2025年8月11日(月・祝)
2025明治安田J1リーグ 第25節
セレッソ大阪 3 vs. 1 アルビレックス新潟
入場者数:18,674人(ヨドコウ桜スタジアム)
5連敗で迎えた中断期間。
新潟は実に7人の新戦力選手を迎えて、
反撃体制を整えました。
特に注目なのは待望の大型ストライカーである
ブーダ選手。
今節、ブーダ選手はさっそくスタメンでの出場です。
今節は、アウェイでセレッソ大阪と対戦します。
新加入の舩木翔選手にとっては
長く滞在した古巣との早速の対戦。
舩木選手も左センターバックとしてスタメン出場です。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、千葉選手、舩木選手、堀米選手。
ボランチは白井選手、新井選手。
サイドハーフは、右に笠井選手、左に奥村選手。
ツートップは長谷川選手とブーダ選手です。
試合は序盤から動きます。
前半2分、千葉選手の前線へのロングボールを
ブーダ選手が上手く収めて、
相手に囲まれつつもクロスを上げ切ります。
このクロスは弾かれますが、
こぼれ球に駆け込んだ堀米選手が
得意の左足を一閃!
選手たちの間を縫うようなシュートが
セレッソゴールに突き刺さり、
今節は新潟が開始早々に先制に成功します。
先制直後の失点があまりにも多い新潟。
今節こそその反省を活かしたいところでしたが、
得点後はラインが後ろに下がって
セレッソにずっとボールを握られる展開となり、
シュートの雨霰を受けるサンドバッグ状態となります。
こうなると、長くは持ち堪えられるわけがありません。
前半13分、危惧していたように
古巣対戦となる中島選手の
キーパー正面への山なりのシュートを
藤田選手がまさかのファンブル。
これがゴールへ吸い込まれて同点。
その後も集中砲火を喰らう新潟ですが、
セレッソのシュート精度にも助けられて
なんとか前半は1-1で凌ぎます。
後半、さすがにメンバーを代えるかと思いきや
まさかのそのままのメンバーで臨む新潟。
必然的に前半と同じことの繰り返しとなり、
セレッソのシュート数はどんどん増えていきます。
そして後半9分、
これまた古巣対戦で新潟のアカデミー育ちである
本間至恩選手に左サイドをぶち抜かれ、
上手くなった左足のクロスを綺麗に沈められて逆転。
その後、ようやく新戦力である
島村選手、植村選手を投入して反撃に出ますが、
リードを得たセレッソの守備を崩すことはできません。
逆に後半36分、自陣での相手選手のパスが
藤原選手の足にあたり、これがゴールへ吸い込まれて
新潟の選手の心を折る3失点目。
その後、1点だけでもと反撃に出る新潟は、
最後まで献身的に走り続けるブーダ選手めがけて
クロスを上げますが、
固いセレッソの守備を一人で崩すのはなかなか困難。
今節は3-1での敗戦となりました。
これで泥沼の6連敗。
入江監督になってから勝利がないどころか、
天皇杯の東洋大学戦含めてすべて敗戦という有様です。
せっかくの新戦力も、出場できなければ意味がありません。
また、新戦力の7人はほとんどが前線の選手で、
ゴールキーパーとディフェンスラインの補強は
舩木選手の一人のみ。
舩木選手は高い精度を誇る左足を武器に
最後尾からチャンスを演出してくれましたが、
肝心のゴールキーパーが
毎試合失点に直結するミスを複数犯してしまっては
勝てるわけがありません。
キーパー陣については、
コーチ含めてメンバーを全て入れ替えるような
大刷新が必要と考えられます。
このまま終了してしまいそうな今季ですが、
来年以降のためにも
できることは早めに動いてやっておいたほうが
良いと思います。
ひとまず、選手たちには
最後まで精一杯走り続けてほしいと思っています。
一方、下位の方は15位のFC東京から最下位の新潟まで
すべて負けるという展開。
とはいえ、降格圏の横浜FM、横浜FC、新潟に加えて、
17位の湘南までが降格の可能性を残すかという状況です。
ただ、シーズンはまだ残り13試合。
2試合あれば勝ち点差5がひっくり返ることもあるので、
最後までどうなるかはわかりません。
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