2022年2月21日月曜日

2022明治安田生命J2リーグ 第1節

022年2月20日(日)

2022明治安田生命J2リーグ 第1節

ベガルタ仙台 0 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:9,617人(ユアテックスタジアム)

今季も、Jリーグが開幕の時を迎えました。
新型コロナウイルスの猛威は未だ続いており、
新潟もキャンプ先の高知で複数人の陽性者が出てしまい、
クラスターとなってしまいました。
新チームでのトレーニングは3週間しか行うことができず、
練習試合も2試合しか行えない中での開幕となりました。
他のクラブでも陽性者の報告が続いており、
特に今節予定していた大分と水戸の試合は、
大分が活動中止となったことにより中止となりました。
そのような状況下でも多くの方のご尽力のおかげで
開幕を迎えることができたことに感謝しつつ、
早く安心して試合が楽しめる日を本当に心待ちにしています。

今節、新潟の開幕戦の相手はベガルタ仙台。
昨季までJ1リーグを戦いぬいていた強豪です。
新潟は昨季から継承するチーム戦術に自信をもって、
仙台ゴールに迫ってほしいと思います。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-3-3。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
アンカーの位置に高選手が入り、
サイドハーフは右に新加入の伊藤涼太郎選手、左に高木選手。
ウイングとして右に谷口選手、左に新加入のイッペイ シノヅカ選手。
センターフォワードは鈴木選手です。
昨季は4-2-3-1がベースであったフォーメーションですが、
今季はアンカーを置いた4-3-3がベースとなりそうです。
ボール回収はアンカーである高選手に託し、
中盤でのボール回し役を高木選手と伊藤選手の2人でこなし、
前線にタレントが豊富な新潟のメリットを活かしていきます。

試合は序盤から、新潟がボールを保持して攻撃を組み立てます。
仙台はボールを奪った時は
素早いカウンターからチャンスを演出しますが、
自分たちでボールを保持する時間帯も作ってきます。
昨季はバックラインでボールを回すことが多かった新潟ですが、
今節は縦パスをいれて中盤にボールを渡し、
主に左サイドから仙台ゴールを脅かします。
イッペイ シノヅカ選手は何度も左サイド奥深くまで侵入して
クロスをあげたり、シュートを放ったりしますが、
なかなかゴールを割ることはできません。
多くのチャンスを演出した前半でしたが
ゴールをあげることはできず、
前半は0-0での折り返しとなりました。

後半も流れは大きくは変わらず、
新潟がボールを保持して仙台ゴールに迫る時間が続きます。
仙台はボールを奪って反撃に出たいところですが、
何度も高選手がそれを潰し、
逆に新潟の二次攻撃、三次攻撃へと繋げていきます。
後半8分、新潟にアクシデント。
鈴木選手が膝を押さえて立ち上がれなくなり、
担架でピッチ外へと運ばれます。
交代で入った三戸選手も昨季と変わらずピッチで躍動し、
あとはゴールをあげるだけの新潟。
最後のところは仙台のシュートブロックも激しく、
どうしてもゴールを奪うことができません。
後半32分には、今度はイッペイ シノヅカ選手が
足を押さえて立ち上がれなくなり、
本間至恩選手と交代となります。
その後も、メンバーが変わってもスタイルを変えることなく、
また何度もチャンスを演出して仙台ゴールに迫りますが、
最後までゴールを奪うことはできず。
試合は0-0での引き分けで終了となりました。

ほとんど一方的に攻め続けながらも
ゴールを奪えることができず、勝ち点1に終わった新潟。
「決定力」の点では昨季からの課題が続いている印象ですが、
開幕戦が仙台のホームであったことを考えれば
今後に期待できる部分もあるのではないでしょうか。
何より、ほぼ一方的に仙台を相手陣内に押し込み、
攻撃を続けることができたのは今後の希望になりそうです。

次節は2月26日(土)、アウェイで大宮アルディージャと対戦します。
いつも通り開幕からアウェイが続く状況ですが、
今節も新潟からは1000人のサポーターが駆けつけました。
次節こそ、しっかり勝ち点3を掴んでホームに帰ってきてほしいです。

追記1)
今節は、雪が舞うピッチ上での戦いとなりました。
あまりトレーニングを積むこともできなかった中での戦いで、
寒気の影響もあり、怪我につながりやすい条件が揃っていたと思います。
鈴木選手とイッペイ シノヅカ選手の怪我の具合が心配です。
このような状況が揃うと、どうしても怪我が多くなってしまうので、
少しでも選手たちが怪我しにくくなるような環境を
整えていくことができればと思います。

追記2)
今節、監督としてのデビュー戦となった松橋監督。
両サイドを幅広く使って
ダイナミックなサッカーを展開することはできたので、
まずは一歩前進といったところではないでしょうか。
あとは実戦を積み重ねていきながら、
何度も相手ゴールに迫るようなチームを作り上げてほしいと思います。


順位チーム勝点試合得失
1ファジアーノ岡山31100413
2横浜FC31100321
3いわてグルージャ盛岡31100101
3栃木SC31100101
3ザスパクサツ群馬31100101
6東京ヴェルディ11010110
6レノファ山口FC11010110
6V・ファーレン長崎11010110
6ロアッソ熊本11010110
10ベガルタ仙台11010000
10FC町田ゼルビア11010000
10アルビレックス新潟11010000
10ツエーゲン金沢11010000
10徳島ヴォルティス11010000
10FC琉球11010000
16水戸ホーリーホック00000000
16大分トリニータ00000000
18大宮アルディージャ0100123-1
19ブラウブリッツ秋田0100101-1
19モンテディオ山形0100101-1
19ジェフユナイテッド千葉0100101-1
19ヴァンフォーレ甲府0100114-3
まだ一節終わったばかりですが、
岡山が新加入チアゴ アウベス選手の2ゴール等で甲府相手に完勝。
初めてのJ2を戦う盛岡は、早くも初勝利をあげています。
長丁場とはいえ、序盤でつまづくと
一気にJ3降格圏に沈んてしまうことも現実的なJ2リーグ。
今季も、熱く厳しいリーグ戦が始まりました。

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