2024年5月29日水曜日

2024明治安田J1リーグ 第16節

024年5月25日(土

2024明治安田J1リーグ 第16節

アルビレックス新潟 1 vs.    2 アビスパ福岡

入場者数:20, 197人(デンカビッグスワンスタジアム

5月の連戦の最後となるホームゲーム。
本日はアビスパ福岡との対戦です。
負傷者が続出している新潟は前節でも星選手が負傷交代し、
練習参加できるフィールドプレーヤーは17人とのこと。
実に11人が離脱しているという、緊急事態です。
必然的に、連戦であっても出る選手はほとんど同じ。
そうなると連戦の疲れもあってか、
試合のたびに負傷者が出てまたメンバーが少なくなるという
悪循環が続いています。
本日のベンチメンバーにはフォワードの選手がいないという、
非常に苦しい状況です。
それでもホームに多く駆けつけてくれたサポーターのために、
久しぶりの勝利目指して頑張ってもらいたいです。

本日の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、デン選手、千葉選手、早川選手。
ボランチは秋山選手、奥村選手。
サイドハーフは右に小見選手、左に谷口選手。
ツートップは長倉選手と鈴木選手です。
ベンチには、先日のルヴァンカップ秋田戦で
勝利を呼び寄せるプロ初ゴールを決めた
石山青空選手も入っています。

ボールを保持しながら相手ゴールに迫る新潟と、
前線からの激しいプレスでボールを奪ってからの
ショートカウンターを得意とする福岡。
必然的に新潟がボールを保持する時間が長くなります。
何度か福岡ゴールに迫り、
シュートも打てそうな状況を作り出しますが、
ゴール前で中途半端な横パスを出しては
奪われてチャンスを逃すどころか一転してピンチを招くという、
だんだんと嫌な雰囲気が漂い始めます。
そして前半37分、新潟ゴール前で福岡にフリーキックを与えると、
前選手のフリーキックは美しい弧を描いて
新潟ゴールのバーを叩きながらゴールに吸い込まれ、
今節も前半のうちに先制点を献上してしまいます。
前半は0-1での折り返しとなりました。

後半、反撃に出たい新潟ですが
メンバー交代もできず、
連戦の疲れもあってか思うようにボールが運べません。
時間だけが刻々と過ぎていく中、
後半40分、福岡のクロスが誰も触れないまま
新潟ゴールに吸い込まれ、痛恨の追加点を与えてしまいます。
後半アディショナルタイム、
クロスから早川選手が合わせて一点を奪いますが、時すでに遅し。
今節は1-2での敗戦となりました。

これで今季3度目の連敗。
残留争いグループにどっぷり浸かってしまい、
なかなか抜け出せない状況が続いています。
離脱中の選手はいずれもすぐ復帰できるような状況ではなく、
連戦が続く6月も今のメンバー、
もしかしたらさらに少ないメンバーで
臨まなければいけないかもしれません。
コロナ禍、濃厚接触の概念もあって
登録できるメンバーが規定に満たない場合は
試合延期(あるいは0-3での不戦敗)ということもありましたが、
それに近いような状況になってしまっています。
非常に苦しい状況ですが、それでも体に鞭を打って
戦い続けてくれている今の選手たちを精一杯応援し、
この辛い状況を乗り越えていきたいと思います。

次節は6月1日(土)、アウェイでFC町田ゼルビアと対戦します。
初めてのJ1にも関わらず巧みな戦術と
徹底した球際の競り合いの強さ、セカンドボールの回収率の高さで
勝利を積み重ねて首位を快走する町田。
非常に苦しい試合になることが予想されますが、
逆にここで勝利をあげることができれば
大きな浮上のきっかけになることでしょう。
ピンチはチャンス。
戦う選手たちはそう考えて、新潟に歓喜を届けてほしいと思います。


2024明治安田J1リーグ順位表 (5月26日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア35161123271215
2鹿島アントラーズ32161024271710
3ヴィッセル神戸2916925241212
4ガンバ大阪281684415114
5名古屋グランパス261682619172
6浦和レッズ241673626224
7セレッソ大阪241666422184
8サンフレッチェ広島2315582261511
9FC東京231665526251
10柏レイソル221557317170
11アビスパ福岡22165741517-2
12東京ヴェルディ21164932123-2
13ジュビロ磐田18165382224-2
14横浜F・マリノス171345418180
15川崎フロンターレ17164572324-1
16アルビレックス新潟16164481925-6
17サガン鳥栖14154292127-6
18湘南ベルマーレ14163582230-8
19北海道コンサドーレ札幌11162591331-18
20京都サンガF.C.101624101230-18
首位の町田は浦和に勝利し、順調に勝利を積み重ねています。
神戸はヴェルディに敗北。優勝戦線から遠ざかりました。
鹿島は札幌に快勝し、町田を追走します。
優勝争いは町田、鹿島の競り合いの状況となっています。
下位の方は、下位チームはいずれも勝ち点を伸ばせず、
状況は変わりません。
川崎が依然として15位と、苦しいシーズンを送っています。
こうして見てみると、苦しいのはどこも同じというのが
本当によくわかります。

