2024年2月26日月曜日

2024明治安田J1リーグ 第1節

024年2月24日(土)

2024明治安田J1リーグ 第1節

サガン鳥栖 1 vs.    2 アルビレックス新潟

入場者数:9,610人(駅前不動産スタジアム

いよいよ今年もJリーグの開幕の日がやってきました。
昨季、久しぶりにJ1の舞台へと戻ってきて、
自分たちの力をいかんなく発揮することができた新潟。
更なる飛躍を目指す今季は、
松橋監督が「てっぺんをとる」と明確なメッセージを掲げ、
クラブ全体に優勝を狙うんだという強い気持ちが
共有できています。
思い返せば、J1では毎年のように今年の目標については
「残留」とか「J1定着」とか、
柳下監督のもとACLを目指すとした年はありましたが、
あまり優勝を目指すような明確な目標は掲げていなかった新潟。
しかし、戦うからには優勝を狙わないわけがない。
クラブが着実に進化していることを、本当に嬉しく思います。
とはいえ、やることは昨季と変わらず、
「目の前の敵が最強の敵」。
一試合一試合、一つ一つの勝利を目指して戦い続けるだけです。

今季の開幕は、アウェイでサガン鳥栖と対戦します。
鳥栖は新潟と同じく「J2オリジナル10」のクラブであり、
J1に上がってから一度もJ2に降格していません。
まずは鳥栖を相手に今季の新潟が
どのような戦いを見せることができるでしょうか。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、新井選手。
ボランチは宮本選手、秋山選手。
中盤は右から松田選手、谷口選手、小見選手。
ワントップは鈴木選手です。
昨季、新潟の中盤を支えた高選手はFC東京に移籍し、
新加入の宮本選手がそのポジションに入りました。
ベンチには同じく新加入の長谷川元希選手が入りました。

試合は序盤、新潟の選手は初戦の硬さもあってか
スムーズなパス回しが繰り出せず、重い展開となります。
スタジアムには強烈な風が吹きつけて、
前半は風下の新潟はボールも飛ばずに苦しい状況です。
鳥栖は前線から猛烈なプレスをかけてきて、
新潟守備陣のパス回しを封じます。
新潟は守備陣でのパスミスが多く、
危険な位置でボールを奪われてはピンチを招きます。
昨季は抜群の安定感を誇っていた小島選手も
正確なパスをつなげられないことが多く、苦しい状況です。
そして前半5分、自陣でのパスミスから鳥栖ボールとなり、
この流れから新潟にも所属していた
鳥栖の福田選手にシュートを打たれ、
これがデン選手の足に当たってゴールに吸い込まれ、
悪い流れのまま新潟が早々に失点してしまいます。
鳥栖は前線のマルセロヒアン選手のスピードを活かして
新潟陣内にロングボールを放り込み、
その後も新潟は苦しい時間帯が長くなります。
追加点は許さずに耐え凌ぐと、
徐々にパス回しのペースも上がってきて
チャンスを作り出せるようになってきた新潟。
そして前半アディショナルタイム、
宮本選手の相手守備ライン裏へのパスが出ると、
抜け出した谷口選手がペナルティエリアの外から
これをダイレクトボレー。
鳥栖のゴールキーパーにとっても不意打ちとなったこの一撃は、
鳥栖ゴールポストに当たってゴールに吸い込まれ、
谷口選手の豪快な一撃で新潟が前半のうちに追いつきます。
前半は1-1での折り返しとなりました。

後半、風上に立った新潟は同点に追いついた勢いそのままに
開始序盤から鳥栖ゴールに迫り、勝ち越しを狙います。
そして後半7分、コーナーキックから鳥栖選手のハンドがあり、
新潟がPKを獲得。
PKの名手、鈴木選手がPKキッカーを務めますが、
これは相手ゴールキーパーのセーブにあってゴールならず。
嫌な雰囲気でしたが気落ちすることなく攻め続ける新潟。
すると後半9分、コーナーキックを獲得すると
小見選手のクロスを鈴木選手が頭でフリックし、
これを中央に走り込んできた新井選手が頭でプッシュ。
デザインされた素晴らしい動きで、
新潟が逆転に成功します。
さらにその直後、後半13分には
裏に抜け出した鈴木選手が左足で
鳥栖ゴールネットにシュートを突き刺します。
しかし、これはVARの結果、オフサイドの判定。
その後も追加点を狙いに鳥栖ゴールに迫る新潟。
勝利を手繰り寄せる3点目がとれない状況が続きますが、
守備陣はペナルティエリア内に
放り込まれるボールを跳ね返し続けて、
必死に守ります。
そして、タイムアップ。
今季の開幕戦は、1-2での逆転勝利となりました。

