはできず。
時間だけが過ぎていって、
そして試合終了の無情のホイッスル。
今節は1-0での敗戦となりました。

今節、横浜FMが大勝したことで、
新潟が残留するためには残り4試合で
大量の得失点差をつけた上での4連勝
かつ横浜FMが4連敗することが必要、という
絶望的な状況で、これでほぼ
新潟のJ2降格は決まったといってよいでしょう。
最後まであがいてほしいところでしたが、
例年見せてくれるような最後の執念も見ることができず、
本当に残念です。
入江監督は就任以来未勝利が続き、Jリーグ記録更新中。
来年もこのまま入江監督で行くのかは不明ですが、
その可能性は高いのではないか、と思います。
そのために、なんとかJ1にいるうちに
1つでも勝利を掴んで、
来年の秋春制移行前の昇降格がないハーフシーズンは
むしろチームを作り直すチャンスと考えて、
少しでも前へ進んでいってほしいと思います。
ただ、現状はチームの先に希望が全く見えない、
ビジョンが感じられない、というのが一番残念です。
このチームが、J2に降格することで変わるのかどうか…
現状は不透明ですが、見届けていきたいと思います。


2025明治安田J1リーグ順位表 (10月19日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ66342068522824
2柏レイソル633417125533320
3京都サンガF.C.613417107583622
4ヴィッセル神戸61341879432815
5サンフレッチェ広島59341789392316
6川崎フロンターレ563415118654817
7FC町田ゼルビア563416810493514
8浦和レッズ523414101040364
9ガンバ大阪5034155144652-6
10セレッソ大阪463412101252502
11FC東京4234119143646-10
12東京ヴェルディ4234119142235-13
13アビスパ福岡41341011133237-5
14清水エスパルス41341011133844-6
15ファジアーノ岡山4134118153037-7
16名古屋グランパス40341010144250-8
17横浜F・マリノス343497183644-8
18横浜FC323488182339-16
19湘南ベルマーレ263468202958-29
20アルビレックス新潟2234410203056-26
首位の鹿島は神戸相手にスコアレスドロー。
首位を走る鹿島としては負けなければOK、といったところでしょう。
一方で、三連覇を狙う神戸にとっては痛恨のドローという感じです。
2位の柏はガンバに5-0で圧勝し、
得失点差の点でも鹿島を追い上げてきました。
3位の京都は湘南相手に先制点を許し、
さらに前半のうちに退場者を出すという非常に苦しい展開でしたが、
後半アディショナルタイムに同点に追いつきました。
これが執念です。なんとか上位に食らいついています。
下位の方では、横浜FMが浦和に4-0で圧勝し、
残留に向けて大きな勝ち点3+得失点を獲得しています。
横浜FCは名古屋相手に先制しながら逆転を許すも
後半アディショナルタイムに追いつくという、
これもまた執念をみせて残留へ希望をつないでいます。
新潟はほぼJ2降格確定、
湘南は次節にでもJ2降格確定するという状況で、
横浜FMと横浜FCの最後の一つの残留枠を争う戦いは
最後まで続きそうな展開です。

2025年10月6日月曜日

釣り部 活動記録 2025.10.1


激闘の末、ロックフィッシュを2個キャッチ🫴
死ぬほど引きました( ゚д゚)

いかいかいかいか

いかいかいかいか…まだまだありました

定番のイカスミパスタ

イカのマヨチリ炒め🦑

マヨポン🦑

香草パン粉焼き🦑

イカユッケ🦑

(特別編)
さかなよりかよりやっぱりぼくはうしさんのおにくがすきです。
でもうみにはうみうししかいません。
おにくがつれるぎょしょうがしりたいです。





釣り部 活動記録 2025.8.24

 

ファイト中、ずっと暴れん坊将軍だったヒラマサ

口元が丸いのでヒラマサだな、角張るとブリ

久々にクーラ満タン

40cm超えのキジハタを筆頭にキジハタ8匹、
カサゴ4匹、小さい鯛3匹、
アジ3匹、ヒラマサ1匹

2025明治安田J1リーグ 第33節

025年10月4日(土

2025明治安田J1リーグ 第33節

アルビレックス新潟 1 vs.    1 ファジアーノ岡山

入場者数:19,567人(デンカビッグスワンスタジアム)

