2018年6月25日月曜日

2018明治安田生命J2リーグ 第20節

2018年6月24日(日)
2018明治安田生命J2リーグ 第20節
FC町田ゼルビア 0 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:5009人(町田市立陸上競技場)

夏至も通り過ぎ、本日は全国的に気持ち良い快晴が広がりました。
本日は、町田で第20節が開催されます。
前節は甲府相手に1-5の大敗を喫した新潟。
町田は第19節終了時点で3位と勢いに乗っているチームですが、
いい意味で切り替えて、得意のアウェイで勝ち点3を獲得したいところです。

本日の新潟のフォーメーションは、4-1-4-1と前節より変更を加えてきました。
キーパーは不動のアレックス・ムラーリャ選手、
センターバックには広瀬選手と富澤選手、
左サイドバックには出場停止明けの安田選手、
右サイドバックには原輝綺選手が入りました。
ディフェンスラインと中盤の間、
アンカーのポジションには柳育崇選手が入りました。
柳選手はルヴァンカップで出場し実力を発揮し、
これがリーグデビュー戦となります。
中盤は右から渡邉新太選手、戸嶋選手、加藤選手、河田選手で構成されました。
ワントップは、ターレス選手です。
今季の新潟の課題は、何としてもセットプレー対策です。
W杯本大会開催前は前評判の悪かった日本代表も、
短期間で守備を立て直して世界の強豪相手に戦えるチームを作ってきました。
岡田武史元日本代表監督も、
「攻撃は短時間では修正できないが、守備は短時間でも修正できる」
と言います。
そして、その言葉通り、岡田さんは守備力を鍛え上げてW杯で
素晴らしい結果を残しました。
新潟も、短時間でも守備力を鍛えていってもらいたいところです。

試合は、前半開始直後から町田が猛攻を仕掛ける展開となりました。
新潟は防戦一方となり、ボールの奪いどころもなくクリアするのが精一杯なので、
相手陣内にボールを運ぶことすらできません。
それでも町田の最後のフィニッシュのところの精度に助けられたこともあり、
前半は0-0での折り返しとなりました。
新潟が前半に放ったシュートの数は、ゼロ。
ターレス選手も、守備で体力を大幅に削られてしまいました。
ハーフタイムでどこまで修正できるでしょうか。

後半に入っても、流れは大きく変わることはありませんでした。
町田もセンタリングの質やシュートの精度で得点をあげることができず、
試合は0-0のまま時間だけが過ぎていきます。
後半終了間際、疲れ果てた町田選手の攻撃力が少し鈍り、
新潟が数本シュートを打つことができましたが
シュートを枠内に飛ばすこともできずタイムアップ。
4連敗中のように、枠内シュートゼロでのスコアレスドローとなりました。
セットプレーでの得点を許さなかったという点は評価されますが、
こんな展開で勝ち点1を取れたことは、僥倖とすら思えます。

W杯で日本中が盛り上がっている中、比べるのも問題があるかもしれませんが
盛り上がりに欠ける試合だったと言わざるを得ません。
新潟は、このようなサッカーを続けていたら観客は減り続ける一方だということを
いい加減に真摯に受け止める必要があります。
今日も日曜日のナイトゲームにも関わらず
1000人以上のサポーターが集まってくれました。
こんなチームはJ2においては数チームしかありません。
多くのサポーターが未だに応援してくれていることに感謝しつつ、
そんなサポーターに惨めな思いをさせないように、
チームスタッフ・選手一同もっと奮起してもらいたいと思います。

次節は、6月30日(土)、ホームで水戸ホーリーホックと対戦します。
次戦こそ、ホームチームの意地をみせてもらいたいところです。

アルビレックス新潟公式サイト 第20節

順位チーム勝点試合得失
1大分トリニータ40201244382513
2レノファ山口FC3920116337289
3FC町田ゼルビア36201064332310
4アビスパ福岡3520105527198
5松本山雅FC322088429218
6横浜FC322088425250
7大宮アルディージャ312094730237
8ファジアーノ岡山301986520155
9モンテディオ山形302086626242
10東京ヴェルディ291978426188
11FC岐阜292085727216
12ヴァンフォーレ甲府2719766311912
13アルビレックス新潟25207492225-3
14ジェフユナイテッド千葉25207493438-4
15水戸ホーリーホック242073102025-5
16ツエーゲン金沢23196582123-2
17徳島ヴォルティス222064101721-4
18ロアッソ熊本222064102435-11
19栃木FC202055101830-12
20京都サンガF.C.152043131732-15
21カマタマーレ讃岐152036111431-17
22愛媛FC142035121227-15

