2018年11月26日月曜日

新潟県スポーツ公園

11月25日(日)は、時折寒い風が吹き付けるものの、
穏やかな天気となりました。
新潟市中央区には「新潟県スポーツ公園」という広場があり、
デンカビッグスワンスタジアムとハードオフエコスタジアムが
隣接する敷地内には整備された広い緑地が広がっており、
ここでキャッチボールをしたり、リフティングをしたり、
バドミントンをしたり、各々に好きなスポーツを楽しむことができます。
犬を連れて散歩することもできます。
遊具などは置いていない、ただっ広い広場ですので、
子供たちは気兼ねすることなく園内を走り回ることができます。
自転車を練習している子供もいたりします。
バスケットゴールも整備されており、
晴空の中、バスケットを楽しんでいる姿も見受けられます。

晴れた日は、外で体を動かすととても気持ちいいので、
ぜひ外に飛び出しましょう。

2018年11月19日月曜日

2018明治安田生命J2リーグ 最終節

2018年11月17日(土)
2018明治安田生命J2リーグ 最終節
アルビレックス新潟 0 vs.    2 レノファ山口FC

入場者数:16,054人

本日の新潟は、朝から時折激しく雨が打ち付ける日となりました。
本日は、2018明治安田生命J2リーグ最終節が
日本全国各地で同時刻にキックオフされます。
今年は、未だに自動昇格が1チームも決まらない
例年以上に大混戦となっています。
新潟は、最終節はホームでレノファ山口FCとの一戦となりました。
どちらのチームも昇格も降格もなく
「J2残留」が確定したチーム同士での一戦となりますが、
今日も多く集まったサポーターのためにも、
熱い戦いを繰り広げてほしいと思います。

新潟のメンバーは、
ゴールキーパーは大谷選手。
ディフェンスラインは、
川口選手、大武選手、ソン・ジュフン選手、渡邊泰基選手。
ボランチは、カウエ選手と組むのは、
出場停止の加藤選手に代わって戸嶋祥郎選手です。
サイドハーフは、右に渡邊凌麿選手は入りました。
左は、渡邉新太選手です。
前線は、田中達也選手と河田選手のツートップです。

試合は、序盤から新潟が攻める時間帯が多くなりました。
山口は攻め上がった新潟のサイドバックの裏を狙います。
なかなか新潟が山口のゴールネットを揺らせない中、
一瞬の隙を山口がつきます。
後半終了間際、新潟自陣での新潟のスローインから
入ってきたボールを素早く奪い返し、前線へフリック。
これにあわせて走りこんできた高井選手が
新潟のゴール隅にシュートを決めて、
どちらかというと攻め込まれていた山口が先制点をあげます。
前半は、0-1での折り返しとなりました。

後半、新潟の悪い癖が出ます。
後半開始直後、山口の素早い攻撃に対応が遅れ、
後半開始早々に山口に追加点を与えてしまいます。
特に後半開始直後というのは新潟の弱点になっている今季ですが、
最終節もその時間帯にやられてしまいました。
その後、新潟は攻撃のカードを3枚切りますが、
山口の懸命なディフェンスもあって最後までゴールを奪うことはできず。
最終節のホーム戦は、0-2の敗戦となりました。

今季は、ホームでの戦績は5勝4分12敗。
ホーム・アウェイを合わせた戦績は、15勝8分19敗。
片渕監督も言っていましたが、さすがに負けすぎました。
特にホームでなすすべなく完敗した試合が多すぎました。
負けは勝ち点0だけでなく、相手に勝ち点3を与えてしまいます。
負けを引き分けにすることができれば、
勝ち点1を獲得するだけでなく、相手から勝ち点2を奪うことができます。
来季J1に復帰することができるかどうかは、
負け試合をいくつ引き分けにもっていくことができるか、そして
引き分け試合をいくつ勝ち試合にすることができるか、が
当たり前ですが大事になるでしょう。
とはいえ、今季J2リーグを制した松本は21勝14分7敗。
2位の大分は23勝7分12敗。
松本はしぶとく勝ち点1を積み重ねながらJ1復帰を果たしたのに対し、
大分は勝ち試合を増やしてJ1復帰を果たしたことがわかります。
チームスタイルとして、例えば1-1で試合終了を迎えそうな中で、
勝ち越しを狙うのか、それとも勝ち点1で良しとして守りに入るのか、
チームとしての意思を統一させるのが一番大事なことなのではないでしょうか。

来季も、片渕監督のもとJ1復帰を目指すことが決まっています。
今年も選手は何人かは入れ替わりが起こるものと思いますが、
新潟としての「イズム」は忘れることなく引き継ぎ、成長していき、
J1復帰を目指していきたいと思います。

選手の皆様、チームスタッフの皆様、サポーターの皆様、
その他、アルビレックス新潟の活動に関わるすべての皆様、
今シーズンもお疲れさまでした。
来シーズン、またビッグスワンでお会いしましょう。
来年も、よろしくお願いします。

