2025年3月31日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第7節

025年3月29日(土

2025明治安田J1リーグ 第7節

アルビレックス新潟 3 vs.    3 ガンバ大阪

入場者数:20,497人(デンカビッグスワンスタジアム)

今季初勝利、そして樹森監督体制の初勝利が
喉から手が出るほど欲しい新潟。
今節は、ホームにガンバ大阪を迎えての一戦です。
今節こそ、サポーターの声援を背に
何としてでも勝利を掴み取りましょう。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、橋本選手。
ボランチは宮本選手、秋山選手。
サイドハーフは右に小見選手、左に谷口選手。
ツートップは長谷川選手と小野選手です。
負傷明けの小野選手が戦線に復帰しましたが、
今度は堀米選手、太田選手がベンチにも入っていません。
ボランチの新井選手も負傷したという情報があります。
相変わらず負傷者が多い新潟ですが、
今戦えるメンバーでやっていくしかありません。

序盤、ガンバの圧力の前になかなかボールを進められない新潟。
逃げるようなロングボールが多くなり、
セカンドボールを回収されてはピンチを招きます。
それでもその時間帯を耐え忍んでいると、
前半18分、小野選手のピンポイントクロスを
中央で長谷川選手が上手く頭で合わせて、
新潟が先制に成功します。
今季は先制してもなかなかリードが守れない新潟。
リードを守りつつ追加点を奪いたいところでしたが、
前半43分、新潟のペナルティエリア付近で
相手選手のパスミスしたボールが新潟の選手に当たって
フリーの相手選手に渡るという不運が起こり、
これをしっかり決められて前半のうちに同点に追いつかれます。
前半は1-1での折り返しとなりました。

後半、これもいつもどおりなのですが
相手の圧力に押されて開始直後から押し込まれる新潟。
勢いそのままに、後半22分、
新潟陣内でのパスミスから決定機を作られ、
最後はクロスを中央で沈められて逆転を許します。
これで終わりというムードもありましたが、
新潟の選手たちはあきらめてはいませんでした。
後半29分、前線に放り込まれたボールを
矢村選手が頑張って後ろへ逸らすと、
これを回収した橋本選手は中央へグラウンダーのクロス。
これを奥村選手が右足アウトサイドで軽く叩くと、
見事な軌道を描いたシュートがガンバのゴールに突き刺さり、
新潟が同点に追いつきます。
勢いが止まらない新潟。
ホームの大声援を受けて、後半37分、
相手ディフェンス陣のパスミスを誘い、
ボールを拾った小見選手は前線へ駆け上がるとファーへクロス。
これを受けた矢村選手は
華麗なシュートフェイントで対峙した相手選手をかわすと、
キーパーの逆をつく見事な
ファーサイドへのグラウンダーシュートを沈めて、
新潟が再逆転に成功します。
提示されたアディショナルタイムは5分。
リードを得た今日の新潟も、今までのように追加点を狙わずに
ガンバサイドでボールをキープして時間を稼ぎ、
自陣ではクリアを多用してとにかく時計の針を進めようとします。
なんとか耐え凌げるかと思っていたラストに、
落とし穴が待っていました。
引き気味となった新潟を相手に、
ガンバは新潟陣内でボールを回すことが多くなり、
ペナルティエリアにボールを放り込まれては何とか弾き返す新潟。
後半アディショナルタイム7分、
新潟陣内がスクランブル状態となり、
相手選手がトラップミスしたボールが
対峙した宮本選手の腕に当たってしまい、
これがPKの判定となってしまいます。
PKキッカーはPK職人、宇佐美選手。
コンディション不良からか途中出場だった宇佐美選手ですが、
これをきっちり決めて、今節も土壇場で同点に追いつかれます。
最後、矢村選手などは
最後まで勝ち越しをあきらめてはいませんでしたが、
奮闘むなしくタイムアップ。
今節は3-3の引き分けとなりました。

これで7試合連続勝ちなし。
昨季からの未勝利記録は16試合に伸びてしまいました。
そして、新潟と同じく今季未勝利だった名古屋が勝利し、
今季未勝利は新潟のみとなり、ついに最下位に転落しました。

非常に苦しい状況が続きますが、次もホームで戦えます。
次節は4月2日(水)、ホームでアビスパ福岡と対戦します。
いつか報われる時がくると信じて、
今まで自分たちが培ってきた戦術を信じて、
1試合1試合を精一杯戦っていくしかありません。


