2019年4月29日月曜日

2019明治安田生命J2リーグ 第11節

2019年4月28日(日)
2019明治安田生命J2リーグ 第11節
水戸ホーリーホック 0 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:9,023人(ケーズデンキスタジアム水戸)

今年は天皇退位・即位による祝日が重なり、
10連休となっているゴールデンウィークに突入しました。
本日は、アウェイで水戸と対戦します。
水戸は、堅固な守備を武器に首位を走っている強豪です。
吉永新監督のもと攻撃力を磨いている新潟ですが、
首位水戸相手にどこまで通用するか、注目です。

新潟のメンバーは、前節と同じ。
センターバックは本日も広瀬選手と大武選手が入り、
左サイドバックは新井選手です。
ワントップはレオナルド選手で、
トップ下にシルビーニョ選手が入る4-2-3-1のフォーメーションです。

試合は、前半序盤は
水戸のボール奪取力・セカンドボール回収力に押され、
新潟は防戦一方の展開となります。
なんとかボールを回収して前線にボールを送っても、
前線でボールが収まらず、攻撃を組み立てることができません。
それでも何とか劣勢な時間帯を守りきると、
その後は新潟が自陣でボールを回して水戸のプレスをかわし、
シュートチャンスも演出することができるようになります。
新潟も水戸もお互いチャンスは作り出すものの得点は生まれず、
前半は0-0での折り返しとなりました。

後半も、一進一退の攻防が続きます。
新潟は、交代選手として加藤大選手を下げて
矢野選手、フランシス選手、本間至恩選手を投入するなど、
何とか1点を奪いにいきます。
しかし、フランシス選手のミドルシュートは
相手ゴールキーパーのビッグセーブに阻まれたり、
どうしても水戸の強固な守備を崩すことができません。
一方、水戸もカウンターから決定的な得点機を作り出しますが、
ゴールネットを揺らすことはできず。
どちらに点が入ってもおかしくない展開でしたが、
お互い集中して得点を許すことはせず、
試合は0-0で終了となりました。

これで、新潟は4試合連続での引き分けとなりました。
今節は特に首位水戸のホームでの試合であり、
「大健闘」と言えるのかもしれませんが、
J1復帰を本気に目指すのであれば
どんな相手でも勝ち点1で満足できるわけがありません。
次節は、5月4日(土)、ホームでレノファ山口FCと対戦します。
ゴールデンウィークで、子供たちを対象にした
イベントも多く行われます。
子供たちに最高のプレゼントとなるのは、ホームでの勝利です。
次節こそ、勝ち点3を奪い取れるよう、
引き続きチームには頑張って欲しいと思います。

アルビレックス新潟公式サイト 第11節

順位チーム勝点試合得失
1水戸ホーリーホック23116501248
2モンテディオ山形21116321376
3大宮アルディージャ21116321385
4ヴァンフォーレ甲府20115511688
5柏レイソル1911542954
6ツエーゲン金沢18115331789
7FC琉球171145217134
8ファジアーノ岡山161144314131
9京都サンガF.C.1611443981
10V.ファーレン長崎151143411101
11アルビレックス新潟141135313112
12横浜FC141142511110
13FC町田ゼルビア1411425814-6
14徳島ヴォルティス13113441213-1
15愛媛FC1211335911-2
16東京ヴェルディ11112541112-1
17レノファ山口FC11113261620-4
18アビスパ福岡1111326813-5
19ジェフユナイテッド千葉1111254815-7
20栃木SC1011245814-6
21FC岐阜911236615-9
22鹿児島ユナイテッドFC811227614-8
今節は、山形が福岡に勝利し、山口が金沢に勝利したゲーム以外は
すべて引き分けという、ほとんどが引き分けの結果となりました。
新潟は「幸いにもあまり上位と引き離されなかった」と言えるでしょう。

2019年4月22日月曜日

2019明治安田生命J2リーグ 第10節

2019年4月20日(土)
2019明治安田生命J2リーグ 第10節
東京ヴェルディ 1 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:6,085人(味の素スタジアム)

シーズン序盤での片渕前監督の電撃解任から6日が経ちました。
選手たちは吉永新監督のもと、
「今年でのJ1復帰」という目標に向かって
改めて気持ちを一つにし、練習に励んできました。
本日は、アウェイで東京ヴェルディと対戦します。
新潟は、東京ヴェルディとの通算戦績は0勝5敗4分と、
いまだ未勝利で非常に相性の悪い相手となります。
昨年も、ホーム・アウェイともに敗れています。
今のチーム状況を打破する薬は、「勝ち点3」しかありません。
苦しい状況・苦しい相手ですが、
何とか勝ち点3を持ち帰ってきてほしいところです。