J2降格決定がカウントダウンとなっている新潟。
今節は、ホームでファジアーノ岡山と対戦します。
岡山には新潟を離れた田上選手、宮本選手が在籍しており、
J1初挑戦の岡山はここまで奮闘し
今季でのJ1残留に大きく近づいている状況にいます。
J2でしのぎを削っていた身としては悔しさで一杯ですが、
思えばJ2時代から岡山には
なかなか勝利することはできませんでした。
今節こそこの苦手な岡山相手に勝利を掴み取って、
少しでも残留確定を先延ばしにしたいところです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは田代選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、早川選手、堀米選手。
ボランチは白井選手、新井選手。
サイドハーフは、右に島村選手、左に奥村選手。
ツートップは長谷川選手と小野選手です。

試合はお互い決定機を作り出せない中、
前半24分、動きました。
新潟側のゴールラインを割ろうかというボールを
新井選手が見送ると、
すかさず岡山の選手がそれをカットして中央へクロス。
舞行龍選手のカバーも間に合わずこれを決められて、
集中力を欠いていたとしか思えないようなプレーで
堅守の岡山相手に痛恨の先制点を献上します。
前半は0-1での折り返しとなりました。

後半、攻め続ける新潟ですが
なかなか得点の匂いを感じさせるプレーを
見せることができません。
それでも後半22分、
相手のペナルティエリア内深くから
奥村選手がクロスをあげると、
これを白井選手が蹴り込んで同点に追いつきます。
喜びを爆発させる入江監督。
しかし、新潟が狙うのは勝ち点1ではないはずです。
その後も攻め続ける新潟ですが、
アタッキングサードでのアイデア不足、
決定力不足はなかなかすぐ解決する問題ではありません。
今日も最後まで決め切ることができず、
それでもなんとか最後まで耐え切って終了。
今節は1-1での引き分けでした。

決して万全の状態ではなかった岡山に対して
軽いプレーで先制を許し、
なんとか同点に追いつくも
その後はゴールを脅かすことができなかった新潟。
残留を争うクラブがいずれも敗戦となったことで
降格決定は先延ばしになりましたが、
いつまでも延命できるわけではありません。
そして、ホーム戦はここまでわずか2勝。
6月15日を最後に、
また3ヶ月以上勝利から遠ざかる日々が続いています。

今節、観客数はついに2万人を割りました。
しかし、それでも2万人近いサポーターが
駆けつけてくれているということを
当たり前と思ってはいけません。
J1で上位にいながら、
新潟ほどサポーターが集まらず
集客に苦戦しているクラブもあります。
中野社長・寺川強化部長・入江監督らは
それを十分に心に刻んで、
最後まで戦い続けてほしいと思います。

次節は10月18日(土)、
アウェイで東京ヴェルディと対戦します。
残り5試合。
プロとして、見に来てくれる人がいる限り、
最後まで戦い続けましょう。


2025明治安田J1リーグ順位表 (10月5日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ65332058522824
2京都サンガF.C.60331797573522
3柏レイソル603316125483315
4ヴィッセル神戸60331869432815
5サンフレッチェ広島58331779392316
6FC町田ゼルビア553316710493514
7川崎フロンターレ533314118604515
8浦和レッズ52331410940328
9ガンバ大阪5033155134647-1
10セレッソ大阪433311101250491
11清水エスパルス41331011123539-4
12ファジアーノ岡山4133118142935-6
13FC東京4133118143646-10
14アビスパ福岡40331010133237-5
15名古屋グランパス3933109144048-8
16東京ヴェルディ3933109142135-14
17横浜F・マリノス313387183244-12
18横浜FC313387182137-16
19湘南ベルマーレ253367202857-29
20アルビレックス新潟2233410193055-25
首位の鹿島はガンバ相手に激戦の上、スコアレスドロー。
追いかける京都は川崎相手に手痛い引き分け。
柏は残留に向けて死力を振り絞る横浜FM相手に勝利。
三連覇を狙う神戸は浦和相手に痛すぎる敗北。
優勝争いは鹿島が大きくリードしていますが、
まだまだ最後までわかりません。
下位の方は、横浜FM、横浜FC、湘南がいずれも敗戦した中、
最下位の新潟が辛くも勝ち点1を獲得。
しかし、今の新潟にとって勝ち点1はまさに「焼け石に水」です。
横浜FMと横浜FCのデッドヒートは、最後まで続きそうです。