2025年4月29日(火・祝)
2025明治安田J1リーグ 第13節
サンフレッチェ広島 0 vs. 1 アルビレックス新潟
入場者数:25,246人(エディオンピースウイング広島)
ゴールデンウィーク連戦の中、
中2日で迎えるアウェイ連戦。
今節は、サンフレッチェ広島と対戦します。
毎年、優勝争いの常連である広島は、
今季は序盤こそ調子が良かったものの、
最近は失速してなんと今節まで3連敗。
今節は是が非でもホームで勝利が欲しいところでしょう。
しかし、それは新潟にとっても同じこと。
もはやアウェイだから、強豪相手だからといって
勝ち点1では満足できない状況であり、
死に物狂いで勝ち点3を掴みに行きます。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは吉満選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、稲村選手、橋本選手。
ボランチは星選手、新井選手。
サイドハーフは、右に小見選手、左に奥村選手。
ツートップは小野選手と笠井選手です。
新井選手が久しぶりに帰ってきました。
一方、矢村選手は2試合続けてベンチ外となっており、
状況が心配されます。
試合は、広島の圧力の前に
なかなかボールを前に運べない新潟。
自陣では巧みなパス回しで前線の圧力を回避しても、
ボランチにボール回収能力に優れた選手がいて、
最終ラインにも屈強な選手が揃う広島相手に、
なかなか前線までボールを運ぶことはできません。
広島には新潟陣内深くまで攻め込まれることが多くなり、
シュートも数多く放たれますが、
2試合連続スタメンである吉満選手を中心に守り切ります。
前半は0-0での折り返しとなりました。
後半、広島の選手たちに疲労が見え始めたところで、
新潟は長谷川選手、ダニーロ選手、秋山選手、
そしてミゲル選手を投入し、1点を獲りにいきます。
お互いに決定機をなかなか作れない焦れない展開の中、
後半40分、試合を動かしたのは新潟でした。
奥村選手のクロスを長谷川選手が頭で逸らし、
後方で待ち構えていたミゲル選手が
ダイレクトで右足で合わせると、
キーパーの股間を抜いたシュートが見事にゴールに突き刺さり、
終了間際に新潟が先制に成功します。
先制しつつも追いつかれることが多く、
これまで多くの勝ち点を失ってきた新潟。
今節は集中した守りで、最後までゴールを許しません。
6分のアディショナルタイムが非常に長く感じましたが、
今節の新潟はしっかり守り切ることができました!
今節は0-1での勝利となりました。
これで今季2勝目。
降格圏も脱出し、ようやく雰囲気も良くなってきました。
とはいえ、当然油断はできません。
また白星から見放されると、
すぐ降格圏に沈む可能性があります。
今節の勝利を無駄にせず、
次の試合も全力で勝利を掴み取りに行きましょう。
次節は5月3日(土・祝)、ホームにFC東京を迎えます。
新潟の前監督である松橋力蔵監督率いるFC東京は、
今節終了時点で新潟の1つ上の16位と苦しんでいます。
新潟よりも東京を選択した松橋監督。
次節、ホームできっちり勝利して、
その選択が間違いであったことを証明してあげましょう。
ゴールデンウィーク真っ只中のホームでのFC東京戦は、
多くのサポーターがスタジアムに
押し寄せることになりそうです。
その中で、次節こそ今季ホーム初勝利を飾って、
このまま上昇気流に乗っていきましょう。
京都をかわして鹿島が再び首位になりました。
名古屋に逆転勝利した柏が2位となっています。
下位の方では、新潟が降格圏を脱出。
横浜FCが新潟と同勝ち点ですが得失点差で18位となっています。
いよいよシーズンは中盤戦に突入します。
団子状態から抜け出すためには、連勝が必要です。
波に乗って連勝することができるのは、どのチームでしょうか。