2022年9月20日火曜日

2022明治安田生命J2リーグ 第37節

022年9月14日(水)

2022明治安田生命J2リーグ 第37節

アルビレックス新潟 2 vs.    0 水戸ホーリーホック

入場者数:18,439人(デンカビッグスワンスタジアム)

今季最後の平日ゲームを含めた三連戦の三試合目。
今節は、ホームに水戸ホーリーホックを迎えての一戦です。
今節、ここまで連勝中の新潟。
今節もホームでしっかり勝利して、
三連戦をすべて勝利で終えたいところです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは高選手、星選手。
中盤は、右から三戸選手、高木選手、伊藤選手。
ワントップは谷口選手です。

連戦中、うまく選手を交代しながら
疲労が蓄積しないようにやりくりしている新潟。
今節も序盤からテンポよくボールをつないで
水戸ゴールを脅かします。
対する水戸は連戦の疲れからか
自陣でのパスやトラップミスが多く、
新潟がボールを回収しては決定機につなげます。
圧倒的にボールを保持しながら
なかなかゴールを割ることができない新潟。
そんな中、自陣近くで水戸にフリーキックを与えてしまい、
嫌な空気が流れますが、小島選手を中心に集中した守りで
隙を作りません。
前半30分、そんな新潟にアクシデント。
これまで被ファール数リーグ一位ながら
負傷することなく試合に出続けていた高木選手が、
相手と交錯した際に膝を痛めてしまい、
起き上がることもできず
小見選手と負傷交代となってしまいます。
その後、高木選手不在の影響からか
水戸にボールを保持される時間帯が多くなり、
何本かシュートも打たれますがゴールは許しません。
そして前半37分、急遽交代出場した小見選手が
攻撃の起点となります。
左サイドを突破した小見選手は、中央の伊藤選手へパス。
伊藤選手はこれを近くの谷口選手へ流すと、
ゴールに背を向けていた谷口選手は
前向きに走り込んできた星選手へ優しくパス。
これを星選手が豪快に叩き込んで、
新潟が貴重な先制点を奪います。
前半はそのまま、1-0での折り返しとなりました。

後半、流れを取り戻した新潟は
リードしながらもしっかりボールを保持して
2点目、3点目を狙いにいきます。
後半7分、相手陣内で得た堀米選手のフリーキックを
谷口選手が頭で合わせると、
ボールは相手ゴールキーパーの脇をすり抜けてゴールへ。
後半の早い時間帯に追加点を奪います。
その後も何度も決定機を作り、
水戸ゴールにシュートを浴びせる新潟。
最後はさすがに連戦の疲労からか、
ボールをキープする時間も増えますが、
最後まで攻め続ける姿勢は失いませんでした。
試合はそのままタイムアップ。
今節は2-0での勝利となりました。

三連戦をすべて勝利で飾り、これで三連勝。
勝ち点は昇格の基準と言われる試合数の2倍に
ようやく到達しました。
最後まで残りわずか。
まだまだ油断せず、引き続き1試合1試合を
しっかり戦いきっていきましょう。

追記1)
今節、星選手のゴールで先制した新潟。
星選手は今季初ゴールであり、
これで今季得点した新潟の選手は19人目となりました。
これは、今までのJ2リーグで新記録だそうです。
そして、今節でチームの総得点は66点となり、
総得点数でも仙台を抜いて一位となりました。
10得点以上取っている選手がいない新潟ですが、
複数の選手が得点を取ることで
チームとしての得点を多く稼ぐことに成功しています。
まさに、これが松橋監督のやりたいサッカーだと思います。
J1リーグでいえば、横浜F・マリノスのサッカーでしょう。
そして、J1リーグで首位なのは横浜F・マリノス。
「誰もが点を取れるサッカー」がJリーグで活躍しています。
しかし、苦しいときに得点を奪えるストライカーが欲しいのも事実。
今節、ゴールをあげたフォワードの谷口選手は
実に17試合ぶりのゴールとなりました。
誰もがゴールを奪える中でも、
得点を量産できるストライカーもいるチーム。
そのようなチームになることができれば、
より高みを目指していける気がします。


2022明治安田生命J2リーグ順位表 (9月19日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1アルビレックス新潟74372287663234
2横浜FC713720116554015
3ファジアーノ岡山663718127543420
4ベガルタ仙台593717812655015
5ロアッソ熊本58361513846397
6大分トリニータ573714158544410
7モンテディオ山形5536151011543717
8V・ファーレン長崎54361591244422
9徳島ヴォルティス523710225392712
10ジェフユナイテッド千葉523714101338362
11FC町田ゼルビア51371491446406
12水戸ホーリーホック463612101440391
13東京ヴェルディ43361013135254-2
14レノファ山口FC43371110164046-6
15ブラウブリッツ秋田43371110163043-13
16ヴァンフォーレ甲府4237915134148-7
17ツエーゲン金沢42371012154663-17
18栃木SC4036913142736-9
19大宮アルディージャ3836911164154-13
20ザスパクサツ群馬363799192743-16
21いわてグルージャ盛岡333696213165-34
22FC琉球3037612193761-24
今節は、二位の横浜FCも三位の岡山も勝利して、
その勝ち点差は変わりませんでした。
昇格プレーオフ争いが激化していて、
6位に入り込む可能性は多くのクラブがまだ持っています。
そして、下位の方では、大宮が栃木に勝利して一つ抜け出しました。
群馬も秋田に勝利して、21位以下を引き離しています。
21位の岩手は残留圏の群馬と勝ち点差3ですが
得失点差でかなり離されています。
22位の琉球は群馬と勝ち点差が6であり、
こちらも得失点差でかなり不利な状況となっています。
数節を残した状況で、
降格が決まってしまう可能性も浮上してきました。

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