2024年6月1日(土)
2024明治安田J1リーグ 第17節
FC町田ゼルビア 1 vs. 3 アルビレックス新潟
入場者数:10, 411人(町田GIONスタジアム)
負傷者が続出している苦しいチーム状況の中迎える、
首位を快走するFC町田ゼルビアとのアウェーゲーム。
非常に厳しい戦いになることは間違いありませんが、
ここで勝利を掴むことができれば
勢いに乗るきっかけができるということでもあります。
離脱していた選手たちも、少しずつ戻ってきました。
町田に駆けつけたサポーターたちに
今日こそ勝利を届けるために、
選手たちは戦い続けます。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、早川選手。
ボランチは秋山選手、奥村選手。
サイドハーフは右に小見選手、左に谷口選手。
ツートップは鈴木選手と長倉選手です。
序盤の失点が非常に多い新潟。
今節こそスタートから先制点を奪うべく
町田ゴールに迫ります。
とはいえ、自陣に押し込まれて
町田にセットプレーを与えることが多い新潟。
なんとか町田の得意とするセットプレーの嵐を耐え凌ぐと、
前半24分、小見選手が長倉選手とのパス交換から
ディフェンスラインの裏に抜け出し、
キーパーとの駆け引きから右足でシュート。
技術がつまった一撃は
小見選手の今季初ゴールとなり、
新潟が早い時間帯での先制に成功します。
先日の湘南戦では先制点をあげながらも
あっという間に同点に追いつかれた新潟。
得点直後の失点は避けたいところでしたが、
直後の前半27分、新潟のコーナーキックから
町田のカウンターを許し、
戻ったデン選手が主審にブロックされてしまう不運もあり、
またしても得点直後に同点に追いつかれてしまいます。
しかし、下を向かない新潟。
前半45分、谷口選手のシュートのこぼれ球を
つめていた藤原選手が押し込み、勝ち越しに成功。
その直後も町田の猛攻を受けますが、
なんとか耐え凌いで前半終了。
前半は1-2での折り返しとなりました。
後半、とにかく早い時間帯での失点は避けたい新潟。
その流れで追加点を奪うことができれば言うことなし。
後半7分、町田ペナルティエリア横で獲得したフリーキックを
秋山選手が中央へ蹴り込むと、
ボールは美しい弧を描いて町田の選手の頭をかすめながら
町田ゴールに吸い込まれ、新潟が待望の追加点を奪います。
その後、次々と前線の選手を交代して猛攻に出る町田。
新潟は前線に交代できる選手が少なく、
長倉選手、谷口選手は最後まで走り続けます。
後半29分、早川選手に代わって堀米選手が投入されます。
新潟の頼れるキャプテンの復帰試合。
長らく代わりにキャプテンを務めていた秋山選手と
キャプテンマークを交換し、
堀米キャプテンが試合を引き締めます。
最後まで目が離せない展開でしたが、
新潟の選手たちは集中した守りで町田の反撃を許さず。
今節は1-3での勝利となりました。
首位の、好調の町田相手に会心の勝利。
堀米選手とあわせてダニーロ選手も復帰し、
非常に大きな勝利であったと思います。
ただし、まだ一勝。
ここから今季まだ未達成の連勝とすべく、
また次の戦いでも勝利を目指してほしいと思います。
次節のリーグ戦は少し間隔が空いて6月16日(日)、
アウェイで鹿島アントラーズと対戦します。
鹿島は今節の結果を受けて町田と勝ち点で並びました。
また今節に引き続いての
「優勝戦線を戦うクラブとの戦い」であり、
しかも鹿島は新潟が苦手とするクラブの一つですが、
今の新潟に絶対に勝てない相手などいません。
自信をもって、次も勝利を掴むべく戦いましょう。
次のリーグ戦までは間が開きますが、
その間にルヴァンカップ、天皇杯の試合が予定されており、
連戦が続きます。
チーム事情は苦しい状況ですが、
カップ戦を戦えることを誇りに思って、
次のステージに進むべくカップ戦も
必勝の思いで臨んでほしいと思います。
鹿島は横浜FMとの激戦を制し、勝点で町田に並びました。
下位の方では、京都はセレッソに苦しみながらも引き分けて
最下位を脱出。
札幌はヴェルディに5-3で敗北し、最下位となっています。
湘南、鳥栖はそれぞれガンバ、FC東京に敗北し、
勝点を伸ばせず苦しい状況が続いています。
あと2試合でリーグも折り返し地点。
ここからは一試合一試合の重みがより強くなってきます。
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