2024年9月30日月曜日

2024明治安田J1リーグ 第32節

024年9月27日(金

2024明治安田J1リーグ 第33節

川崎フロンターレ 5 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:20, 142人(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu

2連敗で臨む大事なゲーム。
今節は、アウェイで川崎フロンターレと対戦します。
川崎とは、リーグ戦に加えて
ルヴァンカップでも対戦することが決まっています。
今節は、その前哨戦。
連敗中で苦しい状況の新潟ですが、
現状を打破するためにも勝利が欲しいところです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、橋本選手。
ボランチは秋山選手、島田選手。
サイドハーフは右に高木選手、左に谷口選手。
ツートップは長倉選手と小野選手です。
ベンチメンバーに負傷明けの小見選手が登録されました。

激しい雨が降り注ぐ等々力。
新潟はいつも通り自陣からのパス回しで
攻撃を組み立てますが、
川崎はロングボールを駆使して
前線のアタッカーにボールを預けて
ゴールに迫ります。
序盤から川崎の圧力に押される新潟。
今節こそ早い時間帯の失点は避けたいところでしたが、
前半14分、マルシーニョ選手の抜け出しを許して
これを小島選手が倒してしまい、PK献上。
このPKをきっちり決められて、
今節も開始早々の失点という苦しい状況となります。
その後もパスを寸断され、ボールを保持できない新潟。
必然的にカウンターを受ける回数が多くなり、
前半18分、立て続けに失点します。
その後はややボールも回せるようになって、
川崎陣内で攻撃を組み立てることも多くなる新潟。
シュートも多く放ちますが、
キーパー正面もしくは枠外ばかりでゴールを脅かすことはできず。
前半は2-0での折り返しとなりました。

後半も、今まで通りメンバー交代もせず臨む新潟。
前半の流れを変えることはできず、
後半18分、後半20分と立て続けに失点。
その後、いつものように後半20分が過ぎたところで
ようやくメンバー交代。
しかし、それを嘲笑うかのように、その直後、
後半28分についに5失点目を喫してしまいます。
少しは反撃したい新潟は、
後半41分、星選手のクロスを太田選手が合わせて
1点を返すことに成功しますが、
さすがに反撃が遅過ぎました。
そのままタイムアップ。
今節は5-1での敗戦となりました。

これで3連敗。そして今季最多失点。
ここ3試合で3得点11失点と、守備の崩壊が止まりません。
攻撃も中途半端な横パスを奪われては
カウンターを浴びるという、残念な状況となっています。
現状を打開するのはなかなか困難ですが、まずは1勝。
一つの勝利がチームを活気づけてくれるはずです。
次節は10月5日(土)、ホームで鹿島アントラーズと対戦します。
苦しい相手が続きますが、鹿島の姿勢を見習って、
何がなんでも勝利を掴み取りましょう。


2024明治安田J1リーグ順位表 (9月28日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1サンフレッチェ広島623217114633231
2ヴィッセル神戸61321877513021
3FC町田ゼルビア59321787462422
4鹿島アントラーズ5031148948399
5ガンバ大阪50311311735269
6東京ヴェルディ48321212842420
7FC東京47321381146433
8名古屋グランパス46321441440382
9セレッソ大阪4231101293840-2
10横浜F・マリノス4131125145253-1
11川崎フロンターレ403110101150455
12アビスパ福岡4032913102833-5
13浦和レッズ39301091143403
14アルビレックス新潟3932109134351-8
15京都サンガF.C.3831108133750-13
16湘南ベルマーレ353298154450-6
17柏レイソル3531811123444-10
18ジュビロ磐田323188153651-15
19北海道コンサドーレ札幌293278173657-21
20サガン鳥栖253274213862-24
首位の広島と町田の直接対決は広島が制しました。
町田がロングスロー時に使用するタオルを
広島の選手たちのウォーミングアップエリアに何度も置いたり、
広島はそれを何度もどかしてもまた置かれるのでしまいには
水で濡らして嫌がらせしたら町田が憤慨したり、と
ピッチ外で揉め事がありましたが、
そんなことがなくともいい試合だったので
しっかりピッチ内に専念してほしいな、と個人的には思います。
それも含めてサッカーという意見もありますが。
神戸が浦和に競り勝って、町田をかわして二位に浮上しました。
広島、神戸、町田の優勝争いはまだまだ続きます。
下位の方は、鳥栖は福岡とスコアレスドロー。
札幌は好調の京都に勝利し、貴重な勝ち点3を積み上げています。
磐田は名古屋に敗北。
湘南は鹿島相手に2点差を逆転し、
残留に向けて大きな勝ち点3を獲得しています。
柏はセレッソにスコアレスドロー。
およそ残り6試合ですが、まだ未消化試合があるクラブも多く、
一つの勝利が大きく順位を入れ替える可能性がある
状況は続いています。

