2019年7月29日月曜日

2019明治安田生命J2リーグ 第24節

2019年7月27日(土)
2019明治安田生命J2リーグ 第24節
アルビレックス新潟 4 vs.    0 FC琉球

入場者数:14,088人

新潟を含む北陸地方は梅雨明けが発表され、
蒸し暑い日が続いております。
本日も、気温も湿度も高い一日となりました。
今節は、ホームでFC琉球と対戦します。
前回の初対戦では琉球のホームで
内容も結果も完敗だった新潟。
今のチーム状態で琉球相手にどこまでやることができるか、注目です。

一週間で三連戦を戦うことになる新潟。
メンバーを若干変更してくる可能性も示唆されておりましたが、
今節は、前節と同じメンバーとなりました。

試合は序盤から動きます。
前半7分、高木選手のクロスが
レオナルド選手と相手ゴールキーパーを含めた相手選手との競り合いとなり、
このボールが琉球のゴールへ吸い込まれ、
結果的にオウンゴールという形で新潟に待望の先制点が生まれます。
その後、新潟はレオナルド選手・フランシス選手を中心に
追加点を狙っていきます。
一方、開始早々にビハインドを背負うことになった琉球も、
効果的なクロスを供給して新潟のゴールを脅かします。
そして前半44分、試合を動かしたのは再び新潟でした。
フランシス選手が琉球のペナルティエリアへ侵入したところを
相手ゴールキーパーが倒してしまい、これがPKの判定となります。
キッカーは、レオナルド選手ではなくフランシス選手。
これをきっちり決めて、前半終了間際に
新潟が追加点を奪います。
前半は2-0での折り返しとなりました。

後半も開始早々、試合が動きます。
動かしたのはまたしても新潟でした。
後半2分、フリーキックから最後はフランシス選手が頭で流し込み、
新潟が3-0と突き放します。
久々にビッグスワンスタジアムにこだまする、
「蹴っちらせ!」の大声援。
その後は攻勢を強める琉球相手に何度か決定機を与えますが、
今節の琉球はどうしても新潟のゴールを割ることができません。
大谷選手のビッグセーブもあり、
琉球のシュートはことごとく大谷選手の手の中に収まります。
そして後半46分、この試合を締めくくるような形で
フランシス選手がハットトリックとなる3点目を奪います。
スタジアムには「アイシテルニイガタ」が鳴り響き、
ボルテージは最高潮です。
そして、守備陣は最後まで琉球相手にゴールを許さず、タイムアップ。
今節は4-0で新潟の勝利となりました。

大差がついた試合にはなりましたが、
新潟が一方的に攻めていたわけではありません。
琉球にも何度も得点のチャンスはありました。
今節は、「決定力」というところで
勝利をつかむことができたというところでしょう。
フランシス選手とレオナルド選手の調子も良く、
トップ下に位置する高木選手も攻守の貢献度が高く、
今の新潟の攻撃力はJ2屈指といってもよいと思います。
一方、守備面では失点も多く心配な状況が続いていました。
そんな中、今節は琉球のミスに助けられた部分もあるものの
無失点に抑えることができたのは大きな収穫ではないでしょうか。

次節は、7月31日(水)、アウェイでFC町田ゼルビアと対戦します。
次のホーム戦は、8月4日(日)、徳島ヴォルティスと対戦します。
夏場の三連戦で、非常に苦しい時期ではありますが、
上位に上がっていくためには連勝しかありません。
この調子で、順位を一つでも上にあげられるよう
頑張って行って欲しいです。

アルビレックス新潟公式サイト 第24節

順位チーム勝点試合得失
1京都サンガF.C.46241374362313
2柏レイソル46241374271611
3水戸ホーリーホック432411103301713
4モンテディオ山形43241275271611
5大宮アルディージャ42241194342014
6ファジアーノ岡山4024117631283
7横浜FC3824115836288
8V・ファーレン長崎3724114933285
9ヴァンフォーレ甲府3624106835269
10ツエーゲン金沢35248115291811
11東京ヴェルディ352498733321
12徳島ヴォルティス342497828262
13アルビレックス新潟332496937307
14FC琉球282477103339-6
15レノファ山口FC272476113738-1
16ジェフユナイテッド千葉27246992836-8
17FC町田ゼルビア252467112036-16
18愛媛FC232465132030-10
19アビスパ福岡212456132339-16
20鹿児島ユナイテッドFC202362152135-14
21栃木SC202448121934-15
22FC岐阜162344152143-22

2019年7月22日月曜日

2019明治安田生命J2リーグ 第23節

2019年7月20日(土)
2019明治安田生命J2リーグ 第23節
レノファ山口FC 2 vs.    2 アルビレックス新潟

入場者数:3,662人(維新みらいふスタジアム)