2025明治安田J1リーグ順位表 (3月29日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ1675111349
2FC町田ゼルビア137412963
3柏レイソル127331862
4川崎フロンターレ1163211037
5清水エスパルス117322954
6ファジアーノ岡山117322633
7サンフレッチェ広島116321642
8京都サンガF.C.117322660
9湘南ベルマーレ11732278-1
10アビスパ福岡107313770
11ガンバ大阪107313913-4
12東京ヴェルディ8722359-4
13浦和レッズ7714257-2
14横浜FC7721446-2
15FC東京7721448-4
16横浜F・マリノス66132440
17セレッソ大阪671331112-1
18ヴィッセル神戸6613256-1
19名古屋グランパス57124815-7
20アルビレックス新潟47043913-4
首位の鹿島が神戸に競り勝ち、首位をキープしています。強いです。
名古屋は横浜FCに勝利して、今季未勝利は新潟だけとなりました。
始まったばかりのような気もする今季も、気づけばもうすぐ10節。
あっという間に終わってしまうような感じもあります。

2025年3月17日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第6節

025年3月15日(土

2025明治安田J1リーグ 第6節

FC町田ゼルビア 1 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:10,152人(町田GIONスタジアム)

今季、未勝利が続く新潟。
今、取り組んでいることに自信を持つためにも、
まずは1勝が早く欲しいところです。
今節はアウェイでFC町田ゼルビアと対戦します。
町田の強力な前線に対処すべく、
新潟は初めて試合開始から3バックシステムで臨みます。
これが吉と出るか、凶と出るか。
個人的には、新潟の急造3バックは
セレッソ戦の後半の悪いイメージしかないので、
不安が募ります。

今節の新潟の開始フォーメーションは、3-4-2-1。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
ゲリア選手、舞行龍選手、森昂大選手。
ボランチは秋山選手、新井選手。
サイドハーフは右に藤原選手、左に堀米選手。
シャドーに太田選手、長谷川選手。
ワントップは谷口選手です。

試合は序盤から、新潟は実質5バックとなってしまって
後ろに重く、前線の選手が全くボールを保持できず、
ほぼ新潟陣内でボールを展開される状況となります。
そして前半25分、必然的にクロスから容易く失点。
今節も早い時間帯に先制点を奪われるいつもの展開です。
前半はほとんどチャンスなく、
それでもなんとか町田の猛攻を1点で凌いで終了。
1-0での折り返しとなりました。

後半直後から、樹森監督はたまらずに森選手に代えて
矢村選手を投入し、システムを4-4-2に戻します。
すると面白いようにボールが回るようになり、
前半と翻って新潟が町田陣内で
ボールを保持する時間が長くなります。
その時間帯のうちにゴールを奪いたい新潟ですが、
すでに1点リードを奪っている町田の守備は強固で、
なかなか満足にシュートを打つこともできません。
結局、試合はそのまま1-0で終了となりました。

これで今季、6試合連続勝利なし。
昨季から続くリーグ戦未勝利は15試合に伸びてしまいました。
先制点を奪っても追いつかれ、
早い時間帯に先制点をとられたらそのまま敗北を喫する。
「今の新潟は何をやってもダメ」というような、
非常に悪い流れが続いています。
監督も自信を失って迷走している印象がありますが、
とにかく自信をもつためには1勝しかないと思います。
なんとか死に物狂いで1勝を掴みにいってほしい。

次節は代表戦のため間隔が空いて、3月29日(土)。
ホームでガンバ大阪と対戦します。
新潟が苦手なガンバ相手ではありますが、
ホームの声援を力にして次こそ勝利を届けて欲しい。
切に願っています。


2025明治安田J1リーグ順位表 (3月16日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ1364111248
2FC町田ゼルビア126402743
3サンフレッチェ広島115320633
4柏レイソル116321862
5湘南ベルマーレ116321752
6アビスパ福岡96303550
7ガンバ大阪96303610-4
8川崎フロンターレ85221734
9ファジアーノ岡山86222532
10清水エスパルス86222651
11京都サンガF.C.8622256-1
12FC東京7621345-1
13横浜FC7621334-1
14東京ヴェルディ7621359-4
15横浜F・マリノス65131431
16ヴィッセル神戸65131550
17浦和レッズ6613246-2
18セレッソ大阪561231011-1
19アルビレックス新潟36033610-4
20名古屋グランパス26024514-9
ここまで未勝利だったマリノス、神戸はようやく嬉しい今季初勝利。
今季未勝利なのは、新潟と名古屋の2クラブとなりました。
少しずつ上が離れていって、1勝しても
降格圏を脱出するのは難しい状況となってきています。
しかし、まずは1勝しないと何も始まりません。

