２０１８明治安田生命Ｊ２リーグ 第３２節
アルビレックス新潟 ５ vs. ０ FC岐阜
入場者数：１１２７４人
前節、連敗を引き分けで止めた新潟。
今節は、ホームにFC岐阜を迎えての一戦になります。
連敗を止めて、迎えるホーム戦。
ホームでは3月以降、勝利から遠ざかっています。
前節、連敗という長いトンネルを抜けた中、
今節はホームでの勝利でサポーターを喜ばせてほしいところです。
本日の新潟のメンバーは、
ゴールキーパーはアレックス・ムラーリャ選手。
センターバックは、広瀬選手と大武選手。
サイドバックは、右に川口選手、左に渡邊泰基選手です。
ボランチはカウエ選手と加藤大選手。
サイドハーフは、右に戸嶋選手、左に渡邉新太選手。
前線のツートップは、河田選手と田中達也選手です。
ボールポゼッションを高めて新潟のゴールへ襲いかかる岐阜ですが、
新潟は前線から激しくプレスをかけ続け、
ボールを奪ってからは素早い攻撃で岐阜のゴールに襲い掛かります。
そして、前半18分、待望の瞬間が訪れます。
右サイド、戸嶋選手の抜け出しから、
中央の河田選手へボールが渡ります。
河田選手が右足を振り抜いたボールは
相手ゴールキーパーに弾かれながらもゴールへと吸い込まれていき、
新潟が10試合振りの先制点を掴み取りました。
その後も、新潟の攻撃の勢いは止まりません。
35分、川口選手の絶妙なクロスを河田選手がヘディングであわせて2点目。
そして、42分には渡邊泰基選手のクロスを押し込み、
河田選手がJリーグでは初となるハットトリックを達成します。
前半は3-0で折り返します。
後半、岐阜はメンバー変更から流れを変えようとしますが、
次の得点も新潟が奪います。
51分、渡邊泰基選手が鋭く中央に切り込み、
ボールがこぼれたところを戸嶋選手が右足を一閃！
これが岐阜のゴールに突き刺さります。
戸嶋選手は、これがプロ入り初ゴールです。
4-0となっても、新潟は攻撃の手を緩めません。
64分には、交代で入った小川選手が
綺麗なパス回しから冷静にゴールネットを揺らします。
前節は無失点試合を達成した守備陣は、
今節も集中した守りで岐阜にほとんど得点のチャンスを与えません。
試合はそのまま終了。
5-0という大量得点、無失点という最高の結果で、
久しぶりのホームでの勝利となりました。
サポーターの中には、
前半のうちから涙を流している人もいました。
毎年、新潟はサポーターを泣かせている気がします。
その理由としては、ようやく決まった残留であったり、
ついに決まった降格であったり、
久しぶりの勝利であったり、
いずれも残留争いに絡むものです。
勝利を積み上げて今年はJ2残留を果たし、
来年こそ優勝してサポーターに歓喜の涙を
流させてほしいところです。
次節もホーム戦で、9月15日（土）にツエーゲン金沢と対戦します。
ツエーゲン金沢の監督は新潟の元監督である柳下正明監督ですが、
前の試合は柳下監督はベンチ入り禁止でした。
次節こそ、柳下監督の前で強くなった新潟を
見せつけてあげましょう。
足が遠のいてしまったサポーターも、
今が再びビッグスワンに集う時です。
勢いに乗ってこのまま連勝を重ねて
１日でも早くJ2残留を確定できるよう、
サポーターも応援を続けていきましょう。
アルビレックス新潟公式サイト 第３２節
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