2019明治安田生命J2リーグ 第1節
京都サンガF.C. 0 vs. 0 アルビレックス新潟
入場者数:14,069人(京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場)
春のような穏やかな天気が全国的に広がりました。
いよいよ、今シーズンもJリーグが始まりました。
2月22日(金)には皮切りにJ1リーグの
セレッソ大阪 vs. ヴィッセル神戸が開催されました。
ヴィッセル神戸は、ルーカス・ボドルスキ選手、
アンドレス・イニエスタ選手に加えて、
今季もダビド・ビジャ選手というビッグネームを獲得しました。
また、初戦の対戦相手となったセレッソ大阪から山口蛍選手を獲得するなど、
見所が満載の開幕戦となり、
会場となったヤンマースタジアム長居は超満員でした。
J1リーグの前に開催された、
前年のJ1リーグ優勝チームと天皇杯優勝チームが戦う
富士ゼロックススーパーカップも、
川崎フロンターレ vs. 浦和レッズという好カードとなったこともあってか、
会場の埼玉スタジアム2○○2は歴代2位の観客動員数でした。
一時は日本経済と共に氷河期を迎えていたJリーグですが、
日本経済の回復と共に少しずつ
創生期のような盛り上がりを取り戻している印象があります。
アルビレックス新潟の今シーズン初戦の相手は、京都サンガF.C.となりました。
会場の京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場は、
新潟から1,500人のサポーターが乗り込んだのもあってか、
昨年の京都サンガF.C.の開幕戦よりも2倍以上の観客が入ったそうです。
J2リーグも昨年以上に盛り上がりをみせているようです。
新潟のフォーメーションは、キャンプでは4-1-4-1も試していましたが、
本日は伝統の4-4-2となりました。
新潟の開幕戦のスタメンは、
ゴールキーパーは大谷選手。
昨年、スタメンに多く名を連ねたアレックス・ムラーリャ選手は移籍となりました。
ディフェンスラインは、右から川口選手、新井直人選手、大武選手、渡邊泰基選手。
新井直人選手は、新潟経営大学に所属する22歳の選手で、
キャンプでは練習生として参加していましたが、
キャンプ中にクラブへの加入が決まった選手です。
キャンプではサイドバックやボランチでのプレーが多かったですが、
本日はセンターバックでの出場となりました。
ボランチは、カウエ選手と加藤選手。
加藤選手は今シーズンからキャプテンとしてチームを支えます。
サイドハーフは、右に戸嶋選手、左に高木選手。
前線は、田中選手と新加入のレオナルド選手です。
レオナルド選手は、昨年はガイナーレ鳥取に在籍し、
J3リーグ得点王となりました。
河田選手が徳島ヴォルティスへ移籍となった中、
レオナルド選手には多くのゴールが求められます。
試合は、序盤こそ新潟が攻勢を強める展開となりましたが、
その後は京都がボールを保持する時間が長くなりました。
新潟は、前がかりのプレスは止めて、
攻め込む京都に対して引いて守り、カウンターを狙います。
これこそ、片渕監督がキャンプで語っていた「ハイプレス以外の戦術」です。
キャンプでは、新潟の伝統であるハイプレスサッカーに加え、
引いて守ることもできるよう強固な守備網を作れるよう練習しました。
お互いチャンスを作るも決めきれず、
前半は0-0での折り返しとなりました。
後半も、試合の展開は変わりません。
新潟は、田中選手に代わって渡邉新太選手、
そして高木選手に代わって矢野選手を投入し、攻勢を強めます。
終盤はお互いが決定機を迎える展開となりましたが、
どちらもゴールネットを揺らすことはできず。
開幕戦は0-0で終了となりました。
スコアレスドローのゲームについては評価が分かれることが多いですが、
本日の新潟は「冷静に守ることができた」ということだと思います。
ボールを京都に持たせて、取り所でボールを奪ってカウンターを仕掛けるのは、
まさに想定した展開ではなかったでしょうか。
そんな中で、無失点に抑えることができたことは評価できると思います。
一方、カウンターで何度もチャンスを作りながらゴールを奪えなかったのは課題です。
引き続き、実践を積み重ねていきながら連携を高めていき、
このような試合を勝ち試合にすることができればと思います。
今シーズンも、いよいよ始まりました。
またアルビレックス新潟を応援することができることに感謝です。
次節もアウエーで、3月3日(日)にジェフユナイテッド千葉と対戦します。
ホーム開幕戦は3月9日(土)で、柏レイソルと対戦します。
J3リーグから昇格してきたFC琉球、鹿児島ユナイテッドFCは
どちらも開幕戦に勝利しました。
J1リーグから降格してきたV.ファーレン長崎、柏レイソルは
どちらも強豪です。
今年のJ2リーグも、強豪がひしめく苦しいリーグです。
そんな中、今年こそ新潟がJ1リーグへ復帰できるよう、
より盛り上げていきたいと思います。
アルビレックス新潟公式サイト 第1節
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