監督が交代となり、フォーメーション・メンバーに注目が集まりました。
フォーメーションは、4-2-3-1となり、
前線はレオナルド選手のワントップ、
トップ下にシルビーニョ選手が入り、
サイドハーフは右に渡邊凌麿選手、左に高木選手が入りました。
ボランチは不動の加藤選手とカウエ選手。
ディフェンスラインは、
右から川口選手、広瀬選手、大武選手、新井選手となり、
広瀬選手は今シーズン初スタメン、
新井選手は今シーズン初めての左サイドバックでの出場となりました。

試合は序盤から新潟がシルビーニョ選手を中心に
ヴェルディのゴールへと迫ります。
レオナルド選手も前線で激しくプレスをかけます。
前節まではロングボール主体の攻撃でしたが、
今節はパス回しもあわせて攻撃を組み立てていきます。
そして前半5分、早くも新潟に決定機が訪れます。
コーナーキックから最後はレオナルド選手がボールをゴールに押し込み、
早い時間帯に新潟が先制点を奪います。
いつもの「得点後の失点」に注意したい新潟ですが、
今節は新潟の選手は集中して危険な時間帯を守りきり、
その後も圧倒的にボールを保持してヴェルディに襲い掛かりますが、
追加点を奪うことはできず。
前半は1-0での折り返しとなりました。

後半開始早々、ヴェルディは端戸選手を投入。
すると流れは一気にヴェルディへと傾きます。
新潟は防戦一方で、ボールを奪っても前線へボールをつなぐことができず、
苦しい展開が続きます。
すると後半65分、弱気になった新潟が
バックパス・横パスが多くなったところを端戸選手は見逃しませんでした。
広瀬選手から大武選手への横パスをカットされ、
そのまま大谷選手と1対1の状況となります。
これを冷静に決められて、同点に追いつかれました。
その後、新潟はフランシス選手、田中選手、小川選手を投入しますが、
投入された時間が遅かったのもあってか、
効果的な攻撃を演出することはできません。
再び広瀬選手から大武選手への横パスがカットされそうな状況もあり、
東京ヴェルディにも何度か勝ち越しのチャンスがありますが、
勝ち越しゴールを許すことはしません。
試合は1-1で終了。
新潟は3試合連続の引き分けとなりました。

失点は守備陣でのミスからの1点のみであり、
特に前半は見違える動きで相手を翻弄し、
前節と比べて改善がみられた部分もありますが、
それでも勝てなかった、というのは何かしらに課題がありそうです。
前半のうちに追加点をあげて試合を決められなかったのもそうですし、
後半明らかに動きが落ちたシルビーニョ選手を使い続けていたことも
その原因の一つなのかもしれません。
とにかく、この閉塞感を打ち破るためには、
「勝利」という結果しかないと思います。
次節もアウェイで4月28日(日)、水戸ホーリーホックと対戦します。
水戸は今シーズン無敗のまま首位を走っており、
山形戦に続く首位との対戦となります。
次のホーム戦は、5月4日(土)、レノファ山口FCと対戦します。
ここ数試合は負けてはいないものの勝利からは遠ざかっており、
少しずつ上位陣の背中が遠くなっています。
これ以上突き放されないためには勝利、そして連勝が必要です。
まずは、そのための1勝を目指して。
次の試合も勝ち点3を掴みに行きましょう。

アルビレックス新潟公式サイト 第10節

順位チーム勝点試合得失
1水戸ホーリーホック22106401248
2大宮アルディージャ20106221385
3ヴァンフォーレ甲府19105411578
4モンテディオ山形18105321275
5柏レイソル1810532954
6FC琉球161044216124
7ツエーゲン金沢15104331587
8ファジアーノ岡山151043313121
9京都サンガF.C.1510433981
10V.ファーレン長崎141042411101
11アルビレックス新潟131034313112
12横浜FC131041511110
13FC町田ゼルビア1310415713-6
14徳島ヴォルティス12103341213-1
15レノファ山口FC11103251618-2
16愛媛FC1110325810-2
17アビスパ福岡1110325812-4
18東京ヴェルディ10102441011-1
19ジェフユナイテッド千葉1010244815-7
20栃木SC910235713-6
21FC岐阜810226514-9
22鹿児島ユナイテッドFC710217614-8