2024年7月1日月曜日

2024明治安田J1リーグ 第21節

024年6月29日(土

2024明治安田J1リーグ 第21節

コンサドーレ札幌 0 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:13, 859人(札幌ドーム

中2日で迎える必勝をかけた大一番。
今節は、アウェイでコンサドーレ札幌と対戦します。
勝利すれば降格圏内から大きく離れることができる一方、
仮に敗北してしまうと一気に本格的に
残留争いに巻き込まれてしまう戦いです。
相手に勝ち点3をプレゼントしないのも重要ですが、
ここで相手に勝ち点を与えず、
自身は勝ち点3を獲得する必要があります。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは阿部選手。
ディフェンスラインは、
藤原選手、舞行龍選手、稲村選手、堀米選手。
ボランチは、秋山選手、島田選手。
中盤は、右から松田選手、奥村選手、小見選手。
ワントップは谷口選手です。

いつもはゴールキーパーから細かなパス回しで
攻撃を組み立てる新潟ですが、
今節は芝の状態や連戦の疲労を考慮してか
ロングボールを多用して
前線へボールを運ぶシーンが多く見受けられます。
特に右サイドの松田選手のところから
多くのチャンスを作り出しますが、
なかなか得点に結びつけることができません。
前線で中途半端な形でボールを失っては
カウンターを招くこともありますが、
阿部選手を中心にしっかり守ってゴールを許しません。
前半は0-0での折り返しとなりました。

後半も形は変えずにそのまま。
新潟は自分たちのスタイルのサッカーを続けて
札幌ゴールに迫ります。
そして後半7分、自陣で堀米選手がボールを奪って
素早く前線の谷口選手へ渡すとカウンター開始。
ボールを受けた谷口選手は前線へボールを運び、
駆け上がってきた堀米選手が前を通り過ぎたところで
豪快にシュート。
谷口選手の得意な形で強烈なシュートが
ニアサイドに突き刺さり、
新潟が先制に成功します。
今季、得点直後の失点が非常に目立つ新潟。
今節はいつも以上に集中して得点直後は集中し、
守備を固めます。
スキを見ては前線で数的優位を作り、
何度も追加点を奪うチャンスを生み出しますが
連戦での疲労が目に見える形で見え始め、
精度を高めることができず追加点は奪えません。
それでも、途中交代出場の小野選手、高木選手が
札幌のコーナー付近で体を張ってボールをキープし、
時計の針を進めていきます。
そして、タイムアップ。
今節は0-1での勝利となりました。

6月を負けなしで終わらせたことに加えて、
最後を勝利という最高の形で飾りました。
1勝したことで順位も浮上し、
また見える景色も変わってきました。
ここで二連勝、三連勝と勝利を重ねることができれば
上位を目指していけると思います。

次節は7月6日(土)、ホームにサガン鳥栖を迎えます。
鳥栖は今節の結果で降格圏に沈みました。
今節の札幌と同様、死に物狂いで
勝ち点を奪いにくることが予想されます。
次はホームの大声援を力に変えて、
今季初の連勝を掴み取りましょう。


2024明治安田J1リーグ順位表 (6月30日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア43211344341717
2鹿島アントラーズ3821115534259
3ガンバ大阪3821115522175
4ヴィッセル神戸37211146301614
5セレッソ大阪352198429227
6アビスパ福岡352198422184
7サンフレッチェ広島34218103372116
8FC東京332196630273
9浦和レッズ322195734277
10東京ヴェルディ30217953034-4
11名古屋グランパス272183102224-2
12横浜F・マリノス262075831301
13柏レイソル26216872429-5
14アルビレックス新潟25216782730-3
15川崎フロンターレ23215882930-1
16ジュビロ磐田232165102731-4
17京都サンガF.C.182146111836-18
18サガン鳥栖172052132535-10
19湘南ベルマーレ162137112536-11
20北海道コンサドーレ札幌112125141641-25
首位の町田はガンバとの上位対決を制しました。
鹿島と神戸の対決は神戸が勝利。
首位の町田から少し離れて鹿島、ガンバ、神戸と続いています。
下位の方は札幌は今節も敗れて7連敗。
京都は湘南との残留争い直接対決に勝利し、一気に残留圏へ浮上。
一方で、鳥栖は柏に敗北し、降格圏へ沈みました。
優勝争いも残留争いも、最後まで目が離せなさそうです。

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