2024年8月26日月曜日

2024明治安田J1リーグ 第28節

024年8月25日(日

2024明治安田J1リーグ 第28節

アルビレックス新潟 0 vs.    0 FC町田ゼルビア

入場者数:18, 588人(デンカビッグスワンスタジアム

本日は、午前中は青空が広がって
太陽の日差しも強く感じられたのですが、
午後4時頃から空気が一変し、
厚く黒い雲が広がってきたと思ったら
雷を伴う激しい雨が打ち付ける天気となりました。
試合は開催できるのかと不安もありましたが、
午後5時半頃に予定通り開催するというアナウンスが流れ、
スタジアムでは歓声が響き渡りました。
今節はホームにFC町田ゼルビアを迎えての一戦です。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは島田選手、宮本選手。
サイドハーフは右にダニーロ選手、左に長谷川元希選手。
ツートップは鈴木選手と長倉選手です。
今季これまでリーグ戦すべてスタメン・フル出場していた
新潟の核、秋山選手ですが、
松橋監督曰く「家の事情」でメンバー外となったようです。

ポゼッションの新潟とロングボールの町田。
必然と新潟がボールを保持する時間帯が長くなります。
町田は前線から激しいプレスをかけてきますが、
新潟は小島選手も加わってこれを巧みにかわし、
機をみるや前線へボールを供給してチャンスを演出します。
それでも、町田の帰陣も早く、
なかなか町田陣内へ侵入してから攻撃の形を作れない新潟。
町田は新潟ゴール前にボールを放り込んできますが、
何度も何度もこれを跳ね返し続けて、
中盤の選手はこれをしっかり回収して
町田にチャンスを作らせません。
前半は0-0での折り返しとなりました。

後半、開始直後から選手を交代して立て直す町田。
新潟は前半から引き続いてボールを保持しながら
攻撃を組み立てて町田ゴールに迫ります。
お互いにゴールまであと一歩と迫りながら、
最後は相手の集中した守備を前に跳ね返されるような展開で、
試合自体は0-0で進んでいるものの、
どちらが1点をとってもおかしくない、
そしてその1点で勝負がついてしまうような、
非常にスペクタクルな状況のままゲームが進みます。
後半終了間際には町田がボールを握る時間帯が多くなり、
何度もゴール前にクロスを供給されますが、
これを必死に跳ね返す新潟の選手たち。
最後までゴールを目指しますが、
どちらもゴールを割ることはできず、試合終了。
今節は0-0のスコアレスドローとなりました。

3連勝とはなりませんでしたが、
首位の町田相手にしっかりと自分たちのスタイルで
戦い抜くことができました。
特に、3試合連続無失点という状況は、
今まで失点を重ねてきたチームからすれば
誇らしい結果と言えるのではないでしょうか。
このあと、町田とはルヴァンカップでも相見えます。
そこではしっかり勝ち切ることができるよう、
更に準備を進めていきましょう。

次節は8月31日(土)、
アウェイで名古屋グランパスと対戦します。
勝てば一桁順位も目指せる状況が続きます。
一つでも上を目指して、戦っていきましょう。

分かりづらいですが、非常に激しい雨が降り注ぐビッグスワン。
しかし、試合開始時は嘘のようにピタリを降り止みました。

試合前練習開始前のNスタンド。
小島選手がアップを始める頃には
まだ激しい雨が打ちつけていましたが、
前の座席まで埋めて選手たちを鼓舞していました。

町田からも多くのサポーターが駆けつけました。
残り10試合。
追いかけられる首位チームの気持ちは、
いかがなものでしょうか。


2024明治安田J1リーグ順位表 (8月25日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア54281666412021
2サンフレッチェ広島522814104502624
3ヴィッセル神戸49281477432716
4鹿島アントラーズ48281468443410
5ガンバ大阪48281396322210
6横浜F・マリノス41281251148426
7アビスパ福岡3828911828280
8セレッソ大阪382891183537-2
9FC東京3828108103538-3
10東京ヴェルディ382891183439-5
11名古屋グランパス3728114133234-2
12アルビレックス新潟362899103739-2
13浦和レッズ352698940355
14川崎フロンターレ3427810942384
15京都サンガF.C.342897123345-12
16柏レイソル332789103239-7
17湘南ベルマーレ292878133742-5
18ジュビロ磐田282877143449-15
19サガン鳥栖242873183555-20
20北海道コンサドーレ札幌222857163255-23
首位の町田は新潟に引き分け。
広島が破竹の6連勝で、ついに首位と勝ち点差2となりました。
鹿島、ガンバはここにきて勝ち点が伸び悩み、停滞しています。
下位の方は、札幌は磐田に勝利し、調子を上げてきました。
鳥栖は神戸に完敗。
夏の移籍者も多かった鳥栖は、苦しい状況となっています。
京都はFC東京に快勝し、下位に沈んでいた頃が嘘のようです。
残りあと10試合。1つの試合の重みがより強くなってきます。

