2025年4月30日水曜日

2025明治安田J1リーグ 第13節

025年4月29日(火・祝

2025明治安田J1リーグ 第13節

サンフレッチェ広島 0 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:25,246人(エディオンピースウイング広島)

ゴールデンウィーク連戦の中、
中2日で迎えるアウェイ連戦。
今節は、サンフレッチェ広島と対戦します。
毎年、優勝争いの常連である広島は、
今季は序盤こそ調子が良かったものの、
最近は失速してなんと今節まで3連敗。
今節は是が非でもホームで勝利が欲しいところでしょう。
しかし、それは新潟にとっても同じこと。
もはやアウェイだから、強豪相手だからといって
勝ち点1では満足できない状況であり、
死に物狂いで勝ち点3を掴みに行きます。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは吉満選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、稲村選手、橋本選手。
ボランチは星選手、新井選手。
サイドハーフは、右に小見選手、左に奥村選手。
ツートップは小野選手と笠井選手です。
新井選手が久しぶりに帰ってきました。
一方、矢村選手は2試合続けてベンチ外となっており、
状況が心配されます。

試合は、広島の圧力の前に
なかなかボールを前に運べない新潟。
自陣では巧みなパス回しで前線の圧力を回避しても、
ボランチにボール回収能力に優れた選手がいて、
最終ラインにも屈強な選手が揃う広島相手に、
なかなか前線までボールを運ぶことはできません。
広島には新潟陣内深くまで攻め込まれることが多くなり、
シュートも数多く放たれますが、
2試合連続スタメンである吉満選手を中心に守り切ります。
前半は0-0での折り返しとなりました。

後半、広島の選手たちに疲労が見え始めたところで、
新潟は長谷川選手、ダニーロ選手、秋山選手、
そしてミゲル選手を投入し、1点を獲りにいきます。
お互いに決定機をなかなか作れない焦れない展開の中、
後半40分、試合を動かしたのは新潟でした。
奥村選手のクロスを長谷川選手が頭で逸らし、
後方で待ち構えていたミゲル選手が
ダイレクトで右足で合わせると、
キーパーの股間を抜いたシュートが見事にゴールに突き刺さり、
終了間際に新潟が先制に成功します。
先制しつつも追いつかれることが多く、
これまで多くの勝ち点を失ってきた新潟。
今節は集中した守りで、最後までゴールを許しません。
6分のアディショナルタイムが非常に長く感じましたが、
今節の新潟はしっかり守り切ることができました!
今節は0-1での勝利となりました。

これで今季2勝目。
降格圏も脱出し、ようやく雰囲気も良くなってきました。
とはいえ、当然油断はできません。
また白星から見放されると、
すぐ降格圏に沈む可能性があります。
今節の勝利を無駄にせず、
次の試合も全力で勝利を掴み取りに行きましょう。

次節は5月3日(土・祝)、ホームにFC東京を迎えます。
新潟の前監督である松橋力蔵監督率いるFC東京は、
今節終了時点で新潟の1つ上の16位と苦しんでいます。
新潟よりも東京を選択した松橋監督。
次節、ホームできっちり勝利して、
その選択が間違いであったことを証明してあげましょう。
ゴールデンウィーク真っ只中のホームでのFC東京戦は、
多くのサポーターがスタジアムに
押し寄せることになりそうです。
その中で、次節こそ今季ホーム初勝利を飾って、
このまま上昇気流に乗っていきましょう。


2025明治安田J1リーグ順位表 (4月29日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ2513814221111
2柏レイソル241366115105
3京都サンガF.C.241473419163
4浦和レッズ221364315114
5清水エスパルス211363419136
6アビスパ福岡211363413121
7FC町田ゼルビア201362514131
8川崎フロンターレ181246219118
9ファジアーノ岡山18135351192
10ヴィッセル神戸18115331082
11湘南ベルマーレ18135351014-4
12サンフレッチェ広島171252510100
13東京ヴェルディ1713454912-3
14ガンバ大阪17135261420-6
15セレッソ大阪13133461719-2
16FC東京13133461115-4
17アルビレックス新潟12132651317-4
18横浜FC1213337813-5
19名古屋グランパス11133281423-9
20横浜F・マリノス8121561117-6
京都がガンバに敗れた一方で、鹿島が横浜FCを破り、
京都をかわして鹿島が再び首位になりました。
名古屋に逆転勝利した柏が2位となっています。
下位の方では、新潟が降格圏を脱出。
横浜FCが新潟と同勝ち点ですが得失点差で18位となっています。
いよいよシーズンは中盤戦に突入します。
団子状態から抜け出すためには、連勝が必要です。
波に乗って連勝することができるのは、どのチームでしょうか。

2025年4月28日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第12節

025年4月26日(土

2025明治安田J1リーグ 第12節

柏レイソル 1 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:13,030人(三協フロンテア柏スタジアム)