まずは1勝。開始早々に失点してしまう嫌な流れでしたが、
しっかりと自分たちのスタイルを取り戻して
逆転することができました。
開幕初戦は否が応でも緊張して動きが硬くなってしまうもの。
それでもピッチで修正できて勝利につなげることができたことは、
シーズンを戦い抜くことに糧になるのではないでしょうか。

次節もアウェイで、3月2日(土)、ガンバ大阪と対戦します。
新潟のホーム開幕戦は第3節。
次も勝利を掴んで新潟に帰ってきて、
ホーム開幕戦は多くの観客が集まった中で
行うことができると良いと思います。


2024明治安田J1リーグ順位表 (2月25日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ31100303
2ヴィッセル神戸31100202
2サンフレッチェ広島31100202
4川崎フロンターレ31100211
4横浜F・マリノス31100211
4アルビレックス新潟31100211
7FC東京11010220
7セレッソ大阪11010220
9柏レイソル11010110
9FC町田ゼルビア11010110
9京都サンガF.C.11010110
9ガンバ大阪11010110
13北海道コンサドーレ札幌11010000
13アビスパ福岡11010000
15東京ヴェルディ0100112-1
15湘南ベルマーレ0100112-1
15サガン鳥栖0100112-1
18浦和レッズ0100102-2
18ジュビロ磐田0100102-2
20名古屋グランパス0100103-3
今季のJ1リーグは2クラブ増えて、全20クラブでの総当たり戦です。
昨季王者の神戸は磐田に快勝。
連覇のために幸先良いスタートとなりました。
広島は積極的な補強を行った浦和との注目の一戦を制しました。
名古屋相手に完勝した鹿島が得失点差で1位となっています。
今はほぼ横一列でも、いつの間にか徐々に差は開いていきます。
一つ一つの勝利を積み重ねることが本当に重要です。

2023年12月4日月曜日

2023明治安田生命J1リーグ 第34節

023年12月3日(日)

2023明治安田生命J1リーグ 第34節

アルビレックス新潟 1 vs.    0 セレッソ大阪

入場者数:22,605人(デンカビッグスワンスタジアム

今季のホーム最終節は、
激しい暴風雨が吹き荒れる中での戦いとなりました。
対戦相手は、開幕戦と同じくセレッソ大阪です。
開幕戦のアウェイゲームでは、
新潟が久しぶりのJ1で戦う状況で、
「どれだけJ1の舞台で戦えるのだろう」という
一抹の不安を抱えた中で迎えた試合の中、
新潟が先制しつつも逆転を許してしまいましたが、
その後同点に追いついて引き分けに持ち込むことができました。
あの開幕戦で、「J1でも戦える」という自信が芽生え、
その後の戦いを続けていく中で
その自信は揺るぎないものとなりました。
ただし、「勝ち切る」というところでは
多くのJ1クラブから学ぶところもあり、
新潟がより高みを目指すためには
もっと成長しなくてはいけないことも実感しました。
今節のセレッソ戦では、ぜひとも開幕戦との違いを見せつけ、
サポーターに久しぶりの勝利を届けてほしいと思います。

新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、デン選手、渡邊選手、新井選手。
ボランチは星選手、高選手。
サイドハーフは右に松田選手、左に三戸選手。
ツートップは谷口選手と高木選手です。

序盤はセレッソの前線からの圧力を前に
なかなかボールを前に運べなかった新潟ですが、
その後は自陣からのパス回しでプレスをかわしては
前線へボールを運んでチャンスを演出します。
セレッソが守備を固める中でも、
そこをこじ開けてゴールを狙う新潟。
何度もチャンスを作り出しますが、
最後のパスやシュートの精度に欠いて、
今節もこれまでの試合と同様に
チャンスは作りながらも
ゴールに結びつけることができません。
前半は0-0での折り返しとなりました。

後半もぶれずに自分たちの戦いで勝利を目指す新潟。
セレッソをほぼ自陣に押し込んで、
セカンドボールの回収も早く、
またボールを奪われても素早い攻守の切り替えで
セレッソに攻撃を許さず、一方的に攻め続けます。
このような展開でも、
「勝利を呼び込む一刺し」をもっているのがJ1クラブ。
いくら相手を押し込んだとしても、
なかなか得点を奪うことができず、
一本のセットプレーから失点し敗北を喫するような展開を
何度経験したことでしょうか。
今節も得点を奪うことができず、
攻め続けながらも不安な気持ちが膨らみます。
今節も無得点で終わってしまうかと思われた中、
後半42分、自陣にセレッソの選手を引き込んでから
それを剥がして素早く前線の太田選手へボールが渡ります。
太田選手のシュートは相手に当たって止められますが、
走り続けていた太田選手はすぐさまそれを拾って
中央の長倉選手へパス。
長倉選手はこれを無人のゴールへ落ち着いて流し込み、
長倉選手のJ1初ゴールで新潟が先制に成功します。
その後も攻撃の手を緩めない新潟は
セレッソに反撃のチャンスを与えず、そのまま試合終了。
今節は1-0での勝利となりました。
2試合連続で無得点が続いていた新潟ですが、
3試合ぶりに得点を奪うことができました。
そして、失点の方は今節もクリーンシートで終えて、
これで4試合連続無失点。これは新潟のJ1新記録です。
固い守備をベースに、自分たちでボールを回しながら
攻撃を組み立てる戦術は、確実に成長しています。
あとは得点力。次のステージに新潟が上がるにおいて、
そこは必ず重要になるところでしょう。

