2019明治安田生命J2リーグ 第21節
アルビレックス新潟 2 vs. 1 大宮アルディージャ
入場者数:17,007人
本日は雨も降らず、夜には少し気温も下がって
過ごしやすい日となりました。
今節は、ホームで大宮アルディージャと対戦します。
調子が上がってきた新潟が
強豪大宮相手にどこまで通用するか、注目です。
今節の新潟のメンバーは、
ディフェンスラインが右から
新井選手、岡本選手、大武選手、渡邊泰基選手となりました。
岡本選手はリーグ戦連続スタメンとなり、
渡邊泰基選手は先日の天皇杯に続くスタメンで、
リーグ戦は久しぶりの先発となりました。
中盤から前線にかけては、調子がよいこともあり
固定された印象です。
試合開始前には、
2018シーズンに新潟に所属し、先日急逝された
ターレス選手に対する黙祷が行われました。
大型ビジョンではターレス選手の新潟所属時の全ゴールが映し出され、
スタンドではターレス選手に対する横断幕も掲げられました。
今節、新潟の選手は喪章を付けてプレーします。
試合は、大宮がボールを保持する展開が続きます。
なんとか攻撃を防いでいた新潟ですが、
前半17分、サイドからの素早く鋭いクロスを
中央でシモビッチ選手に綺麗に合わせられ、
前節に続いて追いかける展開となります。
前半のうちに追いつきたい新潟は
レオナルド選手とフランシス選手を中心に攻め込みます。
そして前半32分、サイドから高木選手の絶妙なクロスがあげられ、
これをレオナルド選手が相手選手2人に囲まれながらも
頭でゴールに押し込み、前半のうちに同点に追いつきます。
前半終了間際には自陣近い位置で
フリーキックを与えることもありましたが、
勝ち越しを許すことなく、前半は1-1での折り返しとなります。
後半、お互いに球際が激しく、
攻守の入れ替わりが激しい展開となります。
勝敗を分けたところの一つとして、
カウエ選手が大宮の攻撃をことごとく中盤で潰しては
素早い攻撃へとつなげていたことがあげられるでしょう。
カウエ選手は、本日の対戦相手である大宮から移籍してきました。
特別な思いもあってか、いつも以上に安定したパフォーマンスで
大宮に攻撃の隙を与えません。
そして後半14分、勝ち越しゴールはそのカウエ選手のパスから生まれました。
中盤でボールを回収したカウエ選手は、
相手ディフェンスラインの裏に浮き玉のクロスをあげます。
ここに絶妙なタイミングで飛び出してきたフランシス選手が飛び込み、
新潟が逆転に成功します。
その後は大宮が猛攻をしかけ、
ゴールキーパーの大谷選手との1対1を作り出されるようなこともありましたが
ゴールを許すことなく、時計の針は進みます。
交代で入った矢野選手も含めて、
新潟の選手たちの体を張ったディフェンスで
大宮のシュートをことごとく跳ね返します。
スタジアムは今季一番の一体感で、新潟の選手を後押しします。
長く感じられた後半ロスタイムも必死に守り続け、
そして待ちに待った試合終了のタイムアップ。
大宮相手に、2-1での逆転勝利を掴むことができました。
新潟は、これで2連勝。
しかも、初めて自分たちよりも上位のチームに勝てたことは、
非常に自信になるものと思います。
これでJ2リーグは半分の日程を消化し、折り返し点となりました。
折り返しの時点で勝ち点29は昇格を目指すには厳しいところはありますが、
メンバーを固定できず、得点を奪う空気すら感じなかった前半と比べたら
今は明らかに調子は上に向いています。
まだまだ長いJ2リーグ。
今は上位にいるチームも決して安心することはできません。
新潟は次節もホームで7月13日(土)、横浜FCと対戦します。
一つ一つの勝利を積み重ねていき、
一つでも上の順位にいけるよう、頑張って行って欲しいです。
勝利時にみんなでペンライトをオレンジやブルーに光らせる
「プラネタスワン」は、人気となっています。
試合開始前には、スタジアムに西日が差し込んでいました。
大宮からも、多くのサポーターが駆けつけました。
アルビレックス新潟公式サイト 第21節
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