アルビレックス新潟公式サイト 第42節





順位チーム勝点試合得失
1松本山雅FC774221147543420
2大分トリニータ764223712765125
3横浜FC764221138634419
4FC町田ゼルビア764221138624418
5大宮アルディージャ714221813654817
6東京ヴェルディ714219149564115
7アビスパ福岡7042191310584216
8レノファ山口FC61421613136364-1
9ヴァンフォーレ甲府5942161115564610
10水戸ホーリーホック57421691748462
11徳島ヴォルティス56421681848426
12モンテディオ山形56421414144951-2
13ツエーゲン金沢554214131552484
14ジェフユナイテッド千葉55421671972720
15ファジアーノ岡山53421411173943-4
16アルビレックス新潟5342158194856-8
17栃木SC50421311183848-10
18愛媛FC48421212183452-18
19京都サンガF.C.4342127234058-18
20FC岐阜4242119224462-18
21ロアッソ熊本344297265079-29
22カマタマーレ讃岐3142710252872-44
最終節まで激しい争いが行われた優勝争いは、松本が制しました。
最終節は前節まで1位〜3位だった松本、大分、町田が
いずれも引き分けという結果でした。
台風の目となった町田ですが、最後の最後で失速してしまい、
4位でシーズンを終えることになりました。
大宮は、「J1降格組」の意地として、
昨年J1から降格した3チームのうち唯一プレーオフへの進出が決まり、
昇格の可能性を残しています。
「J1降格組」が1チームもJ1に復帰できないとなれば前代未聞であり、
同じ「J1降格組」としても大宮には頑張ってほしいと思います。
逆に、アビスパ福岡は最後の最後で力尽き、
プレーオフにも進むことができませんでした。
井原監督のもと一度はプレーオフを制しJ1に復帰した福岡ですが、
今シーズン限りで井原監督は辞任することが決まりました。

今年、台風の目となった町田ですが、今年は
J1ライセンスを持っておらず、プレーオフに進むことも認められませんでした。
来年のJ1ライセンス獲得に向けて、
メインスポンサーとなったサイバーエージェントのもと、
スタジアムの整備等すでに動き出しているものと思います。
ライバルチームも、J1昇格に向けてすでに動き出しています。
新潟も、来年こそJ1復帰を目指せるよう、関係者一丸となって頑張りましょう。

J1復帰となった松本、大分の選手および関係者の皆様、
おめでとうございます。

2018年11月16日金曜日

片渕浩一郎監督 続投のお知らせ

このたび、アルビレックス新潟より、
片渕浩一郎監督が来季も指揮をとることが発表されました。
片渕監督は今季、鈴木政一前監督から交代する形で監督となり、
一時はJ3降格圏間近まで低迷していた新潟を
5連勝を含めた9試合負けなしの快進撃で見事に
チームを立て直しました。
今季、目標とする一年でのJ1復帰を果たせなかった新潟。
来季こそ、片渕監督のもとJ1復帰を目指すことになります。

新潟の監督は、
2016年は吉田達磨監督が途中解約となり、
2017年は三浦文丈監督が途中解約となりました。
2018年も含め、これで3シーズン連続で監督が途中で交代となっています。
そして、いずれも引き継いだのは片渕監督となります。
(2017年はその後呂比須ワグナー監督にバトンタッチしています)
2019年は、片渕監督が初めから指揮をとる初めてのシーズン。
来季こそ監督が途中で変わるような状況にならぬよう、
片渕監督を始めとしてチームには頑張ってもらいたいと思います。

アルビレックス新潟公式ホームページ:片渕浩一郎監督 続投のお知らせ

帰ってきた背番号28番

このたび、アルビレックス新潟より
選手契約を凍結していた早川史哉選手に対し、
凍結を解除することが発表されました。
すでに今季の契約には間に合わないので、
来季から公式戦への出場が認められることになります。

早川選手は新潟市出身で、センターバックを主戦場とする選手。
アルビレックス新潟ユースを経て筑波大学へ進学し、
2016年、大学卒業後はアルビレックス新潟に加入し、
一年目から開幕スタメンを掴み取りました。
しかし、3試合に出場した後、体調に異変を感じ、
病院で精査したところ急性白血病と診断されました。
大卒ルーキーとしてスタメンで出場し、
まさにこれからというときの出来事。
その時の早川選手の気持ちを想像すると、心が締め付けられます。

早川選手は、サッカー選手として
復帰することを諦めませんでした。
2017年末には徐々にトレーニング負荷を高め、
今年からはトップチームの練習に合流することができました。
今年の7月には、本間勲選手の引退試合の中で、
選手として45分間ピッチに立つことができました。