本日の西日本は、台風が近づいていることもあり大荒れの天気となりました。
そんな中、新潟の試合は予定通り行われることとなりました。
今節は、アウェイでレノファ山口FCと対戦します。
新潟が上位を伺うところで、絶対に勝利が求められる試合です。

新潟のメンバーは、前節は無得点での敗北となりましたが、
今節も前節と同じメンバーとなりました。

今節の舞台となった維新みらいふスタジアムは、
風雨も強く、ピッチも大量の水を含んだ状態となりました。
選手が走るたびに水は跳ね、
ボールはすぐ水で止まり、パスもドリブルも通じません。
そんな中、両チームともとにかくボールを前に進める戦略で
得点を狙います。
前半、ボール保持は新潟が優勢となります。
なんとか相手ゴール前にはボールを運びますが、
ゴールを奪うまでには至りません。
山口も新潟のゴールを脅かすことはできず。
前半は0-0での折り返しとなりました。

後半も、お互いにとにかくボールを回収したら
前へと蹴り出す展開となります。
そして、後半3分、先制点が生まれます。
決めたのは山口の方で、コーナーキックからでした。
新潟はまたしても課題のセットプレーからの失点で、
三試合連続での先制点献上となりました。
失点した新潟ではありますが、
レオナルド選手、フランシス選手を中心に攻め続けます。
そして、後半11分、相手ゴール前でボールを受けた
レオナルド選手が相手キーパーを越す
芸術的なループシュートを放ち、
新潟が同点に追いつきます。
その後も、お互いが勝ち越しを狙う展開となります。
雨脚は弱まる気配もなく、より一層ピッチに激しい雨が叩き付け、
ピッチ内にはますます水がたまっていきます。
そして、後半31分、再び相手ゴール前でボールを受けた
レオナルド選手が美しいシュートを放ち、
新潟が逆転に成功します。
その後、交代で入った矢野選手を中心に、
ボールをキープして何とか時計の針を進めていきますが、
水たまりのピッチの中、思うようにキープすることができません。
何とか耐えていた新潟ではありますが、
後半48分、自陣ゴール前でスクランブルとなってしまい、
相手のシュートが最終的にはフランシス選手にあたり、
これが新潟のゴールへ吸い込まれ、
後半ロスタイムに同点に追いつかれます。
そして、タイムアップ。
大荒れの中、行われた試合は、2-2での痛み分けとなりました。

悪天候の中、また非常に足元が不安定な中、
戦い続けた選手たち、そして集まったサポーターには、
拍手を送りたいと思います。
山口の選手・サポーターも含め、お疲れさまでした。
試合結果については、勝ち点3が目前に迫っている中で
試合終了直前に勝ち点2を失ってしまった状況は悔しいですが、
その前に今節もセットプレーから失点し、
そして三試合連続で先制点を献上している状況を
考えなくてはいけません。
ピッチ状況を考えてシンプルな攻撃を組み立てて、
そこから2点をあげることができたということで、
攻撃の面は大いに評価されるものでしょう。
特に、今節2得点を決めたレオナルド選手は、
2点とも非常に技術の高いシュートであり、
ようやく昨年のJ3得点王が波に乗ってきた印象があります。
その中で、「レオナルド選手が2点取ったにも関わらず、
セットプレーからの失点で勝つことができなかった」ということは
非常にもったいないです。

次は、7月27日(土)、ホームでFC琉球と対戦します。
何とか「セットプレーからの失点癖」を乗り越えて、
一つでも順位を上にあげられるように頑張って欲しいです。

アルビレックス新潟公式サイト 第23節

順位チーム勝点試合得失
1京都サンガF.C.43231274342212
2柏レイソル43231274251510
3水戸ホーリーホック42231193291613
4モンテディオ山形4023117524159
5大宮アルディージャ39231094332013
6ファジアーノ岡山3723107629272
7ヴァンフォーレ甲府36231067342410
8横浜FC3523105833276
9V・ファーレン長崎3423104931274
10徳島ヴォルティス342397727234
11ツエーゲン金沢3223711527189
12東京ヴェルディ322388732320
13アルビレックス新潟302386933303
14FC琉球28237793335-2
15レノファ山口FC2723761037370
16ジェフユナイテッド千葉27236982733-6
17FC町田ゼルビア252367102035-15
18愛媛FC232365122028-8
19鹿児島ユナイテッドFC202262142033-13
20栃木SC202348111832-14
21アビスパ福岡202355132238-16
22FC岐阜162244142041-21