2018年6月21日木曜日

2018明治安田生命J2リーグ 第17節

2018年6月20日(水)
2018明治安田生命J2リーグ 第17節

アルビレックス新潟 1 vs.    5 ヴァンフォーレ甲府

入場者数:8614人

本日の新潟は朝から激しい雨が降り続く日になりました。
本日は、甲府のルヴァンカップでの勝ち上がりを理由に延期となっていた
第17節が開催されました。
本日は、平日のナイトゲームになります。

ヴァンフォーレ甲府は上野展裕監督の新体制になってから
4勝1分1敗とチーム状況は上向いています。
特筆すべきはその攻撃力です。
甲府といえば元々安定した守備力がありましたが、
得点に苦しむ状況が続いていました。
それが最近の6試合では17得点と大爆発しており、
1試合で3得点近いペースです。
それを牽引しているのは、小塚和季選手です。
小塚選手は新潟県見附市出身で、帝京長岡高校出身です。
高校卒業後はアルビレックス新潟に所属しましたが、
なかなか結果を出すことはできず、
今シーズンから甲府へ完全移籍しています。
甲府では新しい司令塔として、
ゴールにアシストに大活躍しており、
相手チームの脅威となっています。
今節は、小塚選手を中心とした甲府の猛攻を凌ぐことができるか、注目です。

新潟のフォーメーションは4-4-2。
センターバックには怪我をしたソン・ジュフン選手に代わって大武選手が入り、
左サイドバックには渡邊泰基選手が入り、
右サイドバックには原輝綺選手が入りました。
前節、前半で負傷した広瀬選手はサブに入っています。

試合は、開始直後に動きます。
甲府のショートコーナーに対応することができず、
前半2分、新潟は早々にビハインドを背負う展開となりました。
その後は新潟がボールを保持しますが、
守備を固める甲府相手にシュートを打つこともできません。
そして、33分、35分、42分と立て続けに失点します。
1点目、3点目、4点目は全てコーナーキックからの失点であり、
甲府のコーナーキックは全てゴールにつながるような展開です。
甲府の2点目・3点目は古巣対戦となる小塚和季選手のゴールでした。
前半は4-0での折り返しとなります。
結局、前半は新潟が攻め続けながら新潟のシュートは0本でした。
前半で勝負が決するような展開となり、
ハーフタイムには帰宅する新潟のサポーターもちらほら見受けられました。

後半開始直後から、新潟は田中達也選手を投入して攻勢に出ます。
そして後半48分、ターレス選手のヘディングで1点を返します。
その後も攻め続けますが、 甲府の守備陣を崩すことができません。
逆に、後半78分、道渕選手にJリーグ初ゴールとなる
素晴らしいシュートを決められて、終戦。
本日のホームゲームは、1-5で甲府の勝利となりました。

依然として、ホームでは3月以降3ヶ月勝ち星がありません。
本日は平日ナイターの雨のゲームということもありますが、
ついにリーグ戦の観客数が1万人を切りました。
このような試合を続けていれば、観客数は減り続ける一方でしょう。
冗談まじりに、すべてアウエーゲームでいいから勝ってくれと言うサポーターもいます。
とにかくホームでこのような無様なゲームをしているうちは、
いくら無料招待券を配ったところで観客数が増えるわけがありません。
監督の交代も含めて、守備力を強化するにはどうすればよいか、
しっかり考えて欲しいと思います。

次節は、6月24日(日)、相手はFC町田ゼルビアです。
次のホーム戦は、6月30日(土)、 相手は水戸ホーリーホックです。
今のJ2リーグにおいて、新潟が勝ち星を計算できる相手などいません。
今後も、すべて難しいゲームになるとは思いますが、
とにかく目の前の一戦に集中して、なんとか逆境を跳ね除けて欲しいところです。

アルビレックス新潟公式サイト 第17節

順位チーム勝点試合得失
1レノファ山口FC3819115335269
2大分トリニータ37191144372512
3FC町田ゼルビア35191054332310
4アビスパ福岡3519105427189
5松本山雅FC311987425196
6ファジアーノ岡山301886420146
7横浜FC29197842425-1
8FC岐阜281984725196
9大宮アルディージャ281984727234
10ヴァンフォーレ甲府2718765311813
11モンテディオ山形271976623221
12東京ヴェルディ261868423185
13ジェフユナイテッド千葉25197483234-2
14アルビレックス新潟24197392225-3
15ツエーゲン金沢22186482123-2
16徳島ヴォルティス22196491518-3
17水戸ホーリーホック211963101925-6
18ロアッソ熊本211963102435-11
19栃木FC20195591827-9
20京都サンガF.C.151943121729-12
21愛媛FC141935111226-14
22カマタマーレ讃岐121926111331-18