2025年4月26日(土)
2025明治安田J1リーグ 第12節
柏レイソル 1 vs. 1 アルビレックス新潟
入場者数:13,030人(三協フロンテア柏スタジアム)
世間はゴールデンウィークに突入し、その1試合目。
今節は、アウェイで柏レイソルと戦います。
昨季、新潟と同様に残留争いに巻き込まれた柏ですが、
今季はリカルド ロドリゲス新監督のもと、
堅実な守備と巧みなパスワークで勝ち点を積み重ね、
前節終了時点で2位と好調を維持しています。
堅守の柏のゴールを守るのは、
昨季まで新潟の守護神だった小島選手。
厳しい相手ですが、
小島選手の守備を打ち破って勝利が欲しい。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは吉満選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、ゲリア選手、稲村選手、堀米選手。
ボランチは星選手、秋山選手。
サイドハーフは、右に小見選手、左に奥村選手。
ツートップは高木選手と長谷川選手です。
藤田選手に代わって吉満選手がスタメンとなり、
吉満選手にとってこれがJ1デビュー戦となりました。
谷口選手に続いて、矢村選手もベンチ外となっています。
序盤、柏のパス回しが上手くいかず、
新潟はボールを回収しては前線へ運んでチャンスを演出します。
そして前半14分、ペナルティエリア内へ抜け出した
長谷川選手が相手選手に後ろから倒され、
これがPKの判定となります。
キッカーは、小見選手。
独特の細かなステップから放たれたボールは、
昨季のチームメイトである小島選手の逆をついて、
今節も前節に続いてPKで先制します。
得点後は戦い方がチームとして統一されていないのか、
今節もバタついて一気に攻撃が組み立てられなくなる新潟。
一方、柏は面白いようにボールが回るようになり、
ほとんどずっとボールを柏が保持する一方的な展開となります。
必然的に32分、中盤でボールを奪われると
前線へボールをつながれ、マークの受け渡しがうまくいかず
フリーの状態を作られて失点。
今節も先制しながら追いつかれるという悪い流れを
止めることはできませんでした。
その後も柏の猛攻は続きますが、何とか耐え凌ぎます。
前半は1-1での折り返しとなりました。
後半も、流れは変わりません。
一方的に攻められ続けるも、なんとか耐え凌ぐ新潟。
反撃の糸口も掴めない状況でしたが、
ダニーロ選手が途中投入されると、
ダニーロ選手はいつもの
「味方も予測できないタイミングでのパス」から
同じく途中投入された笠井選手のヘディングへつなげるなど、
得点の匂いを感じさせてくれるプレーが出てきます。
新潟と柏、お互いに決定力を欠いたゲームは
最後まで勝ち越しゴールは生まれず。
今節は1-1の引き分けとなりました。
アウェイで好調の柏が相手、
そして劣勢の時間帯が長かったことを考えれば
勝ち点1はプラスに考えてもよいかもしれませんが、
降格圏内に沈む新潟にはそのようなことを
言っている状況ではありません。
とにかく、相手がどこであっても勝ち点3が欲しい。
そして、先制しながら
ほとんど全ての試合で追いつかれている状況は、
「リードした状況でどのようにゲームを進めるか」を
今一度チームで擦り合わせていく必要があるでしょう。
次節は4月29日(火・祝)、中2日でのアウェイ連戦、
アウェイでサンフレッチェ広島と対戦します。
広島は新潟にとって
なかなか勝利することができない相手ですが、
そんなことを言っている状況ではありません。
とにかく今季2勝目を目指して、戦い続けましょう。
浦和が4連勝で首位争いに浮上してきました。
一方で、広島が3連敗と勢いを失っています。
下位の方は、FC東京がガンバとの戦いに圧勝し、降格圏脱出。
翻って名古屋が再び降格圏に沈んでいます。
3分の1を消化しつつあるJリーグ。
このままでは年間3勝ペースの新潟は、
なんとか起爆剤が欲しいところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。