2020年6月29日月曜日

2020明治安田生命J2リーグ 第2節

2020年6月27日(土)
2020明治安田生命J2リーグ 第2節
ヴァンフォーレ甲府 3 vs.    3 アルビレックス新潟

入場者数:リモートマッチ(無観客試合)(山梨中銀スタジアム)

「止まっていた時計の針が、再び動き始めました。」
そんな実況のもと、J2リーグ第2節が開始しました。

第1節が開催されてから4ヶ月後。
開幕時点で全国的な蔓延が懸念されていた新型コロナウイルスは、
その後非常に強い感染力で猛威を奮い、
各種イベントは中止を余儀なくされました。
東京オリンピック2020も延期となる中、
プロ野球やJリーグなどのプロスポーツも延期となり、
再開の目処が立たない状況が続きました。

医療従事者の献身や、出来る限り他者との接触を避ける「新しい生活様式」を
多くの人が取り入れたことで、感染拡大の勢いは徐々に弱まり、
村井チェアマンを始め、Jリーグスタッフの尽力のもと、
本日、第2節を開催することができました。

試合は、新型コロナウイルスの対策を万全に行った状態で行われました。
円陣など肩を組むのは禁止。入場も一人ずつ個別に入場。
記念撮影も他者との距離を一定に保ちながら。
選手同士での水のボトルの回し飲みは禁止。
そして、サポーターは入場禁止。無観客での試合となりました。
無観客試合を「リモートマッチ」と呼ぶことになりました。
サポーターは、DAZNで自宅などで観戦・応援することになります。
状況をみながら、随時観客数を増やしていくことが予定されています。
また、試合に大きく関与するものとして、交代人数は1試合5人まで
認められることになりました。
交代回数は、ハーフタイムを除いて3回までです。
これは、タイトなスケジュールとなった中、選手たちの疲労蓄積・負傷のリスクを
軽減するための措置となります。
交代人数が5人まで可能という状況をどう活かすか、監督の手腕が問われます。
そして、リーグ戦に大きく関わるものとして、
J2リーグにおいてはJ3リーグへの降格は、なし。
プレーオフもなく、上位2チームのみ自動的にJ1リーグに昇格することになります。
なお、J1リーグにおいてもJ2リーグへの降格がないため、
来年のJ1リーグは20チームで戦うことになります。
降格がない中、チームには気兼ねなく一戦一戦勝利を目指して戦ってほしいと思います。

今節は、アウェイでヴァンフォーレ甲府と対戦します。
甲府は、新潟と同じくJ2リーグが開始したときの
「J2オリジナル10」のチームの一つで、
新潟と同時期に大宮と共にJ2降格となりました。
(ちなみに、大宮も「J2オリジナル10」のチームの一つです。)
新潟と甲府の戦いは、上杉謙信と武田信玄の戦いの舞台をモチーフに、
「川中島ダービー」と呼ばれます。
その名前の通り、お互い実力が拮抗しており、
決着がつかない(引き分け)になることも
多くなっています(通算戦績は、新潟の20勝11敗14分です)。

新潟の選手たちは、この中断期間となった4ヶ月、
できる範囲でチーム力をあげられるよう、努力してきました。
今節のスタメンは、前節と少し変更がありました。
ゴールキーパーには、小島選手の負傷もあり、
19歳の藤田和輝選手が入りました。
藤田選手は、岡本將成選手、秋山裕紀選手、本間至恩選手とともに
同期入団である「2年目組」であり、「2年目組」の他の選手が
次々と試合に出場していく中、
なかなか自分が試合に出場することができず歯痒い思いを抱いていたそうです。
今節、秋山選手、本間選手とともに初出場・初スタメンとなりました。
ディフェンスラインは、右から新井選手、マウロ選手、田上選手、堀米選手。
ボランチは、秋山選手、ゴンサロ ゴンザレス選手。
サイドハーフは、高木選手、ロメロ フランク選手。
ツートップは、渡邉 新太選手とファビオ選手が入りました。
ディフェンスの時はゴンサロ選手がバックラインに入り、
両サイドバックがワイドに広がる形となります。
アルベルト新監督のもと、どこまで連携を高めることができているか、注目です。

