2024年9月14日(土)
2024明治安田J1リーグ 第30節
アルビレックス新潟 3 vs. 1 湘南ベルマーレ
入場者数:21, 666人(デンカビッグスワンスタジアム)
ホームで迎える湘南ベルマーレとの大一番。
勝てば一桁順位も見えてくる一方で、
万が一敗れてしまうと再び残留争いに巻き込まれてしまう、
混戦の中での戦いです。
今季、このような試合でいつも勝ちきれずに
後退してしまっている新潟。
今節はホームでしっかり勝ち切って、
一桁順位目指して突き進んでほしいと思います。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、稲村選手、橋本選手。
ボランチは秋山選手、宮本選手。
サイドハーフは右に太田選手、左に谷口選手。
ツートップは長倉選手と小野選手です。
太田選手は久しぶりの復帰戦となりました。
最近スタメンが続いていたダニーロ選手は
松田選手、小見選手に続いて負傷してしまったようです。
序盤から湘南のプレスをかわして
湘南ゴールを攻め立てる新潟。
長短のパスを活かして湘南ゴールを脅かします。
そして前半8分、長倉選手のシュートのこぼれ球に
いち早く反応した小野選手がキーパーと交錯しながら
押し込むと、ゴール寸前に相手選手に
クリアされたかに見えましたが
これがゴールラインを割っていたようでゴールの判定。
好調の新潟が先制に成功します。
勢いづいた新潟は、
より前線からボールを奪いにくる湘南を
華麗なパス回しでかわし、
素早く前線へボールを運んで追加点を狙います。
しかし、決して急ぎすぎす、
かつ一瞬の隙を見逃さずに
時折ディフェンスラインから中央へ
刺すような縦パスが入ります。
そして前半32分、橋本選手がサイドから
ペナルティエリア内の長倉選手へ絶妙なパス。
これを、長倉選手が
キックフェイントで相手選手をかわしながら
冷静に流し込むという美しいプレーで、
新潟が前半のうちに追加点を奪います。
前半は2-0での折り返しとなりました。
後半、激しいプレーで新潟全体にプレスをかける湘南。
新潟はそのプレスに押されるかのように、
だんだんと自陣でのプレーが多くなります。
湘南にシュートシーンも作られるようになりますが、
なんとか凌いでいく新潟。
そして後半30分、カウンターから抜け出した谷口選手が
右足を振り抜いて得意のニアゾーンへ突き刺し、
3点目を奪います。
その直後、湘南のコーナーキックの際に
倒れ込んだ宮本選手の顔めがけてルキアン選手の蹴りが入り、
これがVARの結果、レッドカードとなり
3点リードの新潟が数的優位な状況となります。
こうなると、どうしても気が緩むのか
いつものプレーができなくなる新潟。
10人の湘南に押し込まれることが多くなり、
後半アディショナルタイム、
簡単にクロスをあげられると簡単に中央で合わせられ、
1点を献上してしまいます。
その後も勢いに乗る湘南にゴールを脅かされますが、
なんとか耐え抜いてタイムアップ。
今節は3-1での勝利となりました。
ホームでしっかり勝ち切って、
これで順位は10位に浮上しました。
次節は中3日で、9/18(水)に台風のため延期となった
アウェイでの名古屋戦を迎えます。
連戦が続きますが、ここで勝利を重ねれば逆に
一気に上位に浮上するチャンスです。
今の新潟ならば、どこが相手でも十分に勝利を狙えます。
とはいえ、勝利したり、大量リードしたり、
数的優位になったりするとどうしても気が緩むのか
思うようなゲームができなくなってしまう新潟。
次節は驕ることなく、謙虚な気持ちで勝利を目指しましょう。
ホーム勝利後のプラネタスワン!
これが夏のナイトゲームの何よりの見どころです!!
3連休の初日は晴れ間が広がり、
夜も非常に暑さを感じる日となりました。
湘南からも多くの観客がやってきました。
新潟が湘南相手にリーグ戦で勝つのは久しぶりです。
一方、首位に浮上した広島は鹿島に引き分け。
再び町田が首位に返り咲きました。
下位の方では、最下位に沈む鳥栖は川崎に競り負け。
札幌もヴェルディに敗北。
その中で、磐田は柏に勝利し、残留争いは混沌としています。
J1リーグは一部のチームを除いて残り8試合。
優勝争いも残留争いも、佳境を迎えています。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。