2025年4月7日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第9節

025年4月6日(日

2025明治安田J1リーグ 第9節

ヴィッセル神戸 0 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:36,407人(国立競技場)

今節は、国立競技場(神戸のホームゲーム扱い)での大一番、
ヴィッセル神戸と対戦します。
今季ここまで勝利なし。
国立では勝利なし。
神戸には直近で大きく負け越している、と
不利なデータばかりが並びますが、
いつかはそれらの記録は破られる日が来ます。
それが今節であると、切に願いしましょう。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、ゲリア選手、稲村選手、堀米選手。
ボランチは星選手、秋山選手。
サイドハーフは右に小見選手、左に谷口選手。
ツートップは長谷川選手と小野選手です。
稲村選手が負傷明けで戻ってきました。

序盤から神戸の圧力を前に苦しむ新潟。
放り込まれるロングボールを弾き返しては、
反撃の機会を伺います。
前半12分、星選手が中盤でボールを奪うと
前線の長谷川選手へパス。
ボールを受け取った長谷川選手は前線へ進むと
相手選手を一人かわしてシュート。
綺麗な弧を描いたシュートが
神戸のゴールに突き刺さり、
苦しい時間帯を耐え凌いだ新潟が先制に成功します。
その後、さらに攻勢を強める神戸に対して
新潟は守備の時間が長くなりますが、
それを耐えてはショートカウンターを狙う展開となります。
前半は耐え凌ぎ、1-0での折り返しとなりました。

今季、先制してもすべての試合で追いつかれている新潟。
後半も高い集中力で神戸の攻撃を防ぎます。
負傷明けの稲村選手に代えて舞行龍選手、
堀米選手に代えて早川選手と、
ディフェンスラインの選手を交代することによって
より守備の強度を高めます。
先制して守りに入ってしまうことで
失敗を繰り返してきた新潟。
今節は、終了間際に交代で入った笠井選手のクロスを
同じく途中出場の矢村選手がボレーで
強烈なシュートを放ちます。
これは相手キーパーのビッグセーブで防がれますが、
最後まで攻め続けるんだという
チームとしての姿勢が見えました。
選手たちは最後まで力を振り絞り、
そしてタイムアップ!
今節は0-1での勝利となりました。

ようやく今季初勝利、国立での初勝利、
そして樹森監督にとっても初勝利です。
新潟では、アルビの勝利を待っていたかのように
この日、桜の開花宣言が発表されました。
ようやく新潟にも春が訪れました。

しかし、順位は未だ最下位のまま。
まだ上位へ食い込むチャンスが
得られたというだけに過ぎません。
次のゲームでも勝利を掴めれば一気に浮上できますし、
逆にまた勝利から遠ざかってしまえば
再び地の底へ沈むことになるでしょう。

次節は4月13日(日)、ホームで横浜FCと対戦します。
その前には、4月9日(水)にルヴァンカップで
松本山雅FCとの対戦も控えています。
連戦が続きますが、
ようやく勝利を掴んで波に乗りたい新潟にとっては
むしろ好条件ではないかと思います。
今節の勝利を無駄にすることなく、
上へと進んでいきましょう。


2025明治安田J1リーグ順位表 (4月6日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア1795221284
2サンフレッチェ広島178521954
3鹿島アントラーズ1695131697
4柏レイソル1694411073
5アビスパ福岡169513972
6川崎フロンターレ1584311459
7京都サンガF.C.15943211101
8ファジアーノ岡山149423853
9湘南ベルマーレ149423911-2
10清水エスパルス1193241091
11横浜FC10931567-1
12浦和レッズ10924379-2
13東京ヴェルディ109243711-4
14ガンバ大阪109315915-6
15セレッソ大阪992341415-1
16ヴィッセル神戸9823367-1
17FC東京89225611-5
18名古屋グランパス892251117-6
19横浜F・マリノス7814346-2
20アルビレックス新潟791441014-4
首位だった鹿島がホームで京都に逆転負けを喫し、
翻って町田が首位に浮上しています。
消化試合が1試合少ない広島は得失点差で2位です。
鹿島のホーム連続無敗記録は27でストップしました。
唯一の未勝利だった新潟もようやく勝利を掴み取り、
11位から20位までの勝ち点差は3。
連勝することができれば、一気に上を伺うことができる一方で、
負けが重なるとどんなクラブもいつの間にか降格圏、
ということもあり得るような状況です。

