2024年5月19日(日)
2024明治安田J1リーグ 第15節
湘南ベルマーレ 2 vs. 1 アルビレックス新潟
入場者数:11, 427人(レモンガススタジアム)
5月の連戦も半ばを過ぎたあたり。
今節はアウェイで湘南ベルマーレと対戦します。
連戦の中、新潟は負傷者が相次ぎ、
フィールドプレーヤー26名のうち9名が出場できないという
異例の状況となっています。
今節のベンチメンバーには、
特別指定選手の大学4年生、稲村選手が
昨日大学のリーグ戦を戦ったばかりにも関わらず
ベンチ入りしました。
特に前線の交代選手がおらず、非常に苦しい状況ですが、
対戦相手の湘南は残留を争うライバルで
絶対に勝利を掴み取らねばならない一戦です。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、デン選手、千葉選手、星選手。
ボランチは秋山選手、奥村選手。
サイドハーフは右に小見選手、左に谷口選手。
ツートップは長倉選手と鈴木選手です。
ユースを卒業したばかりの石山青空選手もベンチに入り、
本当にクラブとしての総力戦です。
序盤での失点が非常に多い新潟。
今節は最初から積極的にシュートを狙って
湘南ゴールに襲い掛かります。
そして、前半30分、千葉選手の縦パスが鈴木選手に渡り、
鈴木選手はボールを収めつつ
サイドを駆け上がった谷口選手へパス。
谷口選手は前線へボールを運んでクロスをあげると、
これに反応した長倉選手が
ワンタッチで絶妙なコロコロシュート。
相手キーパーの逆をついたシュートが見事ゴールに吸い込まれ、
新潟が久しぶりの先制点奪取に成功します。
勢いそのまま、追加点を狙いたいところでしたが
その直後の前半35分、相手ゴールキーパーのロングフィードを
小島選手とデン選手が激しく交錯してロスト。
これを拾った相手選手が難なくボールを流し込み、
残念な形ですぐさま同点に追いつかれてしまいます。
勢いを失った新潟ですが、
なんとか気持ちを取り直して前半をしのぎ、
前半は1-1での折り返しとなります。
後半。やはり前半のうちに同点に追いついた湘南の勢いは強く、
また新潟の選手たちは時間が経つたびに疲労の色が濃くなり、
ボールを握ってもシュートまでつなげることができず、
中途半端な形でボールを失ってはカウンターを受けることが
多くなります。
そして後半15分、相手陣内でボールを失ったところから
最後はシュートのこぼれ球を押し込まれ、
湘南に逆転を許してしまいます。
反撃に出たい新潟ですが、交代カードを切ることもできず、
疲れ果てた選手たちにもはや攻撃のなす術なし。
最後の最後まで横パスをつなげることしかできず、
シュートまで持ち込むこともできないまま、タイムアップ。
今節は2-1での敗戦となりました。
久々の先制点を勝利に結びつけることができず、
残留のライバルである湘南に勝ち点3を
プレゼントしてしまったのは非常に痛いです。
負傷者はすぐ帰ってくるわけではないので、
このメンバーで連戦を切り抜ける必要があります。
非常に苦しいです。
しかし、今いるメンバーでやるしないので、
今節は(目に見えた)負傷者が
いなかったことはプラスに捉えて、
次節につなげてほしいと思います。
次節は5月25日(土)、ホームでアビスパ福岡と対戦します。
その間に、5月22日(水)にはアウェイで
ブラウブリッツ秋田と戦うルヴァンカップがあります。
中2日の連戦をいずれも
今のメンバーで戦わなければならない、
非常に苦しい状況ですが、やるしかありません。
サポーターは引き続き出来る限りの後押しをするだけです。
町田は得失点差も一位であり、初のJ1を席巻しています。
神戸は鹿島との上位対決で敗北。
町田、神戸、鹿島での優勝争いという構図になっています。
下位の方は、最下位の京都は広島に0-5で完敗。
京都は今季のホーム全試合で敗戦と、苦しい状況になっています。
札幌は柏に後半アディショナルタイムに勝ち越しを許し、敗戦。
磐田は浦和相手に引き分け、
鳥栖は名古屋相手に退場者も出して完敗。
新潟はもちろんのこと、ACL決勝戦を控える横浜FMも川崎も
残留争いに巻き込まれそうな展開です。
とにかく目の前の試合のことだけ考えて戦い続けるしかありません。
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