2024年5月11日(土)
2024明治安田J1リーグ 第13節
アルビレックス新潟 2 vs. 4 浦和レッズ
入場者数:24, 652人(デンカビッグスワンスタジアム)
春を通り越して、すでに夏の始まりを感じさせるかような
暑い日となりました。
今節は、ホームに浦和レッズを迎えての一戦です。
浦和は広く周知されている通り、新潟が最も苦手とするチームで、
長いJリーグの歴史の中で
浦和相手には一勝しかできておりません。
その貴重な一勝は、2008年に今回の対戦の地である
ここビッグスワンであげられたことになります。
新潟は苦しいチーム状況ですが、
浮上のきっかけとなる一勝を掴み取りたいところです。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、遠藤選手、舞行龍選手、早川選手。
ボランチは秋山選手、島田選手。
サイドハーフは右に松田選手、左に長谷川元希選手。
ツートップは長倉選手、小野選手です。
前節に高木選手が負傷退場した新潟。
負傷者が続出し、苦しいチーム状況となっています。
開始早々に先制点を奪われる試合があまりにも多い新潟。
今節こそ集中して逆に先制点を奪いたいところでしたが、
前半4分、裏抜けを許して今節もいつも通り、
あっという間に先制点を奪われる流れとなります。
その後、中央の守備を固める浦和に対して
新潟はロングボールやサイド攻撃を駆使して反撃に出ます。
今までの試合のようにボール保持はあまり考えずに、
とにかく前へとボールを進めてシュートチャンスを作る新潟。
ある意味、今までのスタイルを捨ててゴールを目指しますが
なかなか浦和の硬い守備を崩すことはできません。
前半は0-1での折り返しとなりました。
後半、新潟は前線への人数を増やして攻勢を強めます。
早くひとまず同点に追いつきたい新潟でしたが、
後半20分、浦和のカウンターに対して新潟の帰陣が遅く、
痛い追加点を献上してしまいます。
そして直後の後半24分にも、同じくカウンターから
容易く立て続けに失点。
ここで新潟はようやくスイッチが入ったか、
浦和側に生じたスキを突いて、
後半30分、クロスをこぼれ球を太田選手が押し込んで
反撃の狼煙となる1点目を奪います。
そして後半42分、何度もクロスに飛び込んでいた
長倉選手の努力が実り、
1点差まで追い上げることに成功します。
アディショナルタイムは11分。
勢いは完全に新潟にあり、
同点、そして逆転も狙えるのではないかという展開でしたが、
ここで遠藤選手が自陣ペナルティエリア内で
相手選手の足を蹴ってしまい、PK献上。
これをしっかり決められて、再び2点差に広げられて万事休す。
今節は2-4での敗戦となりました。
これで2連敗、ここ10試合でわずか1勝、
ここ4試合での総失点は11と、守備の綻びが顕在化しています。
4試合での総得点は6とまずまずの数値ですが、
いずれも追いかける展開で奪ったもの。
今季13試合で、先制点を奪った試合は2試合(いずれも1-0で勝利)、
先制点を奪われた試合はなんと9試合。
課題は明白ですが、
なかなかそれを解決するのは簡単ではありません。
負傷者が続出している新潟ですが、
今節も後半、長谷川本希選手が負傷退場してしまいました。
これで判明しているだけでもデン選手、堀米選手、森選手、
宮本選手、高木選手、長谷川元希選手の6名が
負傷しているという野戦病院と化しております。
ここから連戦で、次節は5月15日(水)、
ホームで横浜F・マリノスとの対戦となります。
ACL決勝戦を控えている横浜FMは
ターンオーバーで臨んでくることが予想されますが、
新潟の台所事情は非常に苦しい状況であり、
2チーム分を作る余裕がないような状況です。
メンバーには疲労回復に努めて、
なんとか浮上のきっかけとなる一勝をもぎとってほしいです。
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