2020年2月24日月曜日

2020明治安田生命J2リーグ 第1節

2020年2月23日(日)
2020明治安田生命J2リーグ 第1節
ザスパクサツ群馬 0 vs.    3 アルビレックス新潟

入場者数:11,038人

新型コロナウイルスの全国的な蔓延が懸念される中、
今年も平年通りJリーグが開幕しました。
Jリーグからは観戦時のマスク着用、こまめな消毒液の使用が提案され、
今後の流れによっては無観客試合や延期も含めて検討する、とのことです。
選手のファンサービスについても、
新潟含め多くのクラブで中止となっています。
我々サポーターとしては、自分自身のためにはもちろんこと、
周囲の人やJリーグ関係者に感染させないためにも、
可能な限りの感染対策は整えた上で観戦に望みたいと思います。

今シーズンの開幕戦は、群馬とのアウェイゲームとなりました。
群馬は昨年J3リーグ2位でJ2リーグに久しぶりに復帰したクラブです。
今節は、新潟からも多くのサポーターが駆けつけて、
1万人を超す観客が集まりました。
新潟からは6,000人のサポーターが集まったとのことなので、
半分以上は新潟のサポーターということになります。
それだけ、多くのサポーターが
今シーズンの新潟に期待しているとのことだと思います。

注目の開幕節の予想フォーメーションは、4-4-2となりました。
選手については、ゴールキーパーは、小島亨介選手。
ディフェンスラインは、右から大本選手、マウロ選手、
舞蹴龍ジェームズ選手、堀米選手となりました。
中盤の下り目(ボランチ?ボランテ?ピボーテ?論争があり、
正確な言い方は分かりません☺️)のポジションは、
右に秋山選手、左にゴンサロ ゴンザレス選手。
サイドハーフは、右に高木選手、左にロメロ フランク選手。
前線は、右に渡邉新太選手、左にシルビーニョ選手となりました。
フォーメーション自体も変化していますが、
昨年の最終節と比べて6人が入れ替わった形になります。
アルベルト新監督のもとに、
どのようなサッカーを魅せてくれるか、注目です。

試合は、強風吹き荒れる中、新潟は風下でのキックオフとなりました。
立っているのも難しいような強風とのことで、
浮き玉は風に乗って跳ね返され、思うようにボールを扱うことができません。
それでも、前半は風上となった群馬に対しても
ほとんどチャンスを作らせることはさせません。
前半の途中からは、浮き玉ではなく低くて早い弾道を狙うようになり、
少しボールが回り始めるようになります。
前半はお互い決定的なチャンスもなく、0-0での折り返しとなりました。

後半、風上にたった新潟は、猛攻撃をしかけます。
キャンプで培った連動プレーで、守備を固める群馬を崩しにかかります。
決定的な場面を決め切ることができず、時間がどんどん過ぎていく中、
後半82分、ようやく待望の今シーズン初ゴールが生まれます。
堀米選手のフリーキックが相手選手に一度弾かれたところを、
落下点にいた渡邉新太選手がダイレクトで右足を一閃。
美しい弧を描いたシュートが群馬のゴールネットに突き刺さり、
新潟が先制点を奪います。
その後、反撃に出る群馬に対して、新潟のカウンターが炸裂します。
後半86分、ファビオ選手のシュートのこぼれ球を、
拾った渡邉新太選手が折り返し、
これをロメロ フランク選手が決めて2点目。
後半88分には、新潟のクリアボールが前線のファビオ選手に渡り、
圧倒的なスピードで抜け出したファビオ選手が
豪快なシュートをゴールに突き刺し、3点目。
その後も、群馬相手にほとんどシュートを打つ機会すら与えず、試合終了。
今節は、0-3での勝利となりました。

前半はお互いシュートも少なく、もどかしい展開でしたが、
前半は風下になった新潟は
「前半は耐え忍んで、風上となる後半に勝負をかける」と
割り切っていたものと思います。
まだまだチームは発展途上とは思いますが、
その中でも勝ち点3を得ることができたのは大いに評価できることです。
新潟は今季、改革の年を迎えています。
実践の中で、勝ち点を積み重ねていきながら、
更にチームとしての精度を高めていくことができれば、
それ以上喜ばしいことはありません。
次節は、3月1日(日)、アウェイで松本山雅FCと対戦します。
ホーム開幕戦は、3月7日(土)、ジェフユナイテッド千葉と対戦します。
今年の新潟に期待して、応援していきたいと思います。

アルビレックス新潟公式サイト 第1節

2020明治安田生命J2リーグ順位表 (2月24日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1アルビレックス新潟31100303
1徳島ヴォルティス31100303
3ジュビロ磐田31100202
4大宮アルディージャ31100211
4松本山雅FC31100211
6ジェフユナイテッド千葉31100101
6ファジアーノ岡山31100101
6レノファ山口FC31100101
6アビスパ福岡31100101
6V・ファーレン長崎31100101
11FC町田ゼルビア11010000
11ヴァンフォーレ甲府11010000
13水戸ホーリーホック0100112-1
13愛媛FC0100112-1
15栃木SC0100101-1
15ツエーゲン金沢0100101-1
15京都サンガF.C.0100101-1
15ギラヴァンツ北九州0100101-1
15FC琉球0100101-1
20モンテディオ山形0100102-2
21ザスパクサツ群馬0100103-3
21東京ヴェルディ0100103-3
第一節が終了しただけですが、新潟が徳島と並んで首位タイ!
まだ始まったばかりですが、願わくばこのまま最終節も
この位置でシーズンを終えたいものです。