2024年3月16日(土)
2024明治安田J1リーグ 第4節
東京ヴェルディ 2 vs. 2 アルビレックス新潟
入場者数:17, 055人(味の素スタジアム)
前節、ホーム開幕戦で辛くも勝利を掴み取り、
ここから勢いに乗りたい新潟。
今節は、アウェイで東京ヴェルディとの一戦です。
J2から悲願の昇格となった東京ヴェルディは、
終了間際にPKを献上してしまう試合が多く、
今季なかなか勝利を掴むことができず、
苦しんでいます。
ホームで今季初勝利を目指して
高いモチベーションで襲いかかってくることが予想されますが、
新潟も「てっぺん」目指して連勝が欲しいところ。
負けられない、絶対に勝たなければいけない試合です。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは宮本選手、秋山選手。
中盤は、右から松田選手、高木選手、小見選手。
ワントップは谷口選手です。
お互いポゼッションサッカーを
真骨頂とするチーム同士の対決。
まずはどちらが優勢にボールを握れるかの
勝負になりますが、
新潟がなかなかリズムに乗れない中、
前半8分、宮本選手が新潟ペナルティエリア前で
ファールを犯してしまいます。
東京ヴェルディのフリーキッカーは
「左足のプレースキッカー」として
注目株であるパリ五輪世代の山田楓喜選手。
前節にフリーキックを直接沈めている山田選手の
左足には要注意でしたが、
山田選手の蹴ったボールは
見事に壁をすり抜けて外から入ってくる軌道を描き、
小島選手も手で触りますが弾き切ることはできず。
早い時間帯に先制を許します。
その後もヴェルディ優勢でゲームは進み、
小島選手との1対1となる状況も作り出されますが、
今日も新潟のゴール前には小島選手が立ち塞がり、
追加点は許しません。
なんとか前半のうちに追いつきたい新潟は、
前半32分、コーナーキックを獲得。
高木選手のキックはファーサイドで落ちるボールで、
これを谷口選手が高い打点で叩き落とすと
相手選手に当たりつつもボールはゴールに吸い込まれ、
新潟が同点に追いつきます。
その後、攻勢を強める新潟は勝ち越しを狙いますが、
ゴールを割ることはできず。
前半は1-1での折り返しとなりました。
後半、お互いに勝ち越しを狙うチーム同士の戦いは
より球際の競り合いが激しく、
ややオープンな展開となって
いずれもチャンスを演出できる状況になります。
攻撃に停滞感が漂う中、
後半22分、新潟は
太田選手、長谷川元希選手、長倉選手の3枚替えで
攻撃を活性化させます。
そして直後の後半24分、
小見選手が相手守備陣を追い回して
パスミスを誘発させると
ボールを回収した長倉選手が右足を一閃。
これがゴールに突き刺さり、
新潟が逆転に成功します。
その後、決定的な3点目を狙う新潟。
何度もそのチャンスは訪れますが、
なかなか仕留めることができません。
すると後半アディショナルタイム直前、
新潟陣内にあげられたクロスがファーサイドに流れ、
これを押し込まれて痛恨の同点弾を浴びます。
勝利を目指し続ける新潟は
アディショナルタイムに二度、
決定的なチャンスを作り出しますが、
最後の精度の問題でゴールを奪うことができず。
試合は2-2のドローとなりました。
早い時間帯に先制を許すも前半のうちに追いつき、
後半に逆転するという非常に良い流れでしたが、
勝ち切ることはできませんでした。
それは反省材料にしつつ、
逆転できたことはプラスに考えて、
また切り替えて戦っていきましょう。
次節は代表ウイークを挟んで3月30日(土)、
ホームに柏レイソルを迎えての一戦となります。
次節も多くのサポーターの後押しで、
「てっぺん」目指すチームを支えましょう。
名古屋は好調の柏相手に今季初勝利。
一方、ヴェルディ、札幌は未だに勝利がありません。
そして、川崎はなんと今節でリーグ戦3連敗。
かつて絶対的なチャンピオンだった川崎も苦しんでいます。
J1リーグは過酷なリーグです。
どこがどこに勝つか等は全く予想できず、それが魅力の一つです。
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