キックオフ前、両チームの選手がセンターサークルを囲み、
医療従事者に対する感謝の気持ちを表しました。
今でも新型コロナウイルスと戦っている医療従事者に感謝しつつ、
再びサッカーを観ることができる幸せを感じたいと思います。

試合は、新潟がボールを保持しながら、甲府がカウンターの契機を伺うという、
予想された展開となります。
新潟は前線のファビオ選手をターゲットとして、
ディフェンスラインからのロングボールを多用して攻撃を組み立てます。
お互いなかなかシュートまで持ち込めない拮抗した展開の中、
前半19分、新潟が先に試合を動かします。
中央で流れるような細かなパス回しから最後は渡邉新太選手がシュートを放ち、
新潟が先制に成功します。
今までの新潟にはみられないような、美しいボール回しからのゴールでした。
その後、前がかりになった甲府相手に追加点を狙いたいところでしたが、
前半33分、左サイドからのクロスを中央でドゥドゥ選手に上手く合わせられ、
同点に追いつかれます。
すると、精神的な影響もあったのか、前半35分、
自陣でのパスミスからボールがドゥドゥ選手に渡ってしまい、
立て続けに失点。リードしている状況から、
あっという間にビハインドを背負う展開となりました。
それでも前半46分、秋山選手のロングフィードを
渡邉新太選手がダイレクトシュート。
これが相手キーパーの手を弾きながらゴールに吸い込まれ、
前半終了間際に新潟が同点に追いつきます。
前半は、2-2での折り返しとなりました。

後半、お互いが勝ち越しを狙う中、激しい攻防が繰り広げられます。
炎天下の影響や、実戦から離れていたこと、
満足な水分摂取ができないこと等の影響もあってか、
足をつる選手も見受けられるようになります。
選手交代を駆使しながら、勝ち越しを狙う新潟。
そして後半36分、相手ゴール前でボールを収めた本間選手が、
密集の中央から浮き玉で右サイドのシルビーニョ選手にラストパス。
これをしっかり決めて、新潟が再びリードを奪います。
飲水タイムの影響もあり、後半ロスタイムは6分。
何とか守りたい新潟でしたが、後半49分、
ロングスローから甲府に再び同点ゴールを許してしまいます。
そして、タイムアップ。
今節は3-3の引き分けとなりました。

2度もリードする状況を作るも守りきることができず、
悔しい引き分けとなりましたが、
ミスが多い中で負ける状況は回避できた、という考え方もできます。
練習で連携はかなり高めたとは思いますが、
やはり実戦とは違うもの。
実戦を繰り返しながら、チーム力を上げていく努力が必要でしょう。

とはいえ、何はともあれ、こうしてサッカーを観ることができるのは
非常に幸せなことです。
次節は、7月4日(土)、ホームでツエーゲン金沢と対戦します。
次節が新潟のホーム開幕戦となりますが、
次節もリモートマッチで行うことがすでに決定されています。
せっかく多くの方々の尽力のお陰でJリーグを楽しむことができるようになった中、
その努力を無駄にしないよう、しっかり観戦のルールを守りながら
今年もJリーグを楽しみたいと思います。
選手たちも、久々の試合でだいぶ疲労がたまったものと思います。
試合はすぐ続いていくので、しっかり休みをとりながら、
怪我に注意してこの1年を乗り切っていってほしいと思います。

順位チーム勝点試合得失
1大宮アルディージャ62200312
1V・ファーレン長崎62200312
3アルビレックス新潟42110633
4松本山雅FC42110211
4ファジアーノ岡山42110321
4レノファ山口FC42110321
4アビスパ福岡42110211
8徳島ヴォルティス32101642
9水戸ホーリーホック32101431
9京都サンガF.C.32101211
11ジェフユナイテッド千葉32101110
11ジュビロ磐田32101222
11愛媛FC32101550
14モンテディオ山形3210112-1
15FC町田ゼルビア22020110
15ヴァンフォーレ甲府22020330
17ツエーゲン金沢1201101-1
17FC琉球1201112-1
19東京ヴェルディ1201114-3
20栃木SC0200202-2
20ギラヴァンツ北九州0200213-2
22ザスパクサツ群馬0200216-5

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