2019明治安田生命J2リーグ 第37節
アビスパ福岡 2 vs. 1 アルビレックス新潟
入場者数:6,655人(レベルファイブスタジアム)
日本中がラクビーワールドカップに熱狂しています。
プロ野球の日本シリーズも開幕を迎えましたが、
今年はとにかくラグビーに注目を持っていかれているようです。
その日本シリーズの舞台ともなっている福岡で、
今節は新潟のアウェイでの戦いとなりました。
今節は、高木選手が遠征メンバーに選ばれず、
秋山選手が初めてベンチメンバーに登録されました。
スタメンは、カウエ選手が高木選手のポジションに入りました。
試合は序盤から、動きます。
前半9分、新潟の中盤でのボールホルダーへの寄せが甘いとみるや、
福岡の前川選手が強烈なミドルシュートを放ちます。
これが見事に新潟のゴールネットに突き刺さり、
スーパーゴールで新潟が久しぶりに得点を許します。
なかなか福岡の守備を崩せない新潟でしたが、
20分過ぎあたりからようやく攻撃を組み立てられるようになります。
しかし、シュートは枠外かキーパーの正面で、
ゴールを割ることができません。
前半は0-1での折り返しとなります。
後半は、新潟は開始と直後にカウエ選手に代えて秋山選手を投入し、
更なる猛攻を仕掛けます。
しかし、どうしてもゴールを奪うことができません。
逆に後半15分、ほぼ防戦一方だった福岡がコーナーキックを獲得し、
これを決められて追加点を奪われます。
その後、2点リードとなった福岡が守勢に回ったこともあってか、
ほとんど新潟がボールを保持してシュートを放つ場面が増えますが、
打てども打てどもゴールネットを揺らすことはできません。
後半33分、舞行龍選手のロングパスを受けたレオナルド選手が、
相手選手2人に囲まれながら前を向いてシュートを放ち、
これが決まってようやく1点を返します。
同点ゴールを狙って更に攻撃を仕掛けますが、
結局最後まで同点ゴールを奪うことはできず。
今節は1-2での敗戦となりました。
放ったシュートは16本。獲得したコーナーキックは7本。
奪ったゴールはレオナルド選手の個人技による1点のみ。
早い時間帯に得点を許してしまい、
守備を固めた相手に攻めあぐね、
さらにセットプレーで追加点を許す、という最悪な流れでした。
福岡からすれば理想的な展開だったのではないでしょうか。
この敗北により、プレーオフ圏内はより厳しい状況となりました。
「1年でのJ1復帰」を掲げながら16位に終わった昨年に続き、
今季も昇格プレーオフにすら絡めない一年になりそうです。
このままJ2の住人として定着しないように、
改革を進めていかなければなりません。
次節は、10月27日(日)、ホームで京都サンガF.C.と対戦します。
選手たちには最後まで、力の限り戦って欲しいと思います。
追記1)
レオナルド選手は今節もゴールを決めて、これで今シーズン25得点。
2位の長崎の呉屋選手の21得点を大きく突き放しています。
新潟の最終節はホームでの長崎戦という「直接対決」となっており、
最後まで得点王争いは熱い戦いとなりそうです。
追記2)
リーグ初出場となった秋山選手は高卒ルーキーの18歳。
後半からの出場となりましたが、効果的なパスでボールを動かし、
良いパフォーマンスだったのではないかと思います。
これからも秋山選手の活躍・成長が楽しみです。
アルビレックス新潟公式サイト 第37節
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