2026年9月7日月曜日

2026/27 明治安田J2リーグ 第5節

026年9月6日(日

2026/27 明治安田J2リーグ 第5節

横浜FC 5 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:5,823人(ニッパツ三ツ沢球技場)

線状降水帯が近づいている嵐の中、行われた一戦。
今節は、アウェイで横浜FCと対戦します。
アウェイ連戦の最終戦は、
新潟と同じく一年での昇格を狙う横浜FC。
疲労も蓄積し、
また悪天候という非常に厳しい状況ですが、
なんとか勝ち点を奪って
新潟に持ち帰りたいところです。

なお、今シーズンここまで
主力として出場してきた
奥村仁選手ですが、
このタイミングでJ1の水戸へ
完全移籍することが発表されました。
シーズン移行に伴い、
移籍期間は9/16までとなっており、
シーズンが始まったあとも
調子や負傷者の状態などをみながら
競合クラブは他チームから選手を
獲得することができるシステムとなっています。

選手が上のステージで
戦いたいという気持ちは当然ですが、
シーズン開始直後、
しかも連戦の合間に主力選手を奪われるのは
奪われたクラブとしてはたまったものではありません。
いなくなった選手の補充ができるように、
できる限り移籍は中断期間中に
済ませてほしい、というのが
奪われるクラブ側としての願いです。

このシステムだと、
資金豊富なクラブは更に強くなり、
資金力に負けるクラブはより弱くなり、
具体的にいえば
関東圏・近畿圏・中国圏のクラブはより強さを増し、
逆に北海道・東北・北陸・九州・四国のクラブは
より弱体化しその存続自体難しくなる、
という状況は加速していくものと思います。
もともと地方のクラブを切り捨てる形で
進められた秋春制への移行ですが、
移籍期間の設定についてもそれを反映するもの、
ということが言えそうです。
「強くなりたければ金を用意すればいい」
というのがJリーグの言い分ですが、
それが簡単にできれば苦労しません。
地方は地方で、
Jリーグとは別のリーグとして
戦っていくしか地方のクラブが
生き残っていく道筋はないのかもしれません。

奥村選手には、J1の舞台で
再び輝いてほしいと思っています。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーはバウマン選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原奏哉選手、舞行龍選手、舩木選手、加藤選手。
ボランチは白井選手、大西選手。
中盤は右から笠井選手、古長谷選手、シマブク選手。
ワントップは若月選手です。
奥村選手の代わりに
古長谷選手がリーグ戦初スタメンとなり、
古長谷選手が中央に陣取って、
奥村選手の主戦場だった右サイドハーフは
笠井選手が担うことになります。

激しい雨が降り注ぐ中、
ピッチはそこまで水たまりがないような状況で、
ボールを回すことはできる状態です。
新潟はロングボールを若月選手に当てて
カウンターから得点を奪うスタイル。
一方、横浜FCはサイドを幅広く使って
サイド攻撃からチャンスを演出します。
新潟は若月選手、古長谷選手が決定機を迎えますが、
肝心のシュートが枠外もしくはキーパー正面で、
攻めながらゴールを割ることができません。
こうなると、横浜FCに流れが傾いてしまうのは
自明の理でした。
前半28分、自陣ペナルティエリア手前で
フリーキックを与えてしまうと、
タイミングをずらされて
バウマン選手は一歩も動けず。
横浜FCに先制を許す展開となります。
前半のうちに追いつきたい新潟ですが、
シュートは枠外もしくはキーパー正面、
サイドからのクロスはゴール裏へ飛ぶだけと、
最後の制度のところで差が出て得点を奪えません。
前半は1-0での折り返しとなりました。

後半も流れはそのまま。
後半7分、横浜FCの
サイドからのクロスを弾ききれず、
2失点目。
新潟のクロスはほとんど
そのままゴールラインを割るので
得点の匂いを全く感じられないのに対し、
横浜FCのクロスはお手本のように
キーパーとディフェンスラインの間に
差し込まれるので、
得点の匂いを強く感じられます。
この失点で集中力が切れた新潟は疲労も限界で、
後半18分、サイドから綺麗に崩されて3失点目。
そして直後の後半22分、
コーナーキックの混戦の中で
大西選手がなんと
バウマン選手の前に立ちはだかって
キャッチの邪魔をしてしまい、
このこぼれ球を相手に押し込まれて4失点目。
気持ちが焦るばかりで、
冷静なプレーが全くできません。
とどめとして後半45分、
サイドからのクロスを中央で決められて5失点目。
これは明らかにオフサイドと思われましたが、
もはや抗議のパワーも
新潟の船越監督・選手・スタッフたち、
そしてサポーターにも
残されていませんでした。
今節は5-0での完敗となりました。

試合内容は散々でしたが、
それでも首位との勝ち点左2の順位で入れることは
ポジティブに考えるべきです。
首位は大宮、二位は横浜FCで、
新潟の二敗はこの上位陣に敗れたもので、
長いリーグ戦では上位に勝てなくとも
他チーム相手に勝ち点3を積み重ねていけば
トータルで上回ることも可能です。

次節は9月13日(日)、
ホームでモンテディオ山形と対戦します。
ようやくアウェイ連戦が終わり、
次はホームで戦うことができます。
忘れられない完敗となりましたが、
これをバネにして、
これがあったから成長できたと言えるように、
ホームのサポーターの前で
サポーターが応援したくなるような
試合を見せてほしいと切に願っています。

アルビレックス新潟公式サイト 第5節

2026/27 明治安田J2リーグ順位表 (9月6日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1RB大宮アルディージャ1153201055
2横浜FC1053111156
3ベガルタ仙台105311954
4藤枝MYFC105311844
5栃木シティ953021376
6カターレ富山953021156
7モンテディオ山形95302835
8アルビレックス新潟9530269-3
9サガン鳥栖85221752
10湘南ベルマーレ85221550
11ジュビロ磐田75212770
12徳島ヴォルティス7521234-1
13ヴァンフォーレ甲府7521258-3
14ヴァンラーレ八戸7521237-4
15大分トリニータ55122541
16ブラウブリッツ秋田5512246-2
17北海道コンサドーレ札幌35104612-6
17いわきFC35104612-6
19テゲバジャーロ宮崎2502338-5
20FC今治15014413-9
首位の大宮は秋田相手に引き分け。
1位〜8位までが勝ち点差2の中にひしめく大根戦となっています。
下位の方では、今治が大分相手に引き分け、
貴重な勝ち点1を獲得しました。
勝ち点差1で天国と地獄が変わることもあり、
1の積み重ねは非常に大きいです。
どのチームも、ずっと調子がいいことなどはありません。
いかに調子を落としているときに勝ち点を積めるか、
敗北を引きずらずに気持ちを切り替えられるか、が
長いシーズンを戦っていく上ではとても重要です。