2023年9月4日月曜日

2023明治安田生命J1リーグ 第26節

023年9月2日(土)

2023明治安田生命J1リーグ 第26節

アルビレックス新潟 1 vs.    1 浦和レッズ

入場者数:27,775人(デンカビッグスワンスタジアム

8/30(水)の水曜日には、
天皇杯の準々決勝で川崎と戦った新潟。
谷口選手のゴールで先制しつつも追いつかれて
試合は延長戦に突入。
延長後半、逆転弾を浴びて万事休すといったところでしたが、
ラストプレーで早川選手の魂のこもったヘディングが
ゴールネットに突き刺さり、PK戦までもつれ込みました。
Pk戦の結果、惜しくも敗退となってしまいましたが、
新潟の選手たちが最後まで
勝利目指して力を振り絞った姿は
多くのサポーターに感動を与えてくれました。
それと同時に、負けることの悔しさを
改めて思い知らされました。
J1リーグでの戦いでは思うようにゲームが進められず、
なすすべなく敗れることも多くなり、
いつからか負けることに対する悔しさも弱まっていた気がします。
負けることは悔しいです。
しかし、まさに対戦相手であった川崎は、
優勝を目前にしながら何度も何度も逃し続け、
ようやく掴み取った優勝を糧に
毎年優勝を目指せる常勝チームへと
進化を遂げてきたクラブです。
新潟も、この悔しさをバネに、
何度も何度も挑戦していつかはこの壁を突き破りましょう。
そして、今季の戦いはこれでリーグ戦を残すのみとなりました。
今節は、ホームに浦和レッズを迎えての一戦です。
ホームでの試合も、今節をいれて残り5試合。
少しでも上の順位を目指して、早く残留を決めて、
少しずつでもチームとして成長していきたいと思います。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは高選手、島田選手。
サイドハーフは右に長谷川選手、左に長倉選手。
ツートップというよりは
セカンドトップのような位置に高木選手が入って、
ワントップは鈴木選手です。

浦和には抜群の相性の悪さで知られる新潟。
つい失点を恐れて構えてしまいがちですが、
開始序盤から自信をもって攻撃を組み立てることができず、
早々に失点してしまう状況が続いています。
今節は、開始序盤から浦和相手に恐れずに、
自陣からボールを回して攻撃を組み立てて、
隙を見ては相手ディフェンスラインの裏を目指して
ボールを放り込む流れで攻勢を強めます。
どちらかというと新潟が優勢に進めていた状況でしたが、
そんな中でも強かに得点を奪うことができるのが浦和。
新潟にボールを保持されながらも
決定的なシーンは作らせずに守り抜いていると、
前半38分、浦和のコーナーキックの流れから
VARからのオンフィールドレビューの結果、
長倉選手がハンドをとられてしまい、PKを献上。
これをきっちり決められてしまい、
今節も前半のうちに失点して追いかける展開となります。
前半はそのまま、0-1での折り返しとなりました。

後半、前半に引き続き攻勢に出る新潟。
浦和は前半にリードしたこともあってか
自陣にしっかり構えて新潟の攻撃をことごとく跳ね返します。
「リードは1点で十分」ということを誇示するかのように、
リーグ最小失点の浦和は守備の綻びを作らず、
ただひたすら新潟にボールを保持させて走り続けさせます。
流れが代わったのは、後半28分、
秋山選手、三戸選手、小見選手が投入され、
さらに後半34分には松田選手が投入されてからでした。
松田選手は相手の左サイドを何度も切り崩し、
決定的なパスを中央へ送り続けます。
そして後半36分、その松田選手のクロスから
最後は中央で小見選手が流し込み、
新潟が同点に追いつきます。
その後も押せ押せムードの新潟。
逆転目指して浦和ゴールに襲いかかりますが、
最後まで逆転ゴールを奪うことはできませんでした。
今節は1-1での引き分けとなりました。

苦手な浦和相手に前半のうちに
先制を許すという最悪な展開でしたが、
同点に追いつくことができたのは収穫でしょう。
そして、松田選手のドリブルは相手の脅威になりました。
がっちりと守備を固める相手に対しては、
やはり個人の力が必要になるかと思います。
強固な守備を打ち破れない展開が続いていた新潟ですが、
少し光明が差したのではないでしょうか。