2024年8月21日水曜日

2024明治安田J1リーグ 第27節

024年8月17日(土

2024明治安田J1リーグ 第27節

アビスパ福岡 0 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:8, 524人(ベスト電機スタジアム


降格圏も迫ってくる中、今節こそ
今季初の連勝を飾るべく勝利が求められる大一番。
今節は、アウェイでアビスパ福岡と対戦します。
負傷者も続々と復帰してきて、
調子も上がってきた新潟。
ここで連勝を飾って、
もっと上へ駆け上がっていきたい一戦です。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、橋本健人選手。
ボランチは秋山選手、宮本選手。
サイドハーフは右にダニーロ選手、左に谷口選手。
ツートップは長倉選手と鈴木選手です。
橋本健人選手は、この夏に
徳島ヴォルティスから加入してきた選手であり、
高い精度の左足のキックが武器の
左サイドを主戦場とする選手です。
今節、堀米選手の足が本調子でないこともあり、
移籍後初スタメンとなりました。

ボールを保持しながら攻撃を組み立てる新潟と、
相手からボールを奪って素早いカウンター攻撃を
得意とする福岡の対戦。
いつものように、必然的に
新潟がボールを保持する時間帯が長くなります。
まずは福岡のプレスを回避して
前線へボールを運べるかですが、
新潟は序盤から小気味よくボールを回して
優位に試合を進めます。
ボールを失ったときも、攻守の切り替えが早く
すぐさまボールを奪って
相手にカウンターを許さずに
二次攻撃・三次攻撃へとつなげていきます。
ほぼ福岡を自陣に押し込む形で、
この流れの中で先制点が欲しいところですが、
福岡の堅い守備を前になかなか得点を奪うことはできません。
前半は0-0での折り返しとなりました。
前半は新潟のシュート数が13本に対して、福岡は1本。
福岡のコーナーキックは0本で、
新潟のボール保持率は78%と、
ほぼ完全に福岡陣内で試合を進めることができました。

後半、選手交代で流れを変えにかかる福岡。
自分たちの時間帯に得点を奪えなかった新潟ですが、
焦れずに引き続き自分たちの戦いで先制点を狙います。
後半開始直後の後半4分、福岡の攻撃を食い止めて、
自陣でボールを受けた舞行龍選手は
相手選手を背負いながら
前線の左サイドの谷口選手へロングフィード。
これが見事に谷口選手に収まり、
谷口選手はドリブルでペナルティエリア付近に侵入すると
正確なシュートをファーのサイドネットに突き刺し、
新潟が待望の先制点奪取に成功します。
もう、出るしかなくなった福岡。
攻勢を強めてくる福岡ですが、
新潟はこれを上手くかわしながら
引き続き追加点を奪うべく福岡ゴールに襲い掛かります。
なかなか追加点は奪えず、時間が過ぎてくると
福岡はロングボールを多用して
新潟ゴール前に何度もボールを放り込んできます。
新潟はこのようなときこそ自分たちでボールを保持して
福岡にロングボールを放り込むチャンスを
与えたくないところですが、
疲労もあってか弾き返すので精一杯。
それでも、チームとして
「とにかく弾き返し続ける」ということは徹底され、
どの選手もボールを大きく弾き返して
時計の針を進めます。
苦しい時間帯でしたが、最後まで耐え凌ぐことができて、
試合終了。
今節は0-1での勝利でした。

ようやく今季初の連勝。
そして2試合連続のクリーンシート。
メンバーも揃ってきて、ようやくここから
戦うことができるといった状況です。

次節は8月25日(日)、ホームに首位の
FC町田ゼルビアを迎えます。
次も激戦になることは必至ですが、
今の新潟の力を存分に発揮して
勝利を重ねていきましょう。


2024明治安田J1リーグ順位表 (8月17日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア53271656412021
2サンフレッチェ広島492713104482622
3鹿島アントラーズ48271467433211
4ガンバ大阪47271386302010
5ヴィッセル神戸46271377412714
6横浜F・マリノス38271151144422
7セレッソ大阪3827911735332
8FC東京3827108935350
9アビスパ福岡3727910826260
10浦和レッズ352698940355
11アルビレックス新潟352798103739-2
12東京ヴェルディ352781183238-6
13川崎フロンターレ3427810942384
14名古屋グランパス3427104133134-3
15柏レイソル33268993237-5
16京都サンガF.C.312787123045-15
17湘南ベルマーレ292778123741-4
18ジュビロ磐田282777133447-13
19サガン鳥栖242773173553-18
20北海道コンサドーレ札幌192747163055-25
首位の町田は磐田に快勝。
二位の鹿島は浦和と引き分け。
広島が5連勝で二位に浮上しました。
下位の方では、鳥栖と札幌の直接対決は
壮絶な撃ち合いの結果、5-3で札幌が勝利。
柏は湘南に2-1で競り勝ち、
京都はセレッソに5-3で勝利。
ここにきて下位のチームが調子をあげてきており、
残留争いはますます混沌としてきました。

2024年8月13日火曜日

2024明治安田J1リーグ 第26節

024年8月12日(月・祝

2024明治安田J1リーグ 第26節

アルビレックス新潟 2 vs.    0 京都サンガF.C.

