2024年8月7日(水)
2024明治安田J1リーグ 第25節
アルビレックス新潟 2 vs. 2 ジュビロ磐田
入場者数:17, 861人(デンカビッグスワンスタジアム)
中断期間が明けて、J1リーグも後半戦がスタートしました。
今節は、ホームにジュビロ磐田を迎えての一戦です。
降格圏に沈む磐田相手で、お互いが勝ち点3が求められる
「6ポイントマッチ」です。
今季なかなか勝てない「鬼門:ビッグスワン」で、
さらに磐田は新潟が苦手とするクラブの一つでもあり、
苦しい戦いとなることが予想されますが、
負傷者が続々と帰ってきている新潟。
もう、勝ち点を落とすわけにはいきません。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、宮本選手。
サイドハーフは、右に松田選手、左に長谷川元希選手。
ツートップは長倉選手と小野選手です。
序盤からテンポよく攻撃を組み立てる新潟。
前半4分、長倉選手の突破から一度はPKの判定となりますが、
これはOFRの結果、取り消しとなります。
それでも攻め続ける新潟は磐田ゴールに迫ると、
前半14分、秋山選手の浮き玉のパスを
宮本選手が振り向きざまのダイレクトボレーで
見事にゴールに突き刺し、
幸先よく新潟が先制に成功します。
その後もボールを保持して攻め続ける新潟。
ほぼ磐田陣内でゲームを進めることに成功します。
そして前半27分、ゴール前に侵入した秋山選手が
勢いよく右足を振り抜くと、
これが相手選手に当たってゴールに吸い込まれ、
早いうちに追加点を奪います。
その後も一方的に攻め続ける新潟。
何度も磐田ゴールを脅かしますが、
なかなか3点目を奪うことはできず。
前半は2-0での折り返しとなりました。
後半、早めの選手交代を駆使して反撃に出る磐田。
その効果は確実に現れて、
新潟が守備に回る時間が多くなります。
新潟は主にカウンターから追加点を狙いますが、
最後の精度の問題でなかなかゴールを奪うことができません。
すると後半21分、耐え凌いでいた守備陣でしたが
クロスから失点。
1点差に迫られた新潟は、選手を交代しながら
3点目を奪いにいきますが、
どうしても3点目を奪うことができません。
それでもなんとか耐え凌いだまま、終盤へ。
焦る磐田は後半43分、
稲村選手相手に危険なタックルをしてしまった選手が
レッドカードで一発退場。
1人多くなった新潟はより前がかりになって
得点を奪いにいきますが、ここに落とし穴がありました。
直後の後半アディショナルタイム、
カウンターから中央突破を許すと、
最後は鮮やかな小島選手の頭上を射抜くチップキックを決められ、
無情にも終了間際に同点に追いつかれてしまいます。
その後、守備に徹する磐田相手に
なかなかチャンスも作れない新潟。
ラストプレーで磐田ゴール前でフリーキックを獲得し、
ファーサイドからの折り返しを中央で合わせますが、
これもゴール上に打ち上げてしまって万事休す。
今節は2-2での引き分けで終わりました。
終了間際の失点でどれだけ勝ち点を失ってきたか。
前節の松橋監督の言葉も虚しく、
今節もその悪癖で勝ち点を失ってしまいました。
とはいえ、下を向いている時間はありません。
次節は8月12日(月・祝)、ホームに京都サンガF.C.を迎えます。
またしても「鬼門:ビッグスワン」で
残留争いのライバルとの直接対決という厳しい戦いですが、
次こそ勝利をあげなければなりません。
出番がないプラネタスワンも、悲しんでいます。
ホームで強かった新潟を取り戻すべく、
次節こそ、本当に次節こそ勝利をあげてほしいと思います。
立秋を迎えて、夜になると少し涼しさを感じるようにはなりました。
とはいえ、動くとやはり暑いです。
平日のナイトゲーム。
アウェイの磐田から駆けつけたサポーターは
数こそ少ないものの、
声量は新潟に負けていませんでした。
鹿島が鳥栖に快勝し、首位を猛追しています。
下位の方では、札幌は横浜FMに力負け。
湘南は福岡相手にリードするも後半アディショナルタイムに
痛恨の失点で引き分け。
京都は名古屋相手に2点のリードを許すも
3点取って逆転勝利。
どこの会場もドラマが盛りだくさんでした。
やはり、勝利することは簡単なことではありません。
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