次節は9月17日(日)、アウェイでガンバ大阪と対戦します。
ガンバも今季の前半戦は完全に力負けしてしまった相手です。
やられた分は、今季のうちに返しましょう。
そして、最後まで戦い抜きましょう。


世界に誇る浦和のコレオ!本当に見事ですね。
新潟も、スタジアム全体を使ったコレオが
できるような日を夢見ています。

8月は猛暑日が続き、
新潟市中央区の月間雨量は脅威の2mm!
極端な暑さ・雨量不足により、
新潟が誇る質が高い芝も大きなダメージを受けてしまいました。
管理されている方は、本当に手入れが大変だと思います。

熱い応援で知られる浦和。
その声量に反応してか、
いつも以上に新潟のサポーターからも
大きな声援が送られていたような気がします。

2023明治安田生命J1リーグ順位表 (9月3日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1ヴィッセル神戸52261574482325
2横浜F・マリノス50261556493217
3名古屋グランパス4626137634259
4セレッソ大阪45261439382612
5浦和レッズ45261295312011
6鹿島アントラーズ43261277372413
7サンフレッチェ広島4126125931256
8アビスパ福岡3826115102630-4
9川崎フロンターレ332696113436-2
10FC東京332696113337-4
11ガンバ大阪332696113546-11
12北海道コンサドーレ札幌322688104849-1
13サガン鳥栖312687113233-1
14京都サンガF.C.292692153036-6
15アルビレックス新潟292678112635-9
16柏レイソル2326411112335-12
17横浜FC222657142246-24
18湘南ベルマーレ182639143251-19
首位だった横浜FMは残留争い中の柏の勢いに飲まれて完敗。
神戸は京都相手に勝利を掴み、首位に浮上しました。
下位の方では、湘南は鹿島相手に一度は逆転するも
勝利を目指す鹿島の執念にやられて土壇場のゴールで引き分け。
横浜FCは名古屋相手にリードを許すも
終了間際に追いついて勝ち点1を奪取。
結果として、17位の横浜FCと18位の湘南の勝ち点差が4となりました。
リーグ戦は残り8試合。最後まで目が離せません。

2023年8月28日月曜日

2023明治安田生命J1リーグ 第25節

023年8月25日(土)

2023明治安田生命J1リーグ 第25節

鹿島アントラーズ 2 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:18,895人(県立カシマサッカースタジアム

今季今まで連勝のない新潟。
前節、福岡相手に勝利を掴み、
今季7度目の「連勝のチャンス」を手に迎える
鹿島アントラーズとのアウェイゲームです。
鹿島は早々に先制点を奪い、
硬い守備をベースに自分たちのペースで
試合を進めるのが得意なチーム。
先制点の重要性がより増す試合です。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは島田選手、高選手。
サイドハーフは右に長谷川選手、左に三戸選手。
トップ下に高木選手が入り、
ワントップは長倉選手です。

前半戦の鹿島との戦いでは開始早々に先制点を奪われ、
その後はただ時間が過ぎていくだけといったような展開で
なすすべなく敗れた新潟。
今節こそ開始から攻勢を強めていく方針だったはずですが、
圧力の強い鹿島のプレスを前に
自陣からビルドアップを行うことができず。
前線へのロングフィードなども繰り出すことができず、
自陣でボールを失ってはピンチを招きます。
守備が綻ぶのも時間の問題と思われていた中、
前半9分、クロスからいともたやすく失点。
その後も鹿島のプレスを前にボールを運べない新潟。
勢いそのままに、30分、再びクロスから失点。
前半はただ一方的にやられるだけのような形で終了。
2-0での折り返しとなりました。

後半も特にメンバーは変更せずに戦う新潟。
2点のリードを奪った鹿島は前線からのプレスを少し緩めて、
自陣でがっちり構えて新潟にボールを持たせます。
新潟はボールを保持できるようになりますが、
硬い鹿島の守備を前に決定的な場面を作ることができません。
長谷川選手、長倉選手、島田選手に代えて
松田選手、鈴木選手、秋山選手を投入してからは、
前線でボールを保持することができるようになって
シュートチャンスを作ることができるようになりますが、
鹿島のゴールネットを揺らすことはできません。
鹿島の硬い守備を前に得点を奪える気配すらなく、
そのまま試合終了。
今節は2-0での完敗でした。

