2018年11月19日月曜日

2018明治安田生命J2リーグ 最終節

2018年11月17日(土)
2018明治安田生命J2リーグ 最終節
アルビレックス新潟 0 vs.    2 レノファ山口FC

入場者数:16,054人

本日の新潟は、朝から時折激しく雨が打ち付ける日となりました。
本日は、2018明治安田生命J2リーグ最終節が
日本全国各地で同時刻にキックオフされます。
今年は、未だに自動昇格が1チームも決まらない
例年以上に大混戦となっています。
新潟は、最終節はホームでレノファ山口FCとの一戦となりました。
どちらのチームも昇格も降格もなく
「J2残留」が確定したチーム同士での一戦となりますが、
今日も多く集まったサポーターのためにも、
熱い戦いを繰り広げてほしいと思います。

新潟のメンバーは、
ゴールキーパーは大谷選手。
ディフェンスラインは、
川口選手、大武選手、ソン・ジュフン選手、渡邊泰基選手。
ボランチは、カウエ選手と組むのは、
出場停止の加藤選手に代わって戸嶋祥郎選手です。
サイドハーフは、右に渡邊凌麿選手は入りました。
左は、渡邉新太選手です。
前線は、田中達也選手と河田選手のツートップです。

試合は、序盤から新潟が攻める時間帯が多くなりました。
山口は攻め上がった新潟のサイドバックの裏を狙います。
なかなか新潟が山口のゴールネットを揺らせない中、
一瞬の隙を山口がつきます。
後半終了間際、新潟自陣での新潟のスローインから
入ってきたボールを素早く奪い返し、前線へフリック。
これにあわせて走りこんできた高井選手が
新潟のゴール隅にシュートを決めて、
どちらかというと攻め込まれていた山口が先制点をあげます。
前半は、0-1での折り返しとなりました。

後半、新潟の悪い癖が出ます。
後半開始直後、山口の素早い攻撃に対応が遅れ、
後半開始早々に山口に追加点を与えてしまいます。
特に後半開始直後というのは新潟の弱点になっている今季ですが、
最終節もその時間帯にやられてしまいました。
その後、新潟は攻撃のカードを3枚切りますが、
山口の懸命なディフェンスもあって最後までゴールを奪うことはできず。
最終節のホーム戦は、0-2の敗戦となりました。

今季は、ホームでの戦績は5勝4分12敗。
ホーム・アウェイを合わせた戦績は、15勝8分19敗。
片渕監督も言っていましたが、さすがに負けすぎました。
特にホームでなすすべなく完敗した試合が多すぎました。
負けは勝ち点0だけでなく、相手に勝ち点3を与えてしまいます。
負けを引き分けにすることができれば、
勝ち点1を獲得するだけでなく、相手から勝ち点2を奪うことができます。
来季J1に復帰することができるかどうかは、
負け試合をいくつ引き分けにもっていくことができるか、そして
引き分け試合をいくつ勝ち試合にすることができるか、が
当たり前ですが大事になるでしょう。
とはいえ、今季J2リーグを制した松本は21勝14分7敗。
2位の大分は23勝7分12敗。
松本はしぶとく勝ち点1を積み重ねながらJ1復帰を果たしたのに対し、
大分は勝ち試合を増やしてJ1復帰を果たしたことがわかります。
チームスタイルとして、例えば1-1で試合終了を迎えそうな中で、
勝ち越しを狙うのか、それとも勝ち点1で良しとして守りに入るのか、
チームとしての意思を統一させるのが一番大事なことなのではないでしょうか。

来季も、片渕監督のもとJ1復帰を目指すことが決まっています。
今年も選手は何人かは入れ替わりが起こるものと思いますが、
新潟としての「イズム」は忘れることなく引き継ぎ、成長していき、
J1復帰を目指していきたいと思います。

選手の皆様、チームスタッフの皆様、サポーターの皆様、
その他、アルビレックス新潟の活動に関わるすべての皆様、
今シーズンもお疲れさまでした。
来シーズン、またビッグスワンでお会いしましょう。
来年も、よろしくお願いします。

アルビレックス新潟公式サイト 第42節





順位チーム勝点試合得失
1松本山雅FC774221147543420
2大分トリニータ764223712765125
3横浜FC764221138634419
4FC町田ゼルビア764221138624418
5大宮アルディージャ714221813654817
6東京ヴェルディ714219149564115
7アビスパ福岡7042191310584216
8レノファ山口FC61421613136364-1
9ヴァンフォーレ甲府5942161115564610
10水戸ホーリーホック57421691748462
11徳島ヴォルティス56421681848426
12モンテディオ山形56421414144951-2
13ツエーゲン金沢554214131552484
14ジェフユナイテッド千葉55421671972720
15ファジアーノ岡山53421411173943-4
16アルビレックス新潟5342158194856-8
17栃木SC50421311183848-10
18愛媛FC48421212183452-18
19京都サンガF.C.4342127234058-18
20FC岐阜4242119224462-18
21ロアッソ熊本344297265079-29
22カマタマーレ讃岐3142710252872-44
最終節まで激しい争いが行われた優勝争いは、松本が制しました。
最終節は前節まで1位〜3位だった松本、大分、町田が
いずれも引き分けという結果でした。
台風の目となった町田ですが、最後の最後で失速してしまい、
4位でシーズンを終えることになりました。
大宮は、「J1降格組」の意地として、
昨年J1から降格した3チームのうち唯一プレーオフへの進出が決まり、
昇格の可能性を残しています。
「J1降格組」が1チームもJ1に復帰できないとなれば前代未聞であり、
同じ「J1降格組」としても大宮には頑張ってほしいと思います。
逆に、アビスパ福岡は最後の最後で力尽き、
プレーオフにも進むことができませんでした。
井原監督のもと一度はプレーオフを制しJ1に復帰した福岡ですが、
今シーズン限りで井原監督は辞任することが決まりました。

今年、台風の目となった町田ですが、今年は
J1ライセンスを持っておらず、プレーオフに進むことも認められませんでした。
来年のJ1ライセンス獲得に向けて、
メインスポンサーとなったサイバーエージェントのもと、
スタジアムの整備等すでに動き出しているものと思います。
ライバルチームも、J1昇格に向けてすでに動き出しています。
新潟も、来年こそJ1復帰を目指せるよう、関係者一丸となって頑張りましょう。

J1復帰となった松本、大分の選手および関係者の皆様、
おめでとうございます。

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