2025年4月3日木曜日

2025明治安田J1リーグ 第8節

025年4月2日(水

2025明治安田J1リーグ 第8節

アルビレックス新潟 0 vs.    1 アビスパ福岡

入場者数:13,627人(デンカビッグスワンスタジアム)

今節は、平日のナイターゲーム。
アビスパ福岡をホームに迎えての一戦です。
とにかく今季初勝利が欲しい新潟。
今節もその目標を目指して、戦うのみです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、ゲリア選手、舞行龍選手、橋本選手。
ボランチは星選手、秋山選手。
サイドハーフは右に小見選手、左に奥村選手。
ツートップは長谷川選手、矢村選手です。

いつものように効果的に前線へボールを運べず、
攻めあぐねる新潟。
そして後半15分、セットプレーの
ショートコーナーに対応できず失点。
そのまま試合終了。
今節も0-1での敗戦となりました。

樹森監督もなかなか勝利を掴むことができず、
試合中にダニーロ選手の左サイドを試してみるなど、
迷走が始まってしまったような感じです。
サポーターとしてはとにかく勝利が見たいところですが…
未だにトンネルの先は見えません。

次節は4月6日(日)、国立でヴィッセル神戸と対戦します。
国立は新潟にとって0勝1分4敗の「鬼門」となっています。
次節も苦しい戦いになることが予想されますが、
すべてが苦しい戦いと言っても過言ではないので、
引き続き1勝を目指して頑張ってほしいと思います。

平日のナイターゲームで、
まだ寒さも感じられる1日でしたが、
それにしては多くのサポーターが集まった印象です。

平日の夜に、福岡から頑張って
新潟に来てくれた福岡サポーター。
勝利を見届けることができて良かったですね。


2025明治安田J1リーグ順位表 (4月2日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ1685121358
2FC町田ゼルビア1685121064
3川崎フロンターレ1474211239
4サンフレッチェ広島147421743
5柏レイソル138341972
6アビスパ福岡138413871
7京都サンガF.C.128332770
8清水エスパルス1183231073
9ファジアーノ岡山118323752
10湘南ベルマーレ118323710-3
11浦和レッズ10824278-1
12ガンバ大阪108314914-5
13セレッソ大阪9823313130
14ヴィッセル神戸97232660
15東京ヴェルディ98233711-4
16FC東京88224610-4
17名古屋グランパス882241015-5
18横浜FC7821547-3
19横浜F・マリノス6713346-2
20アルビレックス新潟48044914-5
鹿島と広島との上位対決は広島が制しました。
名古屋は前節の初勝利に続いて今節も勝利。波に乗っています。
未勝利が続く新潟は降格圏から脱出するには
初勝利どころか連勝が必要な状況となってきました。
非常に苦しい状況ですが、
まずは目の前の1勝を掴み取りにいくだけです。

2025年3月31日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第7節

025年3月29日(土

2025明治安田J1リーグ 第7節

アルビレックス新潟 3 vs.    3 ガンバ大阪

入場者数:20,497人(デンカビッグスワンスタジアム)

今季初勝利、そして樹森監督体制の初勝利が
喉から手が出るほど欲しい新潟。
今節は、ホームにガンバ大阪を迎えての一戦です。
今節こそ、サポーターの声援を背に
何としてでも勝利を掴み取りましょう。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、橋本選手。
ボランチは宮本選手、秋山選手。
サイドハーフは右に小見選手、左に谷口選手。
ツートップは長谷川選手と小野選手です。
負傷明けの小野選手が戦線に復帰しましたが、
今度は堀米選手、太田選手がベンチにも入っていません。
ボランチの新井選手も負傷したという情報があります。
相変わらず負傷者が多い新潟ですが、
今戦えるメンバーでやっていくしかありません。