2024年5月20日月曜日

2024明治安田J1リーグ 第15節

024年5月19日(日

2024明治安田J1リーグ 第15節

湘南ベルマーレ 2 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:11, 427人(レモンガススタジアム

5月の連戦も半ばを過ぎたあたり。
今節はアウェイで湘南ベルマーレと対戦します。
連戦の中、新潟は負傷者が相次ぎ、
フィールドプレーヤー26名のうち9名が出場できないという
異例の状況となっています。
今節のベンチメンバーには、
特別指定選手の大学4年生、稲村選手が
昨日大学のリーグ戦を戦ったばかりにも関わらず
ベンチ入りしました。
特に前線の交代選手がおらず、非常に苦しい状況ですが、
対戦相手の湘南は残留を争うライバルで
絶対に勝利を掴み取らねばならない一戦です。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、デン選手、千葉選手、星選手。
ボランチは秋山選手、奥村選手。
サイドハーフは右に小見選手、左に谷口選手。
ツートップは長倉選手と鈴木選手です。
ユースを卒業したばかりの石山青空選手もベンチに入り、
本当にクラブとしての総力戦です。

序盤での失点が非常に多い新潟。
今節は最初から積極的にシュートを狙って
湘南ゴールに襲い掛かります。
そして、前半30分、千葉選手の縦パスが鈴木選手に渡り、
鈴木選手はボールを収めつつ
サイドを駆け上がった谷口選手へパス。
谷口選手は前線へボールを運んでクロスをあげると、
これに反応した長倉選手が
ワンタッチで絶妙なコロコロシュート。
相手キーパーの逆をついたシュートが見事ゴールに吸い込まれ、
新潟が久しぶりの先制点奪取に成功します。
勢いそのまま、追加点を狙いたいところでしたが
その直後の前半35分、相手ゴールキーパーのロングフィードを
小島選手とデン選手が激しく交錯してロスト。
これを拾った相手選手が難なくボールを流し込み、
残念な形ですぐさま同点に追いつかれてしまいます。
勢いを失った新潟ですが、
なんとか気持ちを取り直して前半をしのぎ、
前半は1-1での折り返しとなります。

後半。やはり前半のうちに同点に追いついた湘南の勢いは強く、
また新潟の選手たちは時間が経つたびに疲労の色が濃くなり、
ボールを握ってもシュートまでつなげることができず、
中途半端な形でボールを失ってはカウンターを受けることが
多くなります。
そして後半15分、相手陣内でボールを失ったところから
最後はシュートのこぼれ球を押し込まれ、
湘南に逆転を許してしまいます。
反撃に出たい新潟ですが、交代カードを切ることもできず、
疲れ果てた選手たちにもはや攻撃のなす術なし。
最後の最後まで横パスをつなげることしかできず、
シュートまで持ち込むこともできないまま、タイムアップ。
今節は2-1での敗戦となりました。

久々の先制点を勝利に結びつけることができず、
残留のライバルである湘南に勝ち点3を
プレゼントしてしまったのは非常に痛いです。
負傷者はすぐ帰ってくるわけではないので、
このメンバーで連戦を切り抜ける必要があります。
非常に苦しいです。
しかし、今いるメンバーでやるしないので、
今節は(目に見えた)負傷者が
いなかったことはプラスに捉えて、
次節につなげてほしいと思います。

次節は5月25日(土)、ホームでアビスパ福岡と対戦します。
その間に、5月22日(水)にはアウェイで
ブラウブリッツ秋田と戦うルヴァンカップがあります。
中2日の連戦をいずれも
今のメンバーで戦わなければならない、
非常に苦しい状況ですが、やるしかありません。
サポーターは引き続き出来る限りの後押しをするだけです。


2024明治安田J1リーグ順位表 (5月19日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア32151023251114
2ヴィッセル神戸2915924241113
3鹿島アントラーズ291592424177
4ガンバ大阪251574414113
5名古屋グランパス251581618162
6浦和レッズ241573525205
7セレッソ大阪231565421174
8FC東京231565426242
9サンフレッチェ広島2214572251411
10柏レイソル211456316160
11アビスパ福岡19154741316-3
12東京ヴェルディ18153932023-3
13横浜F・マリノス171345418180
14川崎フロンターレ16154472223-1
15アルビレックス新潟16154471823-5
16ジュビロ磐田15154381922-3
17サガン鳥栖14154292127-6
18湘南ベルマーレ14153572027-7
19北海道コンサドーレ札幌11152581328-15
20京都サンガF.C.91523101129-18
町田がヴェルディに圧勝し、首位に再浮上しました。
町田は得失点差も一位であり、初のJ1を席巻しています。
神戸は鹿島との上位対決で敗北。
町田、神戸、鹿島での優勝争いという構図になっています。
下位の方は、最下位の京都は広島に0-5で完敗。
京都は今季のホーム全試合で敗戦と、苦しい状況になっています。
札幌は柏に後半アディショナルタイムに勝ち越しを許し、敗戦。
磐田は浦和相手に引き分け、
鳥栖は名古屋相手に退場者も出して完敗。
新潟はもちろんのこと、ACL決勝戦を控える横浜FMも川崎も
残留争いに巻き込まれそうな展開です。
とにかく目の前の試合のことだけ考えて戦い続けるしかありません。