2019明治安田生命J2リーグ 第23節
レノファ山口FC 2 vs. 2 アルビレックス新潟
入場者数:3,662人(維新みらいふスタジアム)
本日の西日本は、台風が近づいていることもあり大荒れの天気となりました。
そんな中、新潟の試合は予定通り行われることとなりました。
今節は、アウェイでレノファ山口FCと対戦します。
新潟が上位を伺うところで、絶対に勝利が求められる試合です。
新潟のメンバーは、前節は無得点での敗北となりましたが、
今節も前節と同じメンバーとなりました。
今節の舞台となった維新みらいふスタジアムは、
風雨も強く、ピッチも大量の水を含んだ状態となりました。
選手が走るたびに水は跳ね、
ボールはすぐ水で止まり、パスもドリブルも通じません。
そんな中、両チームともとにかくボールを前に進める戦略で
得点を狙います。
前半、ボール保持は新潟が優勢となります。
なんとか相手ゴール前にはボールを運びますが、
ゴールを奪うまでには至りません。
山口も新潟のゴールを脅かすことはできず。
前半は0-0での折り返しとなりました。
後半も、お互いにとにかくボールを回収したら
前へと蹴り出す展開となります。
そして、後半3分、先制点が生まれます。
決めたのは山口の方で、コーナーキックからでした。
新潟はまたしても課題のセットプレーからの失点で、
三試合連続での先制点献上となりました。
失点した新潟ではありますが、
レオナルド選手、フランシス選手を中心に攻め続けます。
そして、後半11分、相手ゴール前でボールを受けた
レオナルド選手が相手キーパーを越す
芸術的なループシュートを放ち、
新潟が同点に追いつきます。
その後も、お互いが勝ち越しを狙う展開となります。
雨脚は弱まる気配もなく、より一層ピッチに激しい雨が叩き付け、
ピッチ内にはますます水がたまっていきます。
そして、後半31分、再び相手ゴール前でボールを受けた
レオナルド選手が美しいシュートを放ち、
新潟が逆転に成功します。
その後、交代で入った矢野選手を中心に、
ボールをキープして何とか時計の針を進めていきますが、
水たまりのピッチの中、思うようにキープすることができません。
何とか耐えていた新潟ではありますが、
後半48分、自陣ゴール前でスクランブルとなってしまい、
相手のシュートが最終的にはフランシス選手にあたり、
これが新潟のゴールへ吸い込まれ、
後半ロスタイムに同点に追いつかれます。
そして、タイムアップ。
大荒れの中、行われた試合は、2-2での痛み分けとなりました。
悪天候の中、また非常に足元が不安定な中、
戦い続けた選手たち、そして集まったサポーターには、
拍手を送りたいと思います。
山口の選手・サポーターも含め、お疲れさまでした。
試合結果については、勝ち点3が目前に迫っている中で
試合終了直前に勝ち点2を失ってしまった状況は悔しいですが、
その前に今節もセットプレーから失点し、
そして三試合連続で先制点を献上している状況を
考えなくてはいけません。
ピッチ状況を考えてシンプルな攻撃を組み立てて、
そこから2点をあげることができたということで、
攻撃の面は大いに評価されるものでしょう。
特に、今節2得点を決めたレオナルド選手は、
2点とも非常に技術の高いシュートであり、
ようやく昨年のJ3得点王が波に乗ってきた印象があります。
その中で、「レオナルド選手が2点取ったにも関わらず、
セットプレーからの失点で勝つことができなかった」ということは
非常にもったいないです。
次は、7月27日(土)、ホームでFC琉球と対戦します。
何とか「セットプレーからの失点癖」を乗り越えて、
一つでも順位を上にあげられるように頑張って欲しいです。
アルビレックス新潟公式サイト 第23節
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