2024年7月16日火曜日

2024明治安田J1リーグ 第23節

 2024年7月13日(土

2024明治安田J1リーグ 第23節

FC東京 2 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:57, 885人(国立競技場

今節は国立競技場でのFC東京のホームゲームとなりました。
集まった観客はなんと5万7,000人。
昨季の名古屋vs.新潟の観客数を超えて、
歴代一位の観客動員となったようです。
観客動員数ランキングに
多くの新潟戦が含まれているのは嬉しい限りですが、
実は新潟はまだ新国立では勝利したことがありません。
それどころか、1分3敗と大きく負けが先行しています。
今節も苦手のFC東京が相手の苦しい試合ですが、
新国立での新潟の初勝利が見たいところです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは阿部選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、遠藤選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、島田選手。
中盤は、右から小見選手、長谷川元希選手、谷口選手。
ワントップは長倉選手です。
舞行龍選手がイエローカード累積で出場停止。
早川選手が負傷との情報が入っています。

開始早々の失点から大量失点を喰らうという
非常に悪い流れがある新潟。
今節こそ集中して無失点の時間を長くしたいところですが、
前半6分、またしてもカウンターから
いとも容易くゴール前でシュートを許してしまい、
今節も開始早々に失点してしまいます。
その後は、新潟もFC東京も精彩を欠いて
お互いにまともなシュートシーンもなく、見どころなし。
前半のハイライトはFC東京のゴールシーンだけという
解説者に「見どころがほとんどなかった前半戦」と
言われてしまうような展開で、前半が終わってしまいました。
前半は0-1での折り返しとなりました。

後半、新潟は攻撃のギアをあげて攻め上がります。
FC東京陣内でボールを回すことも多くなり、
何度も決定的なシーンを演出しますが
シュートはいくら打てども枠外かキーパー正面に飛ぶばかり。
そして後半33分、FC東京にカウンターを許して再び失点。
FC東京は枠内シュート2本で2点と、
効率よくゴールを重ねます。
その後、なんとか1点でも返したい新潟ですが、
スローイン時に集中が切れたりと
気持ちの部分でも精彩を欠いて、
これではまともにサッカーをすることすらできません。
力なく、そのまま終了。
今節は0-2での敗戦となりました。

これで2連敗。
公式戦3試合で12失点と、守備の崩壊が止まりません。
そして攻撃も無得点と、攻守ともに噛み合わず、
降格圏も本格的に迫ってきました。

次節は7月20日(土)、アウェイでセレッソ大阪と対戦します。
厳しい相手とのアウェイゲームが続きますが、
意地でも勝ち点3を掴み取らねば、
いつ降格圏に沈むかわかりません。
尻に火が付いた新潟。
例年通り、ここからの奮起に期待しましょう。


2024明治安田J1リーグ順位表 (7月13日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア49231544361719
2ガンバ大阪44231355281711
3ヴィッセル神戸41231256341816
4鹿島アントラーズ4123125637298
5サンフレッチェ広島37239104392415
6セレッソ大阪3723910431247
7FC東京3623106734304
8アビスパ福岡352398623212
9浦和レッズ332396836306
10東京ヴェルディ312371063136-5
11名古屋グランパス302393112426-2
12横浜F・マリノス292385103536-1
13柏レイソル29237882833-5
14川崎フロンターレ252351083233-1
15アルビレックス新潟252367103036-6
16ジュビロ磐田242366112938-9
17サガン鳥栖232372143040-10
18湘南ベルマーレ222357113338-5
19京都サンガF.C.222357112037-17
20北海道コンサドーレ札幌122326151744-27
首位の町田はヴェルディに勝利。
これで3連勝で優勝に向けて独走状態です。
ガンバは鳥栖に勝利。鹿島は横浜FMに1-4で完敗して一歩後退。
神戸は札幌と引き分け、連覇が厳しくなってきました。
残留の方は、横浜FMは鹿島に大勝したものの
その後にキューウェル監督の退任が発表されました。
今季、J1リーグで初のシーズン中の監督解任です。
京都は浦和相手にしぶとく引き分けて勝ち点1を獲得。
湘南は同じ残留争いのライバルである磐田に5-0の圧勝。
川崎はセレッソ相手に先制するも追いつかれ、引き分け。
14位の川崎から19位の京都まで
勝ち点3の中に5クラブがひしめき合っています。
そして、その中で新潟ももがいています。
残留に向けて次々と補強に乗り出している
磐田、鳥栖、京都、札幌に対し、
ここまで目立った動きがない川崎、新潟、湘南。
夏の移籍はまだ始まったばかりですが、
今のメンバーでやるか、それとも新たなメンバーに賭けるか。
非常に難しい選択ですが、そこにクラブの命運がかかっています。

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