また1月からはキャンプが始まって、
2月から新たなシーズンでの戦いが始まります。
選手・スタッフたちには、
ひとまずゆっくり休んで疲れを癒やし、
次の戦いに向けて準備を進めてほしいと思います。
一年間、お疲れさまでした!ありがとうございました!!

追記1)
今節の開始前に、
瀬口選手、田上選手、ネスカウ選手の契約満了が発表されました。
なかなか試合での出番が作れない中でも、
普段の練習やピッチ外での活動など、
3人の貢献は大きいものと思われます。
お別れは寂しいものですが、サッカー人生に別れはつきもの。
またどこかで、会えることができるのを楽しみにしています。
瀬口選手、田上選手、ネスカウ選手、ありがとうございました!
これからも活躍を願っています。

追記2)
Jリーグの全日程が終了しました。
J1からJ2への降格クラブは横浜FCに決まりました。
J2からJ1へ昇格するのは町田、磐田、そして東京ヴェルディです。
東京ヴェルディは国立での清水エスパルスとの激闘の中、
引き分けに持ち込んでシーズン順位の優越性を活かして
昇格枠を掴み取りました。
まさに16年ぶりのJ1昇格です。
東京ヴェルディの関係者のみなさん、おめでとうございました!
そして、J2からは金沢、大宮がJ3への降格となりました。
一方、J3からは愛媛、鹿児島がJ2へ昇格となりました。
昇格という喜びもあれば逆に降格という悲しみもある、
Jリーグは過酷なリーグです。
そんな中で、J1昇格、そして残留を目指すことはありますが、
やはりJ1で戦う以上、優勝を目指さなければなりません。
今の新潟ならば、チーム力を高めていければ
十分その可能性はあると思います。
多くの選手の入れ替わりが予想される来季の新潟ですが、
松橋監督の留任が決まっているのは大きなメリットです。
この戦いを昇華させて、優勝を目指せるクラブに
成長してほしいと思います。
どのクラブの関係者の皆様も、一年間お疲れさまでした。
また来年、熱い戦いを繰り広げていきましょう。

激しい雨風が吹き荒れるスタジアム。
冬の荒天の中、子連れでの観戦は難しいです!
「秋春制」への移行、今からでもなんとかなりませんか…

荒れた天気の中でも、
多くのセレッソサポーターが訪れました。
ぜひ、天気がいいときに
また新潟へお越しいただきたいと思います。


2023明治安田生命J1リーグ順位表 (全日程終了)
順位チーム勝点試合得失
1ヴィッセル神戸71342185602931
2横浜F・マリノス64341978634023
3サンフレッチェ広島583417710422814
4浦和レッズ573415127422715
5鹿島アントラーズ523414101043349
6名古屋グランパス523414101041365
7アビスパ福岡5134156133743-6
8川崎フロンターレ50341481251456
9セレッソ大阪49341541539345
10アルビレックス新潟45341112113640-4
11FC東京4334127154246-4
12北海道コンサドーレ札幌40341010145661-5
13京都サンガF.C.4034124184045-5
14サガン鳥栖3834911144347-4
15湘南ベルマーレ3434810164056-16
16ガンバ大阪343497183861-23
17柏レイソル3334615133347-14
18横浜FC293478193158-27
Jリーグの全日程が終了しました。
優勝が決まっていた神戸は今節もガンバに勝利。
二位の横浜FMは京都に敗北。
終わってみれば神戸が二位に勝ち点差7をつけて
独走といった形となりました。
下位の方では、すでに降格濃厚となっていた横浜FCが
鹿島相手に敗北。正式に降格が決まりました。
横浜FCは今季、新潟と同じく「昇格組」として臨むJ1でしたが、
多くの選手を入れ替えた中での戦いとなりました。
途中で戦い方を変えて、なんとか残留へ向けて戦いましたが
力及ばず、一年でJ2へ戻ることになりました。
J1昇格も困難な道ですが、J1定着も非常に困難です。
来季はどのクラブが優勝し、どこが降格してしまうのか。
全く予想が立たないのがJリーグです。
また来季、日本の各地で熱い戦いが繰り広げられることを
楽しみにしています。
すべてのクラブの選手、スタッフ、関係者の皆様、
そしてサポーターの皆様、お疲れさまでした!
また来年、お会いしましょう。