2024年9月24日火曜日

2024明治安田J1リーグ 第31節

024年9月22日(日

2024明治安田J1リーグ 第31節

アルビレックス新潟 2 vs.    3 ヴィッセル神戸

入場者数:23, 492人(デンカビッグスワンスタジアム


午前中は叩きつけるような激しい雨に見舞われましたが、
午後になると晴れ間も広がって
試合の時間には雨も上がりました。
今節は、ホームにヴィッセル神戸を迎えての一戦です。
新潟にとって神戸は、昔は相性が良かったものの
最近はなかなか勝利できない相手の一つです。
(いつもこう言ってる気がしますが…)
ましてや、昨年のJ1覇者である神戸。
手強い相手ですが、なんとかホームで
勝利を掴みたいところです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、橋本選手。
ボランチは島田選手、宮本選手。
サイドハーフは右に高木選手、左に谷口選手。
ツートップは長倉選手と小野選手です。
新潟の心臓である秋山選手が今節はベンチ外となりました。
高木選手が恐らく初めて?右サイドハーフでのスタメンです。

序盤、高さに分がある神戸に対して
空中戦での競り合いでは劣る新潟ですが、
前節の反省も活かしてセカンドボールを回収し、
球際の競り合いは激しく、
たやすく神戸にボールを握らせません。
一進一退の攻防が続いていましたが、
前半15分、酒井高徳選手のシュート性のクロスが
そのまま新潟ゴールに吸い込まれ、
新潟が前節に続いて今節も
前半の早い時間帯に先制点を献上します。
このまま追加点を奪われると苦しくなる新潟。
前半31分、そんな空気を一掃してくれました。
谷口選手が左サイドからクロスを供給すると、
これを長倉選手が頭できれいにあわせて、
新潟が早いうちに同点においつきます。
さらに前半36分、橋本選手の見事なクロスを
小野選手がワンタッチでゴールポストに当てながら
ゴールに流し込み、
新潟が逆転に成功します。
前半は2-1での折り返しとなりました。

後半、攻勢を強める神戸に対して
粘り強い守備を見せる新潟。
勝利を手繰り寄せる3点目を奪うべく、
新潟も隙をみて攻撃に転じますが、
なかなかシュートは枠に飛ばず。
そして後半28分、一瞬の隙を見逃さない神戸に
裏抜けを許してあっという間に同点。
その後、新潟は引き分け狙いが頭によぎったか、
神戸陣内でボールを奪っても前線へ供給せずに
後ろへ下げるプレーが目立つようになります。
それに対して、優勝のために
最後までゴールを目指す神戸。
オープンな展開となり、
新潟にも勝ち越しのチャンスが訪れますが、
相変わらずバックパスが多く、
時折放つシュートもすべて枠外という残念な状況。
そして後半アディショナルタイムのラストプレー。
これぞ神戸の執念という形で、
コーナーキックから再逆転を許してしまう新潟。
そして、タイムアップ。
今節は2-3での敗戦となりました。

神戸相手に先制を許しながらも一度は逆転し、
勢いに乗ったかに思われるも
最後は神戸の執念に負けて再逆転を許した、
という展開でした。
ほぼ残留が決まったような状況となって
目標を失っているように見える新潟と、
最後まで優勝を目指す神戸の違いを
まざまざと見せつけられた気がします。
降格ラインが迫ってくると本気を出す新潟ですが、
ちょっと残留が安心なラインにくると
なぜか体が重くなり、良いプレーができなくなってしまいます。
上を目指すためには、この悪癖を無くさなければ、
リーグ戦優勝など夢のまた夢でしょう。

次節は9月27日(金)、アウェイで川崎フロンターレと対戦します。
川崎はルヴァンカップ準決勝でも戦う相手。
今の川崎は少し低迷していますが、
少し前までは優勝の常連であり、
勝者のメンタリティが備わったクラブです。
それに対して、どうも油断した空気が抜けない新潟。
次節も苦戦となることが必至ですが、
最後までしっかり戦い抜く姿勢を示してほしいと思います。


2024明治安田J1リーグ順位表 (9月22日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1サンフレッチェ広島593116114613229
2FC町田ゼルビア59311786462224
3ヴィッセル神戸58311777503020
4鹿島アントラーズ50301488463610
5ガンバ大阪49301310734259
6東京ヴェルディ47311211841410
7FC東京44311281143421
8名古屋グランパス43311341438380
9横浜F・マリノス41301251351501
10セレッソ大阪4130101193840-2
11浦和レッズ39291091043394
12アルビレックス新潟3931109124246-4
13アビスパ福岡3931912102833-5
14京都サンガF.C.3830108123748-11
15川崎フロンターレ37309101145441
16柏レイソル3430810123444-10
17湘南ベルマーレ323188154148-7
18ジュビロ磐田323088143649-13
19北海道コンサドーレ札幌263168173457-23
20サガン鳥栖243173213862-24
首位だった町田は札幌とスコアレスドロー。
広島は横浜FMを6-2で下して町田をかわして首位に浮上しました。
神戸は3位につけており、首位との勝ち点差はわずか1。
次節は、いよいよ広島と町田の直接対決、天王山です。
下位の方は、鳥栖はヴェルディに負けて最下位脱出ならず。
磐田は福岡と引き分け。
湘南はセレッソに敗北。なかなか上に行くことはできません。
優勝争いも残留争いも、最後までデッドヒートが続きそうです。

