2025年7月20日(土)
2025明治安田J1リーグ 第24節
アルビレックス新潟 0 vs. 2 サンフレッチェ広島
入場者数:22,178人(デンカビッグスワンスタジアム)
4連敗で迎えるホーム戦。
今節は、サンフレッチェ広島を迎えての一戦です。
優勝を争うクラブとの戦いが続きますが、
それは関係なく勝ち点3を狙っていかなければなりません。
小見選手、稲村選手に続き、
宮本選手、太田選手、秋山選手が移籍となった新潟。
逆に、次々と新たな選手を獲得して、
血を入れ替えて臨む一戦です。
今節の開幕フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
植村選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは新井選手、白井選手。
サイドハーフは、右に笠井選手、左に奥村選手。
ツートップは長谷川選手と小野選手です。
新加入の植村洋斗選手、白井永地選手が
加入直後さっそくスタメン。
そして、ベンチに同じく新加入の
舩木翔選手、島村拓弥選手が入りました。
気合いを入れて臨んだ一戦…のはずでしたが、
前半2分、自陣ペナルティエリア前で
寄せが甘くなったところを広島は見逃してはくれず、
強烈なミドルシュート。
これは新潟の選手に当たりますが、
こぼれ球をいち早く回収したのも広島の選手。
これを上手くファーのサイドネットに突き刺され、
早い時間帯に痛すぎる先制点を献上します。
新加入の白井選手は中盤でボールを受けては
前を向いて前線へボールを運び、
チャンスを演出します。
しかし、なかなかシュートチャンスまでは作れず、
アタッキングサードでバタついてボールを奪われては
カウンターのピンチを招く、というお決まりの展開です。
それでも前半は耐え凌ぎ、0-1での折り返しとなりました。
後半、早い時間帯にひとまず追いつきたい新潟。
しかし、後半3分、またしても開始直後から
広島のパワーを受けてしまい、
またしてもシュートのこぼれ球を詰められて失点。
その後、代表活動もあって
連戦続きの広島の選手たちに疲れが出始めてから
ボールが回るようになり、
何度もチャンスを演出しますが
どうしても広島ゴールを割ることができません。
途中からは新加入の島村選手、舩木選手も投入され、
それぞれが持ち味を出して
広島ゴールに迫りますが、
広島の守備陣の最後の守りは硬く、
ゴールをあげることはできず。
今節は0-2での敗戦となりました。
これで5連敗。
横浜FMも勝利してついに最下位に転落しました。
とはいえ、19位も20位も降格という結果は同じで、
そこにはあまり意味はありません。
新潟が狙うのは残留圏となる17位であって、
18位でも19位でも20位でもそこに違いはありません。
これでリーグは一旦中断となります。
中断期間のうちに、新潟はさらに補強を続けて、
スウェーデン出身の
アブデルラフマン ブーダ サイディ選手の
獲得を発表しました。
ブーダ選手は186cmの長身で、
前線のポジションならどこでもできる
待望のストライカーです。
逆に、ダニーロ選手が靭帯損傷のため
長期離脱となり、
ブラジルへ帰国することが発表されました。
ここまでシーズン途中に6人が離脱し、
そして6人が加入となる異例の状況となっています。
ここから新加入選手の躍動に期待しましょう。
試合開始前、Nスタンドのサポーターは
中央に集まって
「アイシテルニイガタ」を大合唱しました。
この迫力!
結果には結びつきませんでしたが、
この想いは間違いなく選手たちに届いたことでしょう。
3連休の中日のナイトゲームでしたが、
広島からも多くのサポーターが
駆けつけてくれました。
試合前には、
アルビチャレンジカップという
U-12の大会が開催されました。
サッカーを通じて多くの人とつながることができて、
成長していくことができる。
こんなに素晴らしいことはありません。
ディフェンディングチャンピオンの神戸は岡山に競り勝ち、
気づけば首位に浮上している状況です。
下位の方では、横浜FMが名古屋に3-0で圧勝し、
ついに最下位から脱出しました。
次には残留圏への浮上も望める状況です。
横浜FC、新潟は共に敗れて、
横浜FCは6連敗、新潟は5連敗。
横浜FCはここにきて四方田監督を解任し、
新潟でも指揮経験がある三浦文丈氏が新監督となりました。
この中断期間でどれだけ立て直すことができるか。
いよいよシーズンは終盤へと突入します。