2019明治安田生命J2リーグ 第3節
アルビレックス新潟 0 vs. 1 柏レイソル
入場者数:20,486人
3月9日は、日差しが強く降り注ぐ1日となりました。
空には雲ひとつなく、まさに「快晴」です。
本日は、ホーム開幕戦。
対戦相手は、優勝候補筆頭で、全勝スタートを切っている強豪、
柏レイソルです。
柏レイソルは昨年、J1から降格ということになりましたが、
J1で戦っていたメンバーがほぼ残っており、
本日は「J1チーム相手の試合」と言っても過言ではないでしょう。
新潟は、チームの成熟度を試す絶好の機会です。
柏レイソルのような相手から勝ち点を取ることができれば、
大きな自信になることでしょう。
昨年のホーム開幕戦は14,239人でしたが、
本日は2万人を超える観客が集まりました。
対戦相手が柏レイソルということ、
天候に恵まれたことも影響していると思いますが、
今年の新潟に期待している人は多いのではないでしょうか。
本日の新潟のフォーメーションは、前回と同じ。
メンバーも、前回と同じメンバーとなりました。
ルーキーの新井選手は、本日もセンターバックでスタメンです。
試合は、予想通り柏レイソルがボールを保持する時間が長く、
新潟はボールを奪ってカウンターの機会を伺う展開となりました。
お互い球際の争いが激しくボールが落ち着かないことも多く、
これといった決定機は作り出すことはできません。
前半終了間際、新潟の新井選手のヘディングも
柏レイソルのゴールキーパー中村航輔選手にセーブされました。
前半は0-0での折り返しとなりました。
後半、柏レイソルはさらに圧力をかけて攻めてきます。
新潟は、粘り強い守備で柏レイソルの攻撃を跳ね返し続けます。
そんな中、柏レイソルの選手と新潟のゴールキーパー大谷選手が
1対1となる場面が作られますが、
これは見事に大谷選手がビッグセーブ。得点を許しません。
新潟は渡邉新太選手、矢野選手の投入で先制点を狙いにいきますが、
先に試合を動かしたのは柏レイソルでした。
新潟ゴール前へグラウンダーのクロスが入り、
これに新潟の選手が誰も触れられない中、
柏レイソルのオルンガ選手が素早く反応してボールを押し込み、
柏レイソルが先制点をあげます。
その後、新潟は初出場のシルビーニョ選手を投入し、
シルビーニョ選手は巧みなテクニックでスタジアムを沸かせますが、
時間帯も遅く、ハイボール主体となった新潟の攻撃では
シルビーニョ選手は存分に力を発揮できませんでした。
柏レイソルの固い守りを最後まで崩すことはできず、
そのまま試合終了。
今シーズンのホーム開幕戦は、0-1での敗戦となりました。
柏レイソルにほとんど決定機を作らせず、悔しい敗戦ですが、
数少ない決定機をしっかり決めてくるのが強豪との違いでしょう。
新潟も、早いうちに数少ない決定機を決めることができていれば、
違う結果になったかもしれません。
守備はキャンプの練習効果もあってか、だいぶ改善された印象ですが、
攻撃パターンが「レオナルド選手頼み」となっている感が否めません。
ボールを引き出せる選手も相変わらず田中達也選手しかおらず、
レオナルド選手と田中達也選手が交代したあとは、
得点の匂いが消えてしまうような、そんな印象があります。
肝心のレオナルド選手は、相手に厳しくマークされることもあってか、
今シーズンはまだ無得点。
新潟の躍進には、レオナルド選手の爆発、
そしてチームとしての連携からの得点パターンの構築が不可欠でしょう。
次節は3月16日(土)、アウェイで横浜FCと対戦します。
次のホーム戦は3月23日(土)で、対戦相手はアビスパ福岡です。
まだシーズンは始まったばかり。
期待する声が大きいことには変わりありません。
この声援を背中に受けて、
選手・チームには上昇気流に乗ってもらいたいと思います。
今年も、Nスタンドは熱気に包まれています。
空は快晴。日差しは強く、暑さを感じるくらいです。
柏レイソルも多くのサポーターが駆けつけました。
アルビレックス新潟公式サイト 第3節
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