2024年7月20日(土)
2024明治安田J1リーグ 第24節
セレッソ大阪 1 vs. 2 アルビレックス新潟
入場者数:18, 468人(ヨドコウ桜スタジアム)
J1リーグは、今節をもって約2週間の中断期間に入ります。
負傷者も続々と復帰しており、
実践を重ねることでコンディションも上がってきた新潟。
良い状態で中断期間に入るためにも、
残留争いから抜け出すためにも勝ち点3が必須の試合。
今節は、アウェイでセレッソ大阪と対戦します。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは阿部選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、宮本選手。
サイドハーフは、右に松田選手、左に長谷川元希選手。
ツートップは長倉選手と小野選手です。
負傷者が続く中、ここまで離脱することなく
出場を続けていた小見選手が
負傷のためメンバーから外れました。
試合は序盤、セレッソに多くボールを保持されて、
なかなか自分たちのペースにできない時間が続きます。
それでも、焦れずに耐え凌ぐ新潟。
開始早々の失点が続いていた昨今のゲームですが、
今節は5分、15分、20分と、無失点の状況で
時計の針を進めていきます。
すると次第に新潟ペースとなり、
相手陣内へ攻め込む時間帯が多くなります。
そして前半36分、長倉選手の
素晴らしい左サイドの駆け上がりから
クロスを最後は松田選手がダイレクトで左足で流し込み、
新潟が先制点奪取に成功します。
松田選手は、これが嬉しいJ1での初ゴールです。
試合はそのまま、0-1での折り返しとなりました。
後半も出足が良い新潟。
後半2分、長谷川元希選手のクロスを
相手ゴール前で受けた長倉選手は、
相手選手が目の前にいる中、無理にシュートを打たずに
冷静な判断で近くの小野選手へラストパス。
これを小野選手がスライディングで流し込み、
後半開始早々に貴重な追加点を奪います。
その後もリードを2点に広げた新潟は
ボールをしっかり保持して、時計の針を進めながら
更なる追加点を奪いにいきます。
後半アディショナルタイムに入ると、
2点リードの油断からか、疲労の影響もあってか、
時間をしっかり稼ぐ、相手選手にしっかり寄せるという
一つ一つの細かなプレーが雑になってきた新潟。
アディショナルタイム、そんな隙を見逃されずに
セレッソのルーカス フェルナンデス選手に
ミドルシュートを叩き込まれてしまいます。
残り時間が少ないとはいえ、
セレッソを元気づける一撃は、
逆に新潟の選手たちを慌てさせることになります。
最後、少しバタバタした感じになりますが、
なんとかそのまま耐え切ってタイムアップ。
今節は1-2での勝利となりました。
勝利したとはいえ、最後の1失点が非常にもったいなく、
そして試合終了後の松橋監督の指摘通り、
「ああいう失点でどれだけ勝ち点を失ってきたか」というのは
まさにその通りかと思います。
試合終了のホイッスルが鳴るまで集中力を保つというのは、
言葉にすれば簡単ですが実践するのは難しく、
新潟というチームを見ていると
どうしても点差が開いたり試合終了が近くなってくると
全体的に緩んでしまう印象があります。
そして、J1のチームは必ずそこを狙ってきます。
今季、しっかり残留を掴むためには
もう1つも勝ち点は落とせません。
更なる高みを目指すためにも、
最後の最後まで戦い抜くことができる集団に
なってほしいと思います。
次節は8月7日(水)、ホームでジュビロ磐田と対戦します。
その次は8月12日(月・祝)にホームで
京都サンガF.C.との対戦となります。
残留争いのライバルとのホームでの直接対決であり、
いずれも勝ち点3が必須の連戦です。
まずは次の磐田戦でしっかり勝利を掴むべく、
準備を進めていきましょう。
ガンバは湘南に競り負た一方、鹿島はFC東京に勝利し、
ガンバと鹿島の2クラブが勝ち点差5で町田を追走しています。
下位の方は、札幌が浦和相手に4-3で勝利。
ガンバに勝利した湘南とあわせて京都も磐田に勝利し、
湘南、京都が降格圏から脱出。
逆に磐田と、広島に1-4で完敗した鳥栖が降格圏に沈んでいます。
14位の川崎から18位の磐田まで勝ち点差4。
新潟はここから抜け出すべく、中断明けの連戦が非常に重要です。
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