2018明治安田生命J2リーグ 第40節
アルビレックス新潟 2 vs. 3 ロアッソ熊本
入場者数:16,479人
今日の新潟は、爽やかな秋晴れとなりました。
今節は、ホームにロアッソ熊本を迎えます。
前回のアウェー戦ではなすすべなく完敗した相手に対し、
今の新潟がどこまで戦うことができるか、注目です。
新潟のメンバーは、前節と同じです。
今日もキーパーには大谷選手が入ります。
大谷選手が守るゴールマウスは3試合連続完封中。
本日も、安定した守備で勝利を手繰り寄せたいところです。
試合は、開始早々に動きます。
熊本の前線からの激しいプレスが
新潟守備陣の連携ミスを誘い、
ボールを回収した伊東選手がきっちり決めて、
熊本が先制点を奪います。
いきなり出鼻をくじかれた新潟ですが、
前半22分、河田選手の素晴らしいミドルシュートが
熊本のゴールネットに突き刺さり、
前半のうちに追いつくことに成功します。
しかし、同点に追いついたのもつかの間、
直後の25分、大武選手がペナルティエリア内で
相手選手を倒してしまい、これがPKの判定となります。
これを沈められ、新潟が再びビハインドを背負います。
苦しい展開ですが、前半45分、
カウエ選手のミドルシュートが熊本のゴールマウスを捉え、
新潟が再び同点に追いつきます。
前半は、2-2での折り返しとなりました。
後半は、どちらのチームも激しく圧力をかけて
勝ち越しを狙う展開になります。
攻守の切り替えが早く
守備陣形を整えるのが早い熊本に対し、
新潟はなかなか効果的な攻撃を繰り出すことができません。
このまま同点で終わるような雰囲気の中、
熊本の選手たちは最後まで勝利を諦めませんでした。
後半ロスタイム終了間際、
熊本の激しいプレスが再度新潟の守備陣のミスを誘い、
ボールは熊本の田中達也選手に渡り、
新潟に集まった約100人の熊本サポーターを
歓喜させるゴールで熊本が三たび勝ち越しに成功します。
その直後、ターレス選手が鋭いシュートで
熊本のゴールを脅かしますが、惜しくもバーの上。
そして、試合終了。
今節は、2-3で熊本の勝利となりました。
新潟は、10試合振りの敗戦となりました。
今季は熊本に2連敗となりましたが、
同じく2連敗した相手として大分、東京V、大宮、栃木があります。
中には今季J1に昇格しそうなチームもありますが、
これらの「苦手な相手」に対して勝ち点を積み上げることができるか、が
新潟が来季J1復帰をかけて重要なポイントになるでしょう。
次節は、11月11日(日)、アウェイで徳島ヴォルティスと対戦します。
次のホーム戦は、11月17日(土)、レノファ山口FCと対戦します。
次のホーム戦は最終節となります。
今節の結果はしっかり反省しつつ、
来季にいい流れに乗っていけるよう、戦っていきましょう。
アルビレックス新潟公式サイト 第40節
ロアッソ熊本、カマタマーレ讃岐は「J3降格圏」となる
21位・22位が確定していますが、
まだJ3降格が決まったわけではありません。
J2の2位にJ2ライセンスを持たないチームがなった場合、
J2の21位のチームの降格はなくなります。
その意味では、今節の熊本の勝利は21位へ順位を押し上げる勝利であり、
とても価値があるものになるかもしれません。
一方、J3は優勝チームが決まりました。
それは、FC琉球です。
沖縄のチームとして、初めてJ2リーグへ参戦することになりました。
アウェイへの遠征にはどうしても負担がかかると思われる中、
圧倒的な強さでJ3リーグ優勝を決めました。
FC琉球の関係者の皆様、おめでとうございました。
今季のJリーグも、残りわずか。
J1リーグは川崎フロンターレが独走態勢に入り、
大きく二連覇へ近づいています。
ACLでは、鹿島アントラーズがホームでの決勝第一試合を2-0で勝利し、
昨年の浦和レッズに引き続き、日本勢のACL二連覇に手がかかっています。
一方、J1リーグの残留争いは今季も熾烈を極めています。
今季、J1リーグ初参戦となったヴィ・ファーレン長崎も奮闘しています。
来季のJ2は、どこのチームがくることになっても手強そうです。
とにかく、泣いても笑っても残り数試合。
どのチームも、最後まで勝利を目指して戦い抜き、
サポーターを沸かせてもらいたいです。
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