序盤、ガンバの圧力の前になかなかボールを進められない新潟。
逃げるようなロングボールが多くなり、
セカンドボールを回収されてはピンチを招きます。
それでもその時間帯を耐え忍んでいると、
前半18分、小野選手のピンポイントクロスを
中央で長谷川選手が上手く頭で合わせて、
新潟が先制に成功します。
今季は先制してもなかなかリードが守れない新潟。
リードを守りつつ追加点を奪いたいところでしたが、
前半43分、新潟のペナルティエリア付近で
相手選手のパスミスしたボールが新潟の選手に当たって
フリーの相手選手に渡るという不運が起こり、
これをしっかり決められて前半のうちに同点に追いつかれます。
前半は1-1での折り返しとなりました。

後半、これもいつもどおりなのですが
相手の圧力に押されて開始直後から押し込まれる新潟。
勢いそのままに、後半22分、
新潟陣内でのパスミスから決定機を作られ、
最後はクロスを中央で沈められて逆転を許します。
これで終わりというムードもありましたが、
新潟の選手たちはあきらめてはいませんでした。
後半29分、前線に放り込まれたボールを
矢村選手が頑張って後ろへ逸らすと、
これを回収した橋本選手は中央へグラウンダーのクロス。
これを奥村選手が右足アウトサイドで軽く叩くと、
見事な軌道を描いたシュートがガンバのゴールに突き刺さり、
新潟が同点に追いつきます。
勢いが止まらない新潟。
ホームの大声援を受けて、後半37分、
相手ディフェンス陣のパスミスを誘い、
ボールを拾った小見選手は前線へ駆け上がるとファーへクロス。
これを受けた矢村選手は
華麗なシュートフェイントで対峙した相手選手をかわすと、
キーパーの逆をつく見事な
ファーサイドへのグラウンダーシュートを沈めて、
新潟が再逆転に成功します。
提示されたアディショナルタイムは5分。
リードを得た今日の新潟も、今までのように追加点を狙わずに
ガンバサイドでボールをキープして時間を稼ぎ、
自陣ではクリアを多用してとにかく時計の針を進めようとします。
なんとか耐え凌げるかと思っていたラストに、
落とし穴が待っていました。
引き気味となった新潟を相手に、
ガンバは新潟陣内でボールを回すことが多くなり、
ペナルティエリアにボールを放り込まれては何とか弾き返す新潟。
後半アディショナルタイム7分、
新潟陣内がスクランブル状態となり、
相手選手がトラップミスしたボールが
対峙した宮本選手の腕に当たってしまい、
これがPKの判定となってしまいます。
PKキッカーはPK職人、宇佐美選手。
コンディション不良からか途中出場だった宇佐美選手ですが、
これをきっちり決めて、今節も土壇場で同点に追いつかれます。
最後、矢村選手などは
最後まで勝ち越しをあきらめてはいませんでしたが、
奮闘むなしくタイムアップ。
今節は3-3の引き分けとなりました。

これで7試合連続勝ちなし。
昨季からの未勝利記録は16試合に伸びてしまいました。
そして、新潟と同じく今季未勝利だった名古屋が勝利し、
今季未勝利は新潟のみとなり、ついに最下位に転落しました。

非常に苦しい状況が続きますが、次もホームで戦えます。
次節は4月2日(水)、ホームでアビスパ福岡と対戦します。
いつか報われる時がくると信じて、
今まで自分たちが培ってきた戦術を信じて、
1試合1試合を精一杯戦っていくしかありません。


2025明治安田J1リーグ順位表 (3月29日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ1675111349
2FC町田ゼルビア137412963
3柏レイソル127331862
4川崎フロンターレ1163211037
5清水エスパルス117322954
6ファジアーノ岡山117322633
7サンフレッチェ広島116321642
8京都サンガF.C.117322660
9湘南ベルマーレ11732278-1
10アビスパ福岡107313770
11ガンバ大阪107313913-4
12東京ヴェルディ8722359-4
13浦和レッズ7714257-2
14横浜FC7721446-2
15FC東京7721448-4
16横浜F・マリノス66132440
17セレッソ大阪671331112-1
18ヴィッセル神戸6613256-1
19名古屋グランパス57124815-7
20アルビレックス新潟47043913-4
首位の鹿島が神戸に競り勝ち、首位をキープしています。強いです。
名古屋は横浜FCに勝利して、今季未勝利は新潟だけとなりました。
始まったばかりのような気もする今季も、気づけばもうすぐ10節。
あっという間に終わってしまうような感じもあります。