世間はゴールデンウィークに突入し、その1試合目。
今節は、アウェイで柏レイソルと戦います。
昨季、新潟と同様に残留争いに巻き込まれた柏ですが、
今季はリカルド ロドリゲス新監督のもと、
堅実な守備と巧みなパスワークで勝ち点を積み重ね、
前節終了時点で2位と好調を維持しています。
堅守の柏のゴールを守るのは、
昨季まで新潟の守護神だった小島選手。
厳しい相手ですが、
小島選手の守備を打ち破って勝利が欲しい。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは吉満選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、ゲリア選手、稲村選手、堀米選手。
ボランチは星選手、秋山選手。
サイドハーフは、右に小見選手、左に奥村選手。
ツートップは高木選手と長谷川選手です。
藤田選手に代わって吉満選手がスタメンとなり、
吉満選手にとってこれがJ1デビュー戦となりました。
谷口選手に続いて、矢村選手もベンチ外となっています。

序盤、柏のパス回しが上手くいかず、
新潟はボールを回収しては前線へ運んでチャンスを演出します。
そして前半14分、ペナルティエリア内へ抜け出した
長谷川選手が相手選手に後ろから倒され、
これがPKの判定となります。
キッカーは、小見選手。
独特の細かなステップから放たれたボールは、
昨季のチームメイトである小島選手の逆をついて、
今節も前節に続いてPKで先制します。
得点後は戦い方がチームとして統一されていないのか、
今節もバタついて一気に攻撃が組み立てられなくなる新潟。
一方、柏は面白いようにボールが回るようになり、
ほとんどずっとボールを柏が保持する一方的な展開となります。
必然的に32分、中盤でボールを奪われると
前線へボールをつながれ、マークの受け渡しがうまくいかず
フリーの状態を作られて失点。
今節も先制しながら追いつかれるという悪い流れを
止めることはできませんでした。
その後も柏の猛攻は続きますが、何とか耐え凌ぎます。
前半は1-1での折り返しとなりました。

後半も、流れは変わりません。
一方的に攻められ続けるも、なんとか耐え凌ぐ新潟。
反撃の糸口も掴めない状況でしたが、
ダニーロ選手が途中投入されると、
ダニーロ選手はいつもの
「味方も予測できないタイミングでのパス」から
同じく途中投入された笠井選手のヘディングへつなげるなど、
得点の匂いを感じさせてくれるプレーが出てきます。
新潟と柏、お互いに決定力を欠いたゲームは
最後まで勝ち越しゴールは生まれず。
今節は1-1の引き分けとなりました。

アウェイで好調の柏が相手、
そして劣勢の時間帯が長かったことを考えれば
勝ち点1はプラスに考えてもよいかもしれませんが、
降格圏内に沈む新潟にはそのようなことを
言っている状況ではありません。
とにかく、相手がどこであっても勝ち点3が欲しい。
そして、先制しながら
ほとんど全ての試合で追いつかれている状況は、
「リードした状況でどのようにゲームを進めるか」を
今一度チームで擦り合わせていく必要があるでしょう。

次節は4月29日(火・祝)、中2日でのアウェイ連戦、
アウェイでサンフレッチェ広島と対戦します。
広島は新潟にとって
なかなか勝利することができない相手ですが、
そんなことを言っている状況ではありません。
とにかく今季2勝目を目指して、戦い続けましょう。


2025明治安田J1リーグ順位表 (4月26日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1京都サンガF.C.241373318144
2鹿島アントラーズ221271419118
3浦和レッズ221364315114
4柏レイソル21125611394
5アビスパ福岡201262413121
6川崎フロンターレ181246219118
7清水エスパルス181253417134
8ファジアーノ岡山18125341183
9ヴィッセル神戸18115331082
10サンフレッチェ広島17115241091
11FC町田ゼルビア171252512120
12湘南ベルマーレ17125251014-4
13東京ヴェルディ1412354812-4
14ガンバ大阪14124261219-7
15セレッソ大阪13123451617-1
16FC東京13123451113-2
17横浜FC1212336810-2
18名古屋グランパス11123271321-8
19アルビレックス新潟9121651217-5
20横浜F・マリノス8121561117-6
首位の京都が今節も横浜FCに勝利し、首位をキープしています。
浦和が4連勝で首位争いに浮上してきました。
一方で、広島が3連敗と勢いを失っています。
下位の方は、FC東京がガンバとの戦いに圧勝し、降格圏脱出。
翻って名古屋が再び降格圏に沈んでいます。
3分の1を消化しつつあるJリーグ。
このままでは年間3勝ペースの新潟は、
なんとか起爆剤が欲しいところです。

2025年4月21日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第11節

025年4月19日(土

2025明治安田J1リーグ 第11節

アルビレックス新潟 1 vs.    2 京都サンガF.C.

