2019年4月15日月曜日

2019明治安田生命J2リーグ 第9節 そして 監督交代のお知らせ

2019年4月13日(土)
2019明治安田生命J2リーグ 第9節
アルビレックス新潟 2 vs.    2 モンテディオ山形

入場者数:15,186人

新潟の桜も「満開宣言」が出され、
本格的に春が訪れました。
本日の天気も晴れ空が澄み渡り、
日差しが強く暑さすら感じる日となりました。
本日は、ホームでモンテディオ山形と対戦します。
山形は堅守を武器に、今季は首位を走っています。
好調な山形を相手に、新潟はホームでの勝利を目指します。

新潟のメンバーは、
前線の二人は田中達也選手と平松宗選手となりました。
平松選手は前節の岡山戦に続いてのスタメンとなります。

試合は、ボールをつないで攻める山形に対し、
新潟は自陣でボールを奪うと
素早く前線の平松選手めがけてロングボールを送ります。
しかし、平松選手のところでボールは収まらず、
競合いでも負けることが多く、
新潟は効果的な攻撃を繰り出すことができません。
そんな中、前半41分、
山形に左サイドのクロスを中央で綺麗に合わせられ、
山形に先制点は入ります。
前半はそのまま、0-1での折り返しとなりました。

後半、1点を追う新潟はボールを保持する時間が
多くなります。
そして、後半53分、
高木選手が裏へ抜け出した川口選手に絶妙なスルーパスを通し、
これを川口選手が冷静に左足でゴールへ突き刺し、
新潟が同点に追いつきます。
このまま勝ち越しを狙いたい新潟ですが、
またしても失点癖の1つである「得点直後の失点」をやらかします。
後半59分、山形に勝ち越し点を許し、
再び追いかける展開となります。
新潟はシルビーニョ選手、レオナルド選手、フランシス選手を投入し、
攻撃の圧力を強めますが、ロングボール主体の攻撃であり、
前線へのロングボールはことごとく山形に跳ね返され、
なかなか決定機を演出することができません。
そして、後半アディショナルタイム。
今節も、劇的な幕切れが待っていました。
レオナルド選手のシュートのこぼれ球を渡邊凌麿選手が流し込み、
前節に続いて今節も後半ロスタイムに同点に追いつきます。
そして、タイムアップ。
今節は、2-2の引き分けとなりました。

2試合ともほぼ負け試合を引き分けにできたのは
喜ばしいことかもしれませんが、
またしてもホームで勝てなかったのも事実です。
特に、守備を売りにしておきながら、
ここ2試合では合計5失点。
今のサッカーを続けていては、J2残留は可能でも、
J1復帰を目指すことは難しいでしょう。
今節も途中投入となったシルビーニョ選手、レオナルド選手、
フランシス選手の能力は高く、
いかに彼らの力を発揮できるシステムを作るか、が
J1復帰のポイントではないでしょうか。
次節は4月20日(土)、アウェイで東京ヴェルディと対戦します。
次のホーム戦は、5月4日(土)、レノファ山口FCと対戦します。
東京ヴェルディには今まで一度も勝ったことがありません。
ホームビッグスワンスタジアムもなかなか勝てない「鬼門」ですが、
味の素スタジアムはそれ以上の「鬼門」となっています。
次節、今季こそ意地を見せて東京ヴェルディ相手に初勝利を
掴んで欲しいところです。

そして、試合終了翌日、是永社長よりお知らせがあり、
片渕浩一郎監督の解任が発表されました。
ホームで勝てなかったこと、
守備を売りにしておきながら失点を抑えることができなかったこと、
そして何より今の状態では今年のJ1復帰を目指すことはできないことが
理由のようです。
アルビレックス新潟のOBである片渕監督のもと、
戦いの準備ができていない「仲良し集団」に見えていたこともあるようです。
是永社長の迅速な決断で、驚いたというのが正直なところですが、
同時に是永社長が本気で「今年のJ1復帰」を目指していると感じました。
新潟のサポーターの中には、
「今年は片渕監督のもとチームをしっかり作って、来年以降のJ1復帰を目指す」
といった考えの方もいたかもしれませんが、
是永社長はあくまでも「今年のJ1復帰」を目指している、ということです。
これで新潟は、4年連続の監督のシーズン途中解任となりました。
新たな監督として、是永社長が
シンガポールのアルビレックス新潟・Sで
共に戦っていた吉永一明氏が就任しました。
サポーターは新たな監督のもと、応援を続けるのみです。
そして、「今年でのJ1復帰」を本気で目指して。
ひとまず、まずは次の試合。集中していきましょう。

監督交代のお知らせ(アルビレックス新潟公式ホームページ)


今節より、ホーム戦の日限定で
県内のスーパー「キューピット」で販売開始された
「アルビ絶対カツ弁当」。
値段も398円とお手頃価格になっています。


天候にも恵まれ、暑さすら感じる日となりました。


Nスタンドはいつも通り活気があふれていましたが、
正直なところNスタンド以外は空席が目立つ試合となりました。


好調の山形からは隣県ということもあり、
多くのサポーターが駆けつけました。

アルビレックス新潟公式サイト 第9節

順位チーム勝点試合得失
1水戸ホーリーホック1995401147
2モンテディオ山形1895311266
3大宮アルディージャ1795221284
4柏レイソル179522954
5ヴァンフォーレ甲府1694411477
6FC琉球16944116115
7京都サンガF.C.159432972
8ツエーゲン金沢1494231587
9FC町田ゼルビア139414712-5
10アルビレックス新潟12933312102
11徳島ヴォルティス12933311110
11ファジアーノ岡山12933311110
13V.ファーレン長崎11932489-1
14愛媛FC11932478-1
15横浜FC109315810-2
16ジェフユナイテッド千葉109243712-5
17東京ヴェルディ99234910-1
18栃木SC99234610-4
19レノファ山口FC892251518-3
20アビスパ福岡89225611-5
21FC岐阜89225513-8
22鹿児島ユナイテッドFC49117514-9

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