入場者数:27, 643人(デンカビッグスワンスタジアム

山の日が重なった連休の、月曜日の祝日のナイトゲーム。
今節は、ホームで京都サンガF.Cとの戦いです。
前節、磐田相手に2点を先行しながらも
追いつかれて勝ち点を失ってしまった新潟。
今節こそ、同じく残留争いのライバルである京都から
しっかりと勝ち点3を掴みたい一戦です。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、宮本選手。
サイドハーフは、右にダニーロ選手、左に長谷川元希選手。
ツートップは長倉選手と小野選手です。

序盤、京都の激しいプレスを前に
なかなかボールを前に運べない新潟。
割り切って京都陣内へボールを大きく蹴り出すシーンも見られ、
はっきりしたプレーで耐え凌ぎます。
すると前半25分、相手のキーパーへのバックパスが
弱くなったところを見逃さなかったダニーロ選手が
いち早くそのボールへアタック。
慌てて飛び込んだ相手ゴールキーパーと交錯し、
これが相手のファウルとなってPKを獲得します。
キッカーは小野選手。
頼れるベテランがこのPKを豪快に蹴り込んで、
今節も新潟が先制に成功します。
その後も京都の積極的なプレスを前に
いつものようにパスが回せない新潟ですが、
最後のところは集中した守りでゴールを許しません。
前半の新潟のシュートはPKによる1本のみでしたが、
1-0とリードして前半を折り返します。

後半、開始直後からメンバーを入れ替えて反撃に出る京都。
新潟は前半と同様に守備に追われる時間が長くなりますが、
体を張ってゴールを守り続けます。
後半22分、交代で松田選手、谷口選手、鈴木選手が入ってくると、
この前線の3人がリズムよく攻撃を組み立てて、
流れを新潟に引き寄せます。
そして後半25分、鈴木選手の絶妙なスルーパスを
抜け出した松田選手がファーサイドへクロス。
これを谷口選手が頭で合わせてゴールにねじ込み、
新潟が追加点奪取に成功します。
ここまでは前節と同じ展開。
今節の新潟は、前節の反省を活かして隙をみせず、
京都に反撃の狼煙となる1点目をあげません。
オープンな展開となってお互いに決定機も生まれますが、
落ち着けるべきところは落ち着けて、優位に時間を進めます。
そして、今節はそのままタイムアップ。
今節は2-0での勝利となりました。

3ヶ月ぶりの勝利で、久々に沸くビッグスワン。
ようやくナイターのホームで勝利を掴み、
プラネタスワンも輝くことができました。

とはいえ、まだまだ残留に向けて、厳しい戦いは続きます。
次節は8月17日(土)、アウェイでアビスパ福岡と対戦します。
今季、ここまでまだ連勝がない新潟。
次節もしっかりと勝ち切って、初の連勝を飾りましょう。


2024明治安田J1リーグ順位表 (8月12日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア50261556372017
2鹿島アントラーズ47261457433211
3サンフレッチェ広島462612104462521
4ガンバ大阪46261376281810
5ヴィッセル神戸45261367392514
6セレッソ大阪3826911632284
7アビスパ福岡3726910726251
8FC東京3726107935350
9横浜F・マリノス35261051141410
10川崎フロンターレ3426810841356
11浦和レッズ342597940355
12名古屋グランパス3426104123032-2
13東京ヴェルディ342681083238-6
14アルビレックス新潟322688103639-3
15柏レイソル30257993036-6
16湘南ベルマーレ292678113639-3
17ジュビロ磐田282677123443-9
18京都サンガF.C.282677122542-17
19サガン鳥栖242673163248-16
20北海道コンサドーレ札幌162637162350-27
首位の町田は残留争い中の湘南相手に敗北。最近、停滞しています。
今のうちに町田との勝ち点差を詰めたい鹿島ですが、
同じく残留争い中の磐田に敗北。お付き合いの形となってしまいました。
下位の方では、湘南と磐田が上位陣に勝利し大きく勝ち点を伸ばした中、
札幌は福岡相手に引き分け、鳥栖は浦和相手に引き分け。
柏もガンバ相手に引き分け、勝ち点をあまり伸ばせませんでした。
新潟は京都に勝利したことでやや優勢となりましたが、
降格圏内の京都と勝ち点差4しか離れていません。
一方、9位の横浜FMと14位の新潟との勝ち点差はわずか3。
勝ち点が拮抗したところに多くのチームがひしめき合っていて、
今は降格圏内からある程度離れているクラブであっても
調子を落とすと一気に残留争いに巻き込まれる可能性があります。