2019明治安田生命J2リーグ 第13節
V・ファーレン長崎 3 vs. 2 アルビレックス新潟
入場者数:7,617人(トランスコスモススタジアム)
初夏を感じさせるような、暑い一日となりました。
今節は、アウェイでV・ファーレン長崎と対戦します。
V・ファーレン長崎は、昨季に悲願の初J1昇格を果たしたものの、
1年でJ2へと降格することになりました。
そんな長崎も、今季のJ2リーグでは苦戦しています。
J2リーグは、本当に過酷なリーグです。
今節の新潟のメンバーは、前節と同じメンバーとなりました。
今節も、左サイドバックに川口選手が入り、
右サイドバックに戸嶋選手が入りました。
試合は前半開始早々、動きます。
自陣でのボールロストから長崎に左サイドに展開され、
簡単に中央へクロスをあげられたところ、
大武選手がジャンプしてもボールには届かず、
ファーで待ち構えていた呉屋選手に頭で合わされ、
長崎が電光石火の先制点をあげます。
早い時間帯にビハインドを背負うことになった新潟ですが、
その後も攻撃に圧力を加えることはできず、
自陣でのパス回しが多くなり、
縦パスを引っ掛けたり、自陣でのボールロストから
長崎のカウンターを浴びる、という展開が続きます。
何とか追加点は与えずに耐えていましたが、
前半ロスタイム、
自陣前での加藤選手のファールで与えたフリーキックを
直接決められて、前半を0-2で折り返します。
後半開始直後、
新潟は加藤選手に代えて小川選手を投入します。
2点を追うことになった新潟は、長崎に猛攻を仕掛けます。
なかなか決定機を作り出すことはできませんでしたが、
後半59分、ようやく長崎の守りを崩します。
素早いパス回しから渡邊凌麿選手がペナルティエリアへ侵入し、
冷静にシュートを決めます。
新潟は戸嶋選手に代えてパウロン選手を投入し、
センターバックを大武選手とパウロン選手に変更。
新井選手は右サイドバックへとポジションを移します。
パウロン選手は、これが今季初出場となりました。
攻勢を強めて、まずは同点を狙う新潟ですが、
一瞬の隙をつかれて長崎に3点目を与えてしまいます。
今節も、得点直後の失点という悪い癖が出てしまいました。
再び2点を追うことになった新潟は、
それでも長崎のゴールめがけて攻め続け、
後半ロスタイム、
高木選手がペナルティエリアで倒されてPKを獲得します。
これをレオナルド選手がきっちり決めて、1点差。
しかし、ここでタイムアップの笛が鳴りました。
今節は、2-3で長崎の勝利となりました。
また連勝することはできませんでした。
上位を狙うためには連勝が不可欠ですが、
1つ勝っては1つ負ける、の繰り返しで、
これでは首位は当然のこと、プレーオフ圏内も厳しい状況でしょう。
パウロン選手が今季初出場を果たしたこと、
サポーターの期待を背負う本間至恩選手が20分以上プレ−して、
いつも通りの切れ味鋭いドリブルを見せてくれたことは
一筋の希望かもしれませんが、勝ち点に結びつかなければ意味はありません。
長いシーズンの中で、うまくいかない時期もあるとは思いますが、
今季でのJ1復帰を目指す中では、
もうそんな悠長なことを言っている余裕はありません。
次節は、5月18日(土)、ホームで愛媛FCと対戦します。
愛媛FCは昨季初対戦となるホームで苦杯を舐めた相手であり、
愛媛のホームでも引き分けの結果だったので、
新潟は愛媛FC相手に勝利したことがありません。
長崎もそうですが、
特定のチーム相手にいつまでも勝利できない状況が続くと
「苦手な相手」という印象を頭の中で振り切ることができず、
東京ヴェルディと対戦する時のように
試合開始前から負けているような、
そんな雰囲気を作り出してしまいます。
そのような状況を生まないためにも、
早いうちに愛媛FC相手に勝利を掴みたいところです。
アルビレックス新潟公式サイト 第13節
水戸の無敗記録を破ったのは、琉球です。
琉球のホームでの試合であり、
琉球はこれでホームでの無敗記録が28試合に更新されました。
新潟も、昔はホーム無敗伝説などがある時代もありました。
琉球に負けぬよう、新潟も再びホーム無敗伝説を作っていきましょう。
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