早川選手は、目標として「サッカー選手として
試合に出ること」を常に掲げていました。
今年の対外チームとの練習試合では
未だに自分の中のイメージに
レスポンス・フィジカルがついていかないもどかしさを
感じていましたが、
その後もトレーニングを重ねていました。
今では、足の太さは以前とほとんど変わらないように見えます。
そして、このたび契約を再開することとなりました。

早川選手は、小児病棟訪問や学校訪問、
病院内ビューイングなどの活動も行い、
サッカー選手として復帰を目指す早川選手に
勇気づけられた人は多いと思います。

今度は、早川選手がビッグスワンで躍動し、
新潟の勝利という形でみんなに感動を与える時です。
中野社長も言っていますが、
まずは早川選手は競争の中で地位を確立し、
試合に出れるよう、
引き続きトレーニングに励んでほしいと思います。

とはいえ、今季これほど嬉しいニュースはありません。
来季は早川選手と一緒にみんなでJ1に昇格しましょう。

アルビレックス新潟公式ホームページ:早川史哉選手 契約凍結解除のお知らせ

2018明治安田生命J2リーグ 第41節

2018年11月11日(日)
2018明治安田生命J2リーグ 第41節
徳島ヴォルティス 0 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:5,735人

本日の新潟は、爽やかな秋晴れとなりました。
今節は、アウェーで徳島ヴォルティスとの対戦となります。
本日は、新潟市中央区のNEXT21では初めての試みとなる
パブリックビューイングが開催されました。
オレンジ色に身を染めた多くの方が
NEXT21に駆けつけました。

新潟のメンバーは、前節と変更がありました。
ゴールキーパーは大谷選手で、
ディフェンスラインは、
右サイドバックは川口選手、
センターバックは大武選手とソン・ジュフン選手、
左サイドバックに安田選手がはいりました。
ボランチはカウエ選手と加藤選手で、
サイドハーフは戸嶋選手と高木選手です。
前線は、渡邉新太選手とターレス選手です。
また、サブには負傷明けの堀米選手に加え、
今季中途加入したヘイス選手が入りました。
今節はヘイス選手の出番があるのかにも注目です。

試合は、序盤は何度か新潟がチャンスを作りますが、
中盤からは徳島が攻め続ける時間帯が長く、
新潟は守備に追われる展開となります。
前線でもボールが収まらず、なかなか効果的な攻撃を
繰り出すことができません。
なんとか前半は耐え凌ぎ、0-0での折り返しとなります。

後半は、更に徳島の圧力が強くなり、
新潟は防戦一方となります。
なんとかゴール前の踏ん張りでゴールは許さない新潟。
攻撃のカードを切りたい新潟ですが、
後半73分にソン・ジュフン選手の負傷交代もあり、
攻撃のスイッチを入れることもできません。
それでも、徳島の猛攻を耐え凌ぎ、タイムアップ。
試合は0-0のスコアレスドローとなりました。

本節は、前節とメンバーを変更した戦いとなり、
来季に向けた戦いにもなったものと思います。
システムも、ソン・ジュフン選手に代わって
柳選手が入ってからは柳選手をアンカーに配置した
4-1-4-1のシステムとなり、
様々なバリエーションを試した試合となりました。
そんな中、無失点に抑えた守備陣は評価できるかもしれませんが、
効果的な攻撃を繰り出せなかったことには課題があります。
新潟は、固められた守備を崩すことができないという課題が
何年にも渡って続いています。
田中達也選手が不在の場合、守備陣と前線との距離が離れてしまい、
ボールを奪ってもロングボールしか選択肢がないのも
課題の一つでしょう。
これを解消すべく、様々なことをチャレンジしているのでしょう。

次節はいよいよ今季最終戦、11月17日(土)、
ホームでレノファ山口FCと対戦します。
泣いても笑っても、次が最後。
色々あった今季ですが、最後は笑顔で終われるように、
最後まで戦い抜きましょう。


パブリックビューイング会場となったNEXT21には
ビッグジャージが掲げられています。

アルビレックス新潟公式サイト 第41節

順位チーム勝点試合得失
1松本山雅FC764121137543420
2大分トリニータ754123612755025
3FC町田ゼルビア754121128614318
4横浜FC734120138624418
5東京ヴェルディ704119139554015
6アビスパ福岡6941191210584216
7大宮アルディージャ684120813644816
8ヴァンフォーレ甲府5941161114564511
9レノファ山口FC58411513136164-3
10水戸ホーリーホック57411691647434
11徳島ヴォルティス55411671848426
12モンテディオ山形55411413144850-2
13ジェフユナイテッド千葉54411661972720
14ファジアーノ岡山53411411163942-3
15アルビレックス新潟5341158184854-6
16ツエーゲン金沢524113131549472
17栃木SC49411310183848-10
18愛媛FC48411212173449-15
19FC岐阜4141118224462-18
20京都サンガF.C.4041117233858-20
21ロアッソ熊本314187264779-32
22カマタマーレ讃岐3141710242870-42