2025年3月10日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第5節

025年3月8日(土

2025明治安田J1リーグ 第5節

アルビレックス新潟 2 vs.    2 東京ヴェルディ

入場者数:20,503人(デンカビッグスワンスタジアム)

暖かい日も多くなり、雪溶けも進み
新潟でもようやく春が近づいていることが
感じられるようになってきました。
今節こそ今季初勝利を掴み取りたい新潟。
今節は、ホームで東京ヴェルディと対戦します。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、稲村選手、堀米選手。
ボランチは新井選手、秋山選手。
サイドハーフは右に太田選手、左に谷口選手。
ツートップは長谷川選手と矢村選手です。

序盤、自陣でのパスミスが多く、
なかなか攻撃の組み立てがうまくいかない新潟。
前半10分、ディフェンスラインの裏抜けを許してしまい、
今節も開始早々に失点。ビハインドを背負う形となります。
その後も選手の立ち位置も悪く、
パスミスを繰り返してヴェルディに決定機を作られますが、
なんとか耐え凌ぎます。
前半30分過ぎから選手の立ち位置を修正し、
ようやくパスが回るようになってきた新潟。
ヴェルディゴールを脅かしますが、
なかなかゴールを割ることができません。
もどかしい時間が続きましたが、
前半42分、長谷川選手がやってくれました。
ペナルティエリア付近での浮き玉のクリアを
相手選手がクリアミスし、
長谷川選手のところへ渡ったと思いきや、
長谷川選手は迷うことなく右足を一閃。
このシュートは飛び出していた
相手ゴールキーパーの頭上を射抜き、
新潟が長谷川選手のスーパープレーで同点に追いつきます。
前半は1-1での折り返しとなりました。

後半も勢いそのままに、攻勢に出る新潟。
ヴェルディもフォーメーションの変更や
選手交代を駆使して新潟の攻撃を封じ込めます。
後半13分、新潟はコーナーキックの流れから
最後は舞行龍選手が執念でボールをゴールに流し込み、
新潟が逆転に成功します。
前節の失敗は繰り返さないよう、集中して守る新潟。
しかし、それを嘲笑うかのように
後半30分、今節もセットプレーから失点。
その後、お互いが勝ち越し点を狙う展開となりますが、
お互い決定力を欠いて試合終了。
今節は2-2での引き分けとなりました。

これでリードしつつも追いつかれる展開を
3回繰り返して3引き分けの新潟。
未だ未勝利が続きます。
開幕5試合で未勝利の状況は降格したシーズン振り、と
不吉な予感もよぎりますが、
とにかくまずは1勝を掴みにいくだけです。

次節は3月15日(土)、アウェイでFC町田ゼルビアと対戦します。
苦しい状況が続きますが、
なんとか1勝をもぎ取ってきてほしいです。

天候も良く、サッカー観戦日和となりました。
(曇りですが、これは新潟では「晴れ」です。)


2025明治安田J1リーグ順位表 (3月9日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ1254011138
2湘南ベルマーレ115320633
3サンフレッチェ広島104310523
4柏レイソル105311752
5FC町田ゼルビア95302642
6ガンバ大阪9530268-2
7清水エスパルス85221532
8川崎フロンターレ74211734
9ファジアーノ岡山75212532
10FC東京75212440
11アビスパ福岡6520345-1
12セレッソ大阪551221091
13浦和レッズ5512235-2
13京都サンガF.C.5512235-2
15横浜FC4511314-3
16東京ヴェルディ4511338-5
17ヴィッセル神戸3403134-1
18横浜F・マリノス3403123-1
19アルビレックス新潟3503269-3
20名古屋グランパス25023512-7
広島、川崎、神戸、マリノスは一試合少ない状況です。
鹿島が好調の柏を倒し、暫定で首位に立ちました。
浦和がようやく今季初勝利。
未だ未勝利なのは神戸、マリノス、新潟、名古屋です。
1勝しただけで景色がかなり変わってきます。
しかし、なかなかその1勝が難しいのが現実です。