2019年7月15日月曜日

2019明治安田生命J2リーグ 第22節

2019年7月13日(土)
2019明治安田生命J2リーグ 第22節
アルビレックス新潟 0 vs.    2 横浜FC

入場者数:16,638人

最近にしては珍しく、暑さがそこまで苦にならず、
雨こそ多いものの、気温としては過ごしやすい日が続いています。
本日も、日差しは強いものの、
雲も広がって過ごしやすい一日となりました。
今節は、ホームで横浜FCと対戦します。
横浜FCは、つい先日、中村俊輔選手が加入することが発表されました。
経験豊富で、未だに輝きを放つ左足を持つ中村選手の加入は、
横浜FCに多くの福音をもたらすことでしょう。
多くのチームが新たな選手の獲得を報告していますが、
新潟はまだ今夏の補強については公表したものはありません。
気になるところではありますが、まずは目の前の試合に集中しましょう。

新潟のメンバーは、前回と同じとなりました。
ルーキーの岡本蔣成選手は、本日もスタメンでの出場となりました。
横浜FCのイバ選手、レアンドロ・ドミンゲス選手という
強力な攻撃陣を抑えていけるか、注目です。

試合は、序盤は新潟が優勢な展開となります。
レオナルド選手の惜しいヘディングシュートもありますが、
横浜FCのゴールキーパー南選手を中心とした守りを崩せません。
一方、横浜FCの強力な攻撃陣に対しても、
決定的な場面を作らせることはせず、一進一退の攻防が続きます。
このような展開の中、試合を動かすのは、やはりセットプレーでした。
横浜FCのコーナーキックからボールを押し込まれ、
新潟が三試合連続で先制点を献上します。
前節同様に、前半のうちに追いつきたい新潟ですが、
横浜FCのペナルティエリア前で獲得したフリーキックも
得点に結びつけることはできず。
前半は0-1での折り返しとなりました。

後半も、新潟はレオナルド選手、フランシス選手を中心に
攻め続けますが、横浜FCからゴールを奪うことはできません。
フリーキック・コーナーキックを何度得ても、
どうしても得点を奪うことができません。
すると、逆に後半24分、再び横浜FCにコーナーキックから
ゴールを与えてしまいます。
ビハインドが2点と広がった新潟は、その後も
攻撃的な交代選手のカードを切って攻勢を強めますが、
最後まで横浜FCからゴールを奪うことはできず。
今節は0-2で横浜FCの勝利となりました。

試合全体を通したら、シュート数こそ新潟の方が多いものの、
「完敗」といった内容でした。
横浜FCは相手にボールを持たせて、しっかり守りつつ、
セットプレーから先制点、そして追加点と、
理想的な展開であったのではないでしょうか。
新潟も、レオナルド選手、フランシス選手の活躍で
なんとか這い上がってきたものの、
まだまだ横浜FCのようなチームには太刀打ちできるレベルではない、
ということでしょう。

とにかく、セットプレーが新潟のアキレス腱となっています。
攻撃でも、フリーキックを獲得してもコーナーキックを獲得しても、
全くゴールの匂いを感じません。
直接フリーキックが決まったのは、何年も前のような気がします。
注)確認したところ、2017年シーズンは加藤選手が、
2018年シーズンは安田選手が直接フリーキックを決めていました。
年に1回は決まっているようです。今年はまだですが。
失礼いたしました。(2019.7.17 追記)

高木選手のキックも決して悪いわけではないのですが、
せめて左足のセットプレーのキッカーが欲しいところです。
セットプレーで得点が奪えない新潟の弱点は広く知れ渡っており、
「ペナルティエリア外ならファールになってもいいから止めればいい」と
思われていることと思います。
そして、今節もコーナーキックからの2失点でしたが、
コーナーキックからの失点の多さはリーグ随一ではないでしょうか。
相手にコーナーキックを与えると失点してしまう、ということになると
ディフェンス陣は多少のリスク覚悟でボールを前に蹴り出す必要があり、
そこでまたミスも生まれそうです。
今日の横浜FCのコーナーキックは4本で、
そのうち2本が得点に結びついたということなので、
実に「得点率50%」ということになります。これは致命的な弱点です。

長いリーグ戦の中、相手の攻撃を耐え忍んで、
なんとか獲得したセットプレーから1点をもぎ取って勝つ、
という試合運びでの勝利が必要なときもあるでしょう。
今季は、そのような試合をことごとく落としている印象です。
次節は、7月20日(土)、アウェイでレノファ山口FCと対戦します。
次のホーム戦は、7月27日(土)、FC琉球と対戦します。
良いキッカーはすぐ現れることはないので、
まずはセットプレーの守りから、見直していって欲しいと思います。

アルビレックス新潟公式サイト 第22節


試合開始時は、空がオレンジに染まり、綺麗な夕焼けでした。


スタジアム前は、「スーパーボールすくい」や
水鉄砲の打ち合いなど、子供も楽しめるイベントが目白押しでした。


3連休の初日でしたが、横浜から駆けつけた
サポーターの方々、お疲れさまでした。

順位チーム勝点試合得失
1京都サンガF.C.40221174312011
2モンテディオ山形40221174241410
3柏レイソル4022117424159
4大宮アルディージャ39221093311714
5水戸ホーリーホック39221093261511
6ヴァンフォーレ甲府36221066342311
7ファジアーノ岡山342297628271
8ツエーゲン金沢32227114271710
9横浜FC322295831265
10V・ファーレン長崎312294930273
11徳島ヴォルティス312287724231
12アルビレックス新潟292285931283
13東京ヴェルディ29227872930-1
14FC琉球282277832320
15レノファ山口FC2622751035350
16FC町田ゼルビア25226792032-12
17ジェフユナイテッド千葉24225982433-9
18愛媛FC232265111825-7
19アビスパ福岡202255122235-13
20鹿児島ユナイテッドFC202262142033-13
21栃木SC202248101730-13
22FC岐阜162244142041-21

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