2019明治安田生命J2リーグ 第6節
徳島ヴォルティス 1 vs. 0 アルビレックス新潟
入場者数:4,088人
本日は、全国的に激しい雨が降り注ぐ一日となりました。
今節は、アウェイで徳島ヴォルティスと対戦します。
前節はホームでまたしても苦杯を舐めた新潟。
今節は、何とか連敗は避けていきたい重要な一戦となります。
新潟のフォーメーションは前節と同じですが、
最前線のメンバーはシルビーニョ選手と渡邉新太選手となりました。
「J3得点王」の看板を背負って鳴り物入りで加入し、
ここまで全試合で先発出場していたレオナルド選手ですが、
前節までPKによる1得点のみ、と
新潟では思うように結果を出せていません。
渡邉新太選手も、昨季はシーズン10得点と二桁得点を記録しましたが、
今季はノーゴールが続いています。
そんな中、片渕監督は前線のメンバーを変更して臨みました。
試合は、開始直後こそ5分5分の流れでしたが、
しばらくすると一方的に徳島が攻め続ける展開となります。
新潟はボールを奪うこともできず、セカンドボールを回収することもできず、
ずっと新潟陣内で徳島が攻め続ける時間が続きます。
時には、新潟もサイドから攻撃を繰り出そうとしますが、
たっぷり水を含んだピッチの上で、
スピードを上げたり切り返したりするたびに滑って転ぶ選手が続出し、
まともにボールをつなげることができません。
苦し紛れにあげるセンタリングはすべて相手ゴールキーパーにキャッチされ、
徳島に脅威を与えることができません。
ディフェンスでも、ボールに追いついたと思ったら滑って転んで、
徳島にボールが渡ってピンチを招くような事態も見受けられます。
そんな中でも徳島の選手は滑ることなく、
何度も何度も新潟のゴールを脅かします。
徳島が先制点をあげるのも時間の問題と思われた中、
その徳島の先制点は、新潟のパスミスからでした。
新潟ゴール前でのパスミスが相手選手に渡ってしまい、
これをすぐさま中央へセンタリングをあげられ、
中央で綺麗に合わされて、
大谷選手も手で弾きますがボールはゴール内へと吸い込まれました。
徳島が先制点をあげた後も一方的に徳島が攻め続けます。
新潟の選手は相変わらず滑って転んでばかりで、サッカーになりません。
それでも、前半は何とか0-1での折り返しとなりました。
後半開始直後から、片渕監督はパスミスの起点となった戸嶋選手に代えて
渡邊凌麿選手を投入します。
渡邊凌麿選手はしっかりボールを回収し、攻撃の起点となって
徳島陣内に攻め上がりますが、決定的なチャンスを作り出すまでには至りません。
矢野選手に続いて、今季初出場となるサムエル・サントス選手が投入され、
サムエル・サントス選手はサイドから鋭いクロスを供給しますが、
得点機を演出することはできず。
試合はそのまま、0-1で終了となりました。
新潟はこれで2連敗となり、上位陣からは大きく離されることになりました。
今節の、特に前半は非常に見苦しい展開で、
水を含んだホームスタジアムでの戦い方を徳島の選手・スタッフが
熟知していて素晴らしい対応をした、というのもあると思いますが、
あれだけ新潟の選手が滑って転び続けると、
見ている方も全く気分が盛り上がりません。
試合終了後の加藤選手のコメントとして、
「スパイクを選ぶところからもっと慎重に行うべきだった」という発言がありましたが、
プロとして試合に臨む意識が欠けていると言わざるをえません。
しっかり試合の準備をして臨み、試合内容で負けたのならともかく、
「滑って転んでたから負けた」というのは、愚の骨頂です。
試合内容についても今季で一番無残な内容でしたが、
それ以前に戦う前から負けていたと思います。
新潟の選手・スタッフはこんな試合を二度としないように、
しっかりと試合準備から万全の体制で臨んでほしいと思います。
そんな中でも、渡邊凌麿選手やサムエル・サントス選手が
今季初出場して輝きを放った、というのは一筋の希望です。
次節は4月3日(水)、ホームで町田FCゼルビアと対戦し、
その次は4月7日(日)にアウェイでファジアーノ岡山と対戦という
連戦が続きます。
連戦の中では、すべての選手の力が必要になってくると思います。
今節は遠征メンバーからも外れベンチ外となったレオナルド選手、
初めてベンチに入るも出番がなかったフランシス選手、
ここまで先発フル出場が続いていたにも関わらず
今節は前半終了で交代となった戸嶋選手も含めて、
総力で一試合一試合、サポーターを熱くする戦いをしてほしいと思います。
アルビレックス新潟公式サイト 第6節
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