「開始早々に失点し、少し前がかりになったところを
突かれて追加点を奪われ、守備を固められて得点を奪えず終了」
という、警戒していたはずの
一番やってはいけない展開になってしまいました。
「これだけ完璧にやられたのは前半戦の鹿島戦以来」
という言葉がぴったりの、
強かな鹿島相手に完全に
相手のペースにはまってしまったゲームでした。
球際での競り合いも負けることが多く、
セカンドボールへの反応も鹿島の選手の方が早く、
まるで大人と子供の試合をみているような印象でした。
個人としては当然のこと、
組織としても何枚も鹿島の方が上という事実を
見せつけられたような感じです。
今季、何とか残留を達成することができたとしても、
来年のJ1でも鹿島との戦いはあります。
この壁を越えることができなれば、
「新潟にタイトルを」などという言葉は夢物語となります。
完膚なきまでに打ちのめされたこのゲームを糧に、
次の鹿島との戦いでどのようにして勝利を目指していくのか。
クラブの総力が試されています。

追記1)
クロスからの失点が多い新潟に対して、
クロスからの得点が多い鹿島。
そのデータ通り、鹿島の選手は
サイドを突破した際は確実に正確なクロスをあげて、
中央では新潟の選手の数が揃っていても
鹿島のヘディングシュートを防ぐことができないような
シーンが散見されました。
「新潟はクロスからの失点が多い」という弱点は、
「新潟はクロスからの得点が少ない」ということと
決して別々の問題ではないような気がします。
鹿島には正確にクロスをあげられる選手がいて、
そしてどんなに相手に囲まれていても
それを頭で合わせられる選手がいるので、
練習でも強度の高い練習ができているものと思います。
一方、新潟には正確にクロスをあげられる選手がおらず、
またクロスに合わせられる選手もいないので、
どうしても練習の強度は弱くなってしまうのではないでしょうか。
結果として、「クロスに弱い新潟」ができあがってしまっています。
華麗なパスワークを武器にJ2優勝を達成した新潟ですが、
J2時代からクロスからの失点は多く、クロスからの得点も少なく、
新潟にとっての弱点とは言われ続けてきました。
J1にあがってもその弱点はなかなか克服できず、
むしろ鹿島のような強度の強い相手を前に
その弱点がより顕著になっているような印象です。
この弱点をそのままにして来季に臨むことはできないでしょう。
自分たちが今まで築き上げてきたのが一気に崩壊するような、
非常に悔しい敗戦になってしまいましたが、
これすら成長の糧にして、前へ進んでほしいと思います。


2023明治安田生命J1リーグ順位表 (8月26日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1横浜F・マリノス50251555493019
2ヴィッセル神戸49251474462224
3名古屋グランパス4525136633249
4浦和レッズ44251285301911
5鹿島アントラーズ42251267352213
6セレッソ大阪4225133935269
7サンフレッチェ広島3825115929254
8アビスパ福岡3525105102429-5
9川崎フロンターレ3325961034331
10FC東京332596103235-3
11ガンバ大阪332596103542-7
12サガン鳥栖3125871032311
13北海道コンサドーレ札幌292578104449-5
14京都サンガF.C.292592142934-5
15アルビレックス新潟282577112534-9
16横浜FC212556142145-24
17柏レイソル2025311112135-14
18湘南ベルマーレ172538143049-19
首位の横浜FMは苦手とするアウェイでの横浜FC戦に、1-4の完敗。
神戸はFC東京相手に
後半アディショナルタイム弾による「劇的引き分け」に持ち込み、
辛くも勝ち点1を掴み取りました。
3位の名古屋はセレッソ相手に敗北。
上位との差を縮めることはできませんでした。
下位の方では、新潟が15位に順位を下げています。
最下位の湘南は浦和相手に敗北し、
柏は広島相手に勝ち点1を搾り取り、湘南と柏の勝ち点差は3です。
新潟の16位との勝ち点差は7で、最下位湘南との勝ち点差は11。
今季は降格クラブが1つだけなので、今までとは少し違いますが、
J1での15位はぎりぎり残留が決まる順位であり、
以前J1に所属していた際の新潟は、
どれだけ「15位」に助けられたかわかりません。
毎年残留争いの中心だった前回の新潟のJ1生活でしたが、
這い上がってきた今回は、上位を目指して戦える集団になりたいです。