2018年9月24日月曜日

2018明治安田生命J2リーグ 第34節

2018年9月23日(日)
2018明治安田生命J2リーグ 第34節
水戸ホーリーホック 0 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:7110人(ケーズデンキスタジアム水戸)

前節は後半ロスタイムに本間至恩選手の見事なシュートが決まり、
二連勝を成し遂げた新潟。
今節は、アウェイで水戸ホーリーホックとの対戦となります。
1日でも早く残留争いから抜け出したい新潟に対し、
プレーオフ圏に食い込む可能性を十分残している水戸。
格上の水戸に対し、昇り調子である新潟がどこまで善戦することができるか。

今節の新潟のメンバーは、前節と同じ。
サブメンバーによるトレーニングマッチ等も良い結果が出ておらず、
今のスタメンとサブのメンバーとの間には
少し実力やモチベーションに差を感じるような、
それが今の新潟の現状です。

試合は前半序盤から、球際の争いが激しいぶつかり合いとなります。
チャンスを多く作り出しているのは、水戸。
新潟のパス回しやクロスをことごとく潰し、
何度も新潟のゴールに襲い掛かりますが、
ゴールポストに助けられたこともあり得点は生まれません。
対する新潟も、前線からのプレスでボールを奪い、
ショートカウンターからチャンスを作り出し、
ゴールバー直撃のシュート等もありますが
水戸からゴールを奪うことはできません。
前半は水戸優勢ではあるものの、0-0での折り返しとなります。

後半も、流れとしては同じ。
水戸が激しく圧力をかけて新潟のゴールを脅かしますが、
そこに立ちはだかったのはアレックス・ムラーリャ選手。
水戸の決定的なシュートをことごとく跳ね返し、
水戸にゴールを与えません。
ほぼ一方的に攻め続けられる中、なんとか
アレックス・ムラーリャ選手の頑張りで耐え忍んでいた新潟ですが、
後半80分、ついに試合が動きます。
決めたのは、途中出場の矢野選手でした。
我慢し続けていた新潟が先制点を奪い、
これが3試合連続の先制点となりました。
その後、試合は激しさを増し、
相手選手のキックを顔面で受けた原選手が出血することもありましたが、
アレックス・ムラーリャ選手を中心に守備陣がしっかり守りきり、
1-0で新潟の勝利となりました。
新潟は、これで今季初の3連勝となりました。

内容は確実に水戸の方が良かっただけに、
このような試合を勝ち切れたことはチームにとって
とても大きなものだと思います。
J2残留が決まるまで、あともう少し。
なんとか今季は1日でも早くJ2残留を果たし、
来季でのJ1復帰に向けた準備を進めていきたいところです。

次節は9月29日(土)、再びアウェイでファジアーノ岡山と対戦します。
次のホーム戦は、10月6日(土)、カマタマーレ讃岐と対戦します。
今季は残り全ての試合で勝利を掴み取るよう、
引き続き応援していきましょう。

アルビレックス新潟公式サイト 第34節

順位チーム勝点試合得失
1松本山雅FC643418106473017
2FC町田ゼルビア613317106523616
3大分トリニータ603418610613922
4横浜FC593416117513813
5大宮アルディージャ573417611553916
6アビスパ福岡57331698473314
7東京ヴェルディ573415127483513
8徳島ヴォルティス543416612473215
9モンテディオ山形493413101140400
10ファジアーノ岡山48341391234340
11水戸ホーリーホック47341381338353
12ヴァンフォーレ甲府45341291350419
13レノファ山口FC45331112105258-6
14栃木SC4434128143441-7
15ツエーゲン金沢433411101340400
16ジェフユナイテッド千葉4234126166063-3
17アルビレックス新潟3934116173849-11
18愛媛FC3934109153043-13
19FC岐阜333496193853-15
20京都サンガF.C.283377192949-20
21ロアッソ熊本273476214165-24
22カマタマーレ讃岐263468202463-39

2018年9月17日月曜日

2018明治安田生命J2リーグ 第33節

2018年9月15日(土)
2018明治安田生命J2リーグ 第33節
アルビレックス新潟 2 vs.    1 ツエーゲン金沢

入場者数:15011人

前節は、大量得点・無失点という素晴らしい結果で
久々のホームでの勝利を掴みとり、
上昇気流に乗ってきたことを感じさせる新潟。
今節も、ホームにツエーゲン金沢を迎えての一戦になります。
ツエーゲン金沢の監督は、
新潟の元監督である柳下正明監督。
前回の戦いでは柳下監督はベンチ入り禁止処分を受けていたため、
柳下監督率いる金沢とは今季は今節が初めての対戦となります。
柳下監督の元でデビューを果たし、
今は新潟の右サイドバックに定着しつつある川口選手も、
胸に熱い思いを秘めて臨む一戦になりそうです。

