2024年3月2日(土)
2024明治安田J1リーグ 第2節
ガンバ大阪 1 vs. 0 アルビレックス新潟
入場者数:28, 669人(駅前不動産スタジアム)
開幕節を勝利で飾り、勢いに乗る新潟。
今節もアウェイ連戦ですが、連勝して
スタートダッシュを決めたいところです。
今節の対戦相手は、ガンバ大阪。
ガンバは昔から新潟が苦手としている相手の一つで、
昨季も勝利を飾ることはできませんでした。
ガンバは苦しい状況で新潟戦を迎えることも多く、
そこで新潟相手に勝利を飾ることで
調子が上向きになることもあることから、
「新潟クリニック」などと揶揄されています。
昨季は、6連敗中のガンバに新潟は敗北を喫し、
ガンバはそこから4連勝しました。
そして昨季の後半戦はガンバと新潟は引き分け、
ガンバはそこから7連敗でシーズンを終えるという
流れになりました。
良くも悪くも、ガンバにとって新潟戦は
その後の運命を占う重要な一戦なのかもしれません。
今季こそ、この難敵に勝利して
新潟自身が上に上がっていきたいところです。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、早川選手、デン選手、新井選手。
ボランチは島田選手、秋山選手。
中盤は、右から松田選手、高木選手、長谷川選手。
ワントップは谷口選手です。
前節、新加入ながらフル出場で勝利に貢献した宮本選手は
ベンチメンバーからも外れました。
同様に、鈴木選手もベンチにも入っていません。
試合は序盤からガンバの前線からの積極的なプレスに苦しめられ、
新潟は自陣に押し込まれて防戦一方の展開となります。
なんとかプレスをかいくぐって前線へ
ボールを運びたいところですが、
カウンターのチャンスとなりそうな時には
致命的なパスミスでつなげることはできず、
逆にピンチを招いてしまう状況です。
ディフェンスラインでのパス回しも、
なかなかくさびのパスを入れることができず、
相手を引き込んでそれをかわせればよいですが、
相手にボールを奪われてピンチを招いてしまうという、
なんとももどかしい展開です。
何とか無失点で耐え凌ぎますが、
時間が経っても一向に改善の兆しが見えず、
ただ苦しい時間が過ぎていくのみです。
前半はなんとか無失点で凌いで、0-0での折り返しとなりました。
前半は新潟のシュート0本、そして特筆すべきは
相手陣内でのボール奪取回数なんと0回と、
燦々たる内容でした。
後半、メンバー交代もない中、修正したい新潟でしたが、
流れは変わらず。
ガンバが一方的に新潟を攻め立てる時間が続きます。
耐え凌ぎながらワンチャンスにかけるしかない新潟。
そして後半25分、新潟に決定的なチャンスが訪れます。
松田選手が仲間とのパス回しから
相手ゴールキーパーと1対1の状況となります。
今節最大のチャンスでしたが、
力のないシュートは相手キーパーにキャッチされてしまいました。
すると直後、新井選手が新潟のペナルティエリア内で
相手選手の足を引っ掛けて倒してしまい、
一回流されましたがVARの結果、これがPKの判定となります。
これをきっちり決められて、ついにガンバに先制を許します。
あとがなくなった新潟は、守りを固めるガンバ相手に
ようやくボールを保持できるようになりましたが、
攻め手がありません。
その後はまともにシュートチャンスすら作ることができず、終了。
今節は0-1での敗戦となりました。
前節とは打って変わって、全く攻撃の形を作れなかった新潟。
球際の競り合いも弱く、セカンドボール回収もほとんどガンバで、
試合を通してずっとガンバに攻められ続ける状況でした。
ここ数年を見ても一番といっていいくらいの
ワーストゲームになってしまったと思います。
幸い、まだシーズンは始まったばかり。
今回の反省を活かして、一試合一試合、
勝利を目指してほしいと思います。
次節は3月9日(土)、いよいよ新潟のホーム開幕戦で、
対戦相手は名古屋グランパスです。
名古屋はここまでJ1で唯一開幕から2連敗しているチームですが、
新潟が苦手としている相手の一つです。
昨季も、名古屋には2敗を喫してしまいました。
次節も苦しい試合になりますが、
成長を実感させる「苦手なチーム相手の勝利」を掴んでほしいと
切に願っています。
そして、開幕2連敗も名古屋だけ。
今季のJ1は実力が拮抗しており、混戦模様となっています。
町田がJ1初勝利をあげました。
磐田は川崎相手に5-4の死闘で勝利しました。
優勝候補の筆頭とされる浦和はまだ未勝利と、苦しんでいます。
どこが優勝するか、どこが降格してしまうか全くわからない。
それがJ1リーグの醍醐味でもあります。
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