入場者数:22,266人(デンカビッグスワンスタジアム)

前節に続き、今節もホームゲームの新潟。
今節は、京都サンガF.C.との一戦です。
今季好調の京都は試合開始時点で2位と
非常に良いシーズンを送っています。
京都にとっては中2日で迎えるアウェイ連戦。
一方、新潟は中5日。
新潟はそのアドバンテージを活かして、
難敵相手ですが今日こそ今季ホーム初勝利を
掴んで欲しいと思います。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、ゲリア選手、稲村選手、堀米選手。
ボランチは星選手、秋山選手。
サイドハーフは、右に小見選手、左に奥村選手。
ツートップは長谷川選手と矢村選手です。
谷口選手は詳細不明ですが、
練習にも参加していないようです。

序盤から京都の激しい前線からのプレスを前に
なかなかボールを前に運べない新潟。
それでも前線で矢村選手が
身長差を退けてボールを収めて、好機を演出します。
そして前半19分、
相手ペナルティエリア内に侵入した奥村選手が
相手選手に足を引っ掛けられて倒されます。
一度はノーファールの判定でしたが、
VARを経てこれがPKの判定となります。
小見選手も蹴りたがっていましたが、キッカーは矢村選手。
これをきっちり決めて、新潟が幸先よく先制に成功します。
前半は1-0での折り返しとなりました。

後半、早めの選手交代を駆使して攻勢に出る京都。
一方、新潟は選手交代するたびに力が衰えていく印象で、
次第にほとんど京都にボールを握られる
ワンサイドゲームとなります。
なんとか攻撃を凌いでいましたが、
後半28分、ディフェンスラインの裏に抜け出たボールを
稲村選手と藤田選手がお見合いしているうちに
京都のエースである
ラファエル エリアス選手に詰められて同点。
さらに後半41分、
またディフェンスラインの裏に転がったボールを
稲村選手と藤田選手がお見合いし、
ここを相手選手に詰められて失点。
同じような形で連続失点し、逆転を許しました。
長谷川選手、矢村選手を下げた新潟には
シュートまで持っていく力すら残されていません。
試合は1-2での敗戦となりました。

先制しながらも、またもったいない失点で
勝ち点を落としてしまいました。
またしても非常に悔しい敗戦となりましたが、
サポーターとしてはこれを機に
稲村選手、藤田選手に成長してもらうことを
期待するしかありません。

次節は4月26日(土)、アウェイで柏レイソルと対戦します。
昨季、新潟と同じく残留を争った柏ですが、
今季は新加入の小島選手の活躍もあって好調を維持しています。
羨ましい限りですが、
好調のときも一つの敗戦をきっかけに崩れてしまうこともあるもの。
そして、絶不調の新潟ですが、
一つの勝利をきっかけに上昇していくこともあり得ます。
これから何があるかわかりません。
とにかく、目の前の試合での勝利が欲しいです。

藤田選手のチャントは、
試合前にサポーターの一体感が増す
非常に良いチャントになっています。

京都と新潟は、交通網の関係で非常に遠く離れています。
それでも京都が好調ということもあってか、
多くの京都サポーターが新潟に来てくれました。


2025明治安田J1リーグ順位表 (4月20日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1京都サンガF.C.211263316133
2柏レイソル20115511284
3鹿島アントラーズ191161418117
4浦和レッズ191254314113
5アビスパ福岡191161412111
6川崎フロンターレ181246219118
7清水エスパルス181253417134
8ヴィッセル神戸18115331082
9ファジアーノ岡山17115241073
10サンフレッチェ広島17105231082
11FC町田ゼルビア171152412111
12ガンバ大阪14114251216-4
13湘南ベルマーレ1411425914-5
14セレッソ大阪131134416160
15横浜FC121133578-1
16東京ヴェルディ1111254712-5
17名古屋グランパス11113261320-7
18FC東京1011245813-5
19アルビレックス新潟8111551116-5
20横浜F・マリノス8121561117-6
試合消化数が揃わず暫定順位ですが、京都が首位に立ちました。
J1の首位になるのは京都のクラブ史上初めてとのことです。
今節は一時的とはいえ湘南や福岡が首位に立ったり、
混戦となることが多いJ1リーグの中でも特に大混戦となっています。
不調だった浦和が3連勝し、一気に順位を上げています。
一方で、首位だった町田や湘南は、気づけば下位に位置しています。
苦しいシーズンを送っている名古屋は広島相手に勝利し、
降格圏を脱出しました。
同じく今季大不振の横浜FMは遂にホーランド監督を解任。
新体制で臨んだ一戦でしたが浦和相手に敗北し、最下位となりました。
横浜FMがJ1リーグの最下位になるのは、
マリノスの歴史で初めてとのことです。
今までになかったことが多く発生している今季のJ1リーグ。
どこのクラブにとってもチャンスである一方、
どこのクラブも降格する可能性があります。
不振が続く新潟ですが、まだまだ諦める段階ではありません。