2024年9月19日木曜日

2024明治安田J1リーグ 第29節

024年9月18日(水

2024明治安田J1リーグ 第29節

名古屋グランパス 3 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:10, 083人(豊田スタジアム

台風のため延期となり、本日唯一のJ1リーグ戦。
今節は、アウェイで名古屋グランパスと対戦します。
なかなか上位へ浮上できない名古屋ですが、
新潟にとって名古屋は苦手とするクラブの一つです。
(オリジナル10のクラブはすべて苦手クラブといっても
過言ではありません…)
今季のホームでの第一戦は久しぶりに勝利しましたが、
今節も勢いに乗って勝利を掴みたいところです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、宮本選手。
サイドハーフは右に太田選手、左に長谷川元希選手。
ツートップは長倉選手と鈴木選手です。
シーズン途中加入ながら大車輪の活躍をみせている
橋本選手は、今節はベンチ外となりました。

試合序盤から、軽快に動く名古屋の選手に対して
新潟の選手は全員動きが重い印象です。
小島選手も含めて自陣でのパスミスも多く、
セカンドボールもほぼすべて名古屋に回収され、
球際の競り合いでも負けることが多く、
一方的に名古屋にボールを握られて
攻め込まれる展開となります。
そして前半15分、その流れのまま
クロスからいともたやすく失点。
この失点でスイッチが入ればいいのですが、
どうも今節の新潟の選手たちは覇気がなく、
前線の動きだしも悪く、
パスコースもみつからないまま
自陣でディフェンス陣がボールを奪われます。
前半44分、中盤でボールを失うと
そのままカウンターを許し、
痛恨の追加点を与えてしまいます。
前半は2-0での折り返しとなりました。

後半に入っても選手交代もなく、
前半と同じ展開でズルズルと時間だけが過ぎていきます。
後半10分には、デン選手が負傷してしまい
千葉選手と代わるアクシデント。
後半も終わりが近づくと名古屋もあまり前線へ人数をかけずに
新潟がボールを保持する時間も長くなり、
シュートまで持ち込むことも多くなりますが
シュートは枠外であったり、キーパーにセーブされたり、
今日はどうしてもゴールを割ることができそうにありません。
後半33分には、名古屋にトドメとなる
3点目を決められて万事休す。
最後まで攻め続けた新潟ですが、
名古屋の守備は硬く、無得点で試合終了。
今節は3-0の完敗でした。

今季ワーストといっていいほど、
ひどいゲームになってしまいました。
好調時からメンバーが代わったこともありますが、
パスコースを完全に封じながら
新潟のディフェンス陣にプレッシャーをかけてボールを奪い、
誰も追いつけないスピードをもつ
永井選手が攻守に渡って活躍する名古屋には
対抗する手段がなく、何もできなかったという印象です。
ここを乗り越えてどう上を目指していくか。
うやむやになっていた課題を突きつけられた感じです。

次節は9月22日(日)、ホームでヴィッセル神戸と戦います。
強敵が相手の連戦が続きますが、
逆に言えば苦手意識を打開するチャンスです。
新潟のサッカーでしっかり勝利が掴めるように、
頭を切り替えて戦っていきましょう。


2024明治安田J1リーグ順位表 (9月18日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア58301776462224
2サンフレッチェ広島563015114553025
3ヴィッセル神戸55301677472819
4鹿島アントラーズ49291478463610
5ガンバ大阪4829139732239
6東京ヴェルディ4430111183941-2
7横浜F・マリノス41291251249445
8FC東京4130118114142-1
9名古屋グランパス4030124143638-2
10浦和レッズ3928109943376
11アルビレックス新潟3930109114043-3
12セレッソ大阪382991193639-3
13アビスパ福岡3830911102833-5
14川崎フロンターレ37299101045423
15京都サンガF.C.3729107123546-11
16柏レイソル332989123444-10
17湘南ベルマーレ323088144046-6
18ジュビロ磐田312987143649-13
19北海道コンサドーレ札幌253067173457-23
20サガン鳥栖243073203860-22
本日は名古屋と新潟の一試合だけでした。
名古屋が上位に浮上し、新潟は11位に後退しました。
ここで勝利を掴めば一気に一桁順位まで行けていましたが…
残念です。今季、このような試合をことごとく落として
結局下位に沈むことになっている新潟。
チームとして大勝・連勝後の甘さのようなものが
払拭できるようになるとよいのですが。