2018明治安田生命J2リーグ 第20節
FC町田ゼルビア 0 vs. 0 アルビレックス新潟
入場者数:5009人(町田市立陸上競技場)
夏至も通り過ぎ、本日は全国的に気持ち良い快晴が広がりました。
本日は、町田で第20節が開催されます。
前節は甲府相手に1-5の大敗を喫した新潟。
町田は第19節終了時点で3位と勢いに乗っているチームですが、
いい意味で切り替えて、得意のアウェイで勝ち点3を獲得したいところです。
本日の新潟のフォーメーションは、4-1-4-1と前節より変更を加えてきました。
キーパーは不動のアレックス・ムラーリャ選手、
センターバックには広瀬選手と富澤選手、
左サイドバックには出場停止明けの安田選手、
右サイドバックには原輝綺選手が入りました。
ディフェンスラインと中盤の間、
アンカーのポジションには柳育崇選手が入りました。
柳選手はルヴァンカップで出場し実力を発揮し、
これがリーグデビュー戦となります。
中盤は右から渡邉新太選手、戸嶋選手、加藤選手、河田選手で構成されました。
ワントップは、ターレス選手です。
今季の新潟の課題は、何としてもセットプレー対策です。
W杯本大会開催前は前評判の悪かった日本代表も、
短期間で守備を立て直して世界の強豪相手に戦えるチームを作ってきました。
岡田武史元日本代表監督も、
「攻撃は短時間では修正できないが、守備は短時間でも修正できる」
と言います。
そして、その言葉通り、岡田さんは守備力を鍛え上げてW杯で
素晴らしい結果を残しました。
新潟も、短時間でも守備力を鍛えていってもらいたいところです。
試合は、前半開始直後から町田が猛攻を仕掛ける展開となりました。
新潟は防戦一方となり、ボールの奪いどころもなくクリアするのが精一杯なので、
相手陣内にボールを運ぶことすらできません。
それでも町田の最後のフィニッシュのところの精度に助けられたこともあり、
前半は0-0での折り返しとなりました。
新潟が前半に放ったシュートの数は、ゼロ。
ターレス選手も、守備で体力を大幅に削られてしまいました。
ハーフタイムでどこまで修正できるでしょうか。
後半に入っても、流れは大きく変わることはありませんでした。
町田もセンタリングの質やシュートの精度で得点をあげることができず、
試合は0-0のまま時間だけが過ぎていきます。
後半終了間際、疲れ果てた町田選手の攻撃力が少し鈍り、
新潟が数本シュートを打つことができましたが
シュートを枠内に飛ばすこともできずタイムアップ。
4連敗中のように、枠内シュートゼロでのスコアレスドローとなりました。
セットプレーでの得点を許さなかったという点は評価されますが、
こんな展開で勝ち点1を取れたことは、僥倖とすら思えます。
W杯で日本中が盛り上がっている中、比べるのも問題があるかもしれませんが
盛り上がりに欠ける試合だったと言わざるを得ません。
新潟は、このようなサッカーを続けていたら観客は減り続ける一方だということを
いい加減に真摯に受け止める必要があります。
今日も日曜日のナイトゲームにも関わらず
1000人以上のサポーターが集まってくれました。
こんなチームはJ2においては数チームしかありません。
多くのサポーターが未だに応援してくれていることに感謝しつつ、
そんなサポーターに惨めな思いをさせないように、
チームスタッフ・選手一同もっと奮起してもらいたいと思います。
次節は、6月30日(土)、ホームで水戸ホーリーホックと対戦します。
次戦こそ、ホームチームの意地をみせてもらいたいところです。
アルビレックス新潟公式サイト 第20節
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