2024年7月6日(土)
2024明治安田J1リーグ 第22節
アルビレックス新潟 3 vs. 4 サガン鳥栖
入場者数:23, 217人(デンカビッグスワンスタジアム)
今月、唯一のホームゲーム。
今節はサガン鳥栖との一戦です。
残留争い真っ只中の鳥栖ですが、
前節は勝利して勢いづいています。
しかし、それは新潟にも言えること。
なんとしてもここで連勝を掴んで、波に乗っていきましょう。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは阿部選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、島田選手。
中盤は、右から松田選手、長谷川元希選手、小見選手。
ワントップは谷口選手です。
序盤から、新潟は鳥栖のプレスを前に
なかなかボールを相手陣内へ運べない時間が続きます。
ボールを跳ね返しても、セカンドボールは
ことごとく鳥栖に拾われ、なかなか起点を作ることができません。
そして前半13分、鳥栖のコーナーキックから
阿部選手が正面のボールをファンブルしてしまい、
残念ながらボールはそのまま新潟ゴールに流れて、
悪い流れのうちに早々に先制点を奪われます。
しかし、前半17分、新潟はすぐさま同点に追いつきます。
左サイドを駆け上がった小見選手のクロスに、
谷口選手が頭で綺麗に合わせました。
これで勢いに乗りたいところでしたが、
攻撃を組み立てられない新潟はボールの失い方も悪く、
切り替えも遅くカウンターを受け続けます。
そして前半32分、カウンターからいとも容易く失点。
前半は1-2での折り返しとなりました。
後半、盛り返すべくとにかく早く
同点に追いつきたいところですが、
今日はどうも出足が悪く、
中2日のアウェイ連戦が続く鳥栖よりも動きが悪い新潟。
後半6分、そして後半8分と、
寄せが甘く簡単にシュートを打たれ、立て続けに失点。
それでもサポーターはいつも以上に大きい歌声で
選手たちの背中を押します。
そして後半16分、コーナーキックを舞行龍選手が頭で押し込み、
2点差へ。
ここでようやく、選手交代に踏み切る松橋監督。
一気に4枚替えで、流れを変えにいきます。
交代で投入された高木選手、小野選手は起点となり、
ボールがよく動くようになります。
稲村選手は相変わらずの安定感で、
前線への素早いフィードからチャンスを作ります。
後半39分、鳥栖のゴール前がスクランブルとなり、
最後は藤原選手が押し込んでついに1点差。
円陣を組んで戦術を確認する鳥栖。
ここからは、新潟が圧倒的にボールを保持し、
意思を統一して守備に専念する鳥栖という構図となりました。
新潟は何度も鳥栖ゴール前へボールを運んで同点を狙いますが、
鳥栖の必死の守りを前になかなかゴールを奪えず。
後半アディショナルタイムには
古巣戦となる小野選手が決定的な
ヘディングシュートを放ちますが、
むなしくもゴール枠外へ。
今節は3-4での敗戦となりました。
またしても連勝を逃し、
そして逆に残留争いのライバルである鳥栖に
連勝を許してしまいました。
負傷者が次々と帰ってくる良いサイクルにはなっていますが、
それをどのように勝ち点につなげていくかが重要です。
次節は7月13日(土)、国立競技場でFC東京と対戦します。
ホームで勝てないのならば、アウェイで勝つしかありません。
7月10日(水)にはアウェイでの長崎との天皇杯も控えており、
ここからまた連戦が続きます。
6月と同様に、全員戦力で乗り切っていきましょう。
たまにはWスタンドから。
テレビで見ているような感覚です。
2階席にいると、サポーターの歌声が反響して
地鳴りのように聞こえます。
アウェイの連戦でも、
鳥栖から多くのサポーターが新潟に来てくれました。
鹿島は札幌に勝利、ガンバは横浜FMに勝利と、
この2チームも必死に町田に食らいついています。
神戸は広島との上位対決を制し、上位に踏みとどまりました。
下位の方では、湘南が浦和に勝てば京都も福岡に勝利。
川崎と磐田の対決は引き分けに終わり、
残留争いグループが拡大しつつあります。
そこには新潟も加わっています。
それでも、「札幌に負けていたら…」と思うと恐ろしいです。
一つ一つの勝利の積み重ねが、本当に重要です。
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