今節の新潟のメンバーは、前節と同じ顔ぶれとなりました。
川口選手、渡邊泰基選手、広瀬選手、大武選手の
ディフェンスラインは非常に安定しており、
最近は「大量失点癖」が改善されつつあります。
リザーブメンバーについては、
怪我の伊藤優汰選手に代わって、
「新潟の至宝」と言われる18歳の本間至恩選手が入りました。
本間選手は新潟県村上市出身の、ユース育ち。
ルヴァンカップで出場を果たし、
J1のチーム相手にも存分にその実力の片鱗を魅せていました。
本日は、そんな本間選手のリーグ戦デビューとなるかにも注目です。

試合は、戦前の予想通り球際での争いが激しい試合となりました。
柳下監督の元、金沢は激しくプレッシングを行い、
またボールを奪われても攻守の切り替えが早く、
お互いが中盤でボールを奪い合ってチャンスを作る展開が続きます。
そんな中、試合は前半のうちに動きます。
前半23分、河田選手の抜け出しから中央にクロスが入り、
相手キーパーが弾いたところを渡邉新太選手が
体ごと突っ込んでボールをゴールへと押し込み、
新潟が2試合連続で先制点奪取に成功します。
得点直後の失点は何としても避けたいところでしたが、
前半26分、コーナーキックからフリーでヘディングを合わせられて、
すぐさま同点に戻されます。
得点直後の失点は今季特に目立っており、大きな課題の一つでしょう。
前半はそのまま、1-1での折り返しとなります。

後半も、お互いが激しくボールを奪い合い、
攻守の切り替えが早く、一進一退の展開が続きます。
両チームとも選手交代を駆使し、勝ち越しを狙います。
新潟は、後半80分、渡邉新太選手に代わって本間至恩選手が投入されました。
本間選手にとって、リーグ戦デビューとなりました。
本間選手は、投入直後に渡邊泰基選手に絶妙なスルーパスを通し、
スタジアムを沸かせます。
そして後半ロスタイム。
本間選手が、ビッグスワンを歓喜の波に包み込みました。
相手ペナルティエリアの前で、カウエ選手が粘って本間選手へボールをつなぎ、
これを本間選手が中央へ切り込んで右足を一閃。
放たれたボールは美しい軌道を描いて金沢ゴールに吸い込まれていきました。
そして、試合終了。
試合は2-1で新潟の勝利となり、新潟は2連勝となりました。

「新潟の至宝」と呼ばれていた本間至恩選手ですが、
リーグ戦デビューで決勝点を奪うという、
素晴らしい仕事をやってのけました。
将来的には日本代表を背負う逸材になるかもしれない、
そんな期待まで感じさせてしまいます。

次の試合は、9月23日(日)、アウェイで水戸ホーリーホックと対戦します。
次のホーム戦は、10月16日(土)の讃岐戦になります。
今季の試合も残りわずか。
J2残留、そして一つでも順位を上にもっていけるよう、
連勝街道を突き進んでいきましょう。


試合開始前には被災した北海道に対する横断幕が掲げられました。


今節は、今季最後のナイトゲームとなりました。


金沢からも、多くのサポーターが駆けつけました。

アルビレックス新潟公式サイト 第33節

順位チーム勝点試合得失
1松本山雅FC613317106453015
2FC町田ゼルビア60321796513516
3大分トリニータ573317610583820
4東京ヴェルディ563315117473413
5横浜FC563315117503812
6大宮アルディージャ543216610533815
7アビスパ福岡54321598443113
8徳島ヴォルティス533316512463115
9ファジアーノ岡山48331391134322
10モンテディオ山形48321391039381
11水戸ホーリーホック47331381238344
12レノファ山口FC4532111295155-4
13ジェフユナイテッド千葉4233126156062-2
14栃木SC4133118143241-9
15ツエーゲン金沢40331010133940-1
16ヴァンフォーレ甲府39321091347416
17愛媛FC3933109142840-12
18アルビレックス新潟3633106173749-12
19FC岐阜323395193752-15
20京都サンガF.C.283277182947-18
21ロアッソ熊本273376204163-22
22カマタマーレ讃岐253267192360-37