2021年3月15日月曜日

2021明治安田生命J2リーグ 第3節

021年3月13日(土)

2021明治安田生命J2リーグ 第3節

レノファ山口FC 1 vs.    2 アルビレックス新潟

入場者数:3,045人(維新みらいふスタジアム)

19年ぶりに開幕から連勝し、勢いづいている新潟。
今節は、アウェイでレノファ山口FCと対戦します。
昨季は最下位に沈むもコロナ禍の特別措置により
J3リーグへの降格は免れた山口。
今年は仙台で指揮をとっていた渡邉晋監督を招聘し、
チームを立て直しにかかっています。
新潟は勢いそのままに、連勝を伸ばしたいところです。

今節の新潟のフォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは阿部選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは、高選手、島田選手。
中盤は、右からロメロ選手、高木選手、星選手。
前節のレッドカードにより出場停止となった本間選手に代わって
星選手が左サイドハーフに入りました。
ワントップは、鈴木選手です。

試合は序盤から新潟がボールを保持し、
山口陣内でゲームを進めることに成功します。
山口はボールの奪いどころがはっきりせず、
自陣に押し込まれて防戦一方となります。
圧倒的にボールを支配する展開で、
早い時間帯に先制点が欲しい新潟。
前半13分、山口陣内深くでボールを奪い、
素早いパス交換から最後は星選手が冷静にゴールに流し込み、
新潟が優勢な時間帯に先制点を奪います。
その後も圧倒的に攻め続ける新潟。
前半38分、相手が攻め込んできたところに
阿部選手のフィードから素早い攻撃。
ロメロ選手の優しいクロスを高木選手がダイレクトで蹴り込み、
前半のうちに追加点をあげます。
その後も一方的な展開で、
試合を決定づける3点目が欲しいところでしたが、
その後はゴールを奪うことはできず。
前半は2-0での折り返しとなりました。

後半開始直後から選手交代を駆使する山口。
そして、積極的に前線から組織的にプレスをかけて
ボールを奪おうとしてきます。
明らかにスイッチが切り替わった山口に対し、
新潟は自慢のパス交換でプレスをかわしたいところですが、
プレッシャーからかパスミスも多くなり、
山口にボールを保持する時間帯が多くなります。
それでも中央はがっしり固めて、
山口に決定的な場面を作らせることは許しません。
そのまま時計の針は進み、
終盤は選手交代で守備的な選手を投入し、守りに入る新潟。
クリーンシートで終えたいところでしたが、
後半93分、相手選手のシュートが新潟の選手にあたり、
これが見事な軌道を描いて新潟のゴールに吸い込まれ、
終了間際に1点を返されます。
その後は、相手陣内でボールをコントロールし、試合終了。
今節は2-1での勝利となりました。

これで開幕3連勝。
最後に失点してしまったことや、
後半は前半ほどボールを保持することができなかったことなどの
反省点はありますが、
勝ちながら修正を進めていくことができるのは良い傾向だと思います。
試合後、アルベルト監督が言っていたように、
まだ新潟のチームは発展途上。
今節の前半のようにボールを圧倒的に支配することができれば、
必然的に勝利は多くなっていくことでしょう。
しかし、何よりまずは勝利することが大事です。
チームは強くなって勝つのではなく、
勝つから強くなるのだ、と言います。
今節の勝利が、またチームを強くしてくれることでしょう。

次節は3月20日(土)、ホームでザスパクサツ群馬と対戦します。
引き続き目の前の一戦に集中し、連勝を重ねていきましょう。

追記1)
これで開幕3連勝。
新潟の開幕3連勝は、1999年以来の22年ぶりということです。
1999年といえば、J2リーグが誕生し、
新潟がJ2リーグ初参戦となった年。
その年は開幕7連勝を飾ったということです。
しかし、それでもその年にJ1リーグへ昇格することはできませんでした。
過去の記録やデータなどはありますが、
次の試合に集中して戦い抜いていくのみ、です。

追記2)
今節の対戦相手となった山口には、
高木善朗選手の弟である高木大輔選手が所属しています。
今節は、二人ともスタメンに名前を連ねました。
高木善朗選手は圧巻のパフォーマンスでゲームを支配。
高木大輔選手も前線への縦パスなどで新潟にとっての脅威となりました。
試合後、アルベルト監督が高木大輔選手の元へ。
今節も新潟のボランチとして君臨した高選手は、昨季は山口に所属し、
試合終了後にアルベルト監督から
「Next season, come here!」と声をかけられたそうです。
そして、そのあと本当にオファーが届いた、とか。
アルベルト監督は高木大輔選手に何を語ったのでしょうか。
アルベルト監督の「勧誘」も、
対戦チームには脅威となっているかもしれません。


順位チーム勝点試合得失
1アルビレックス新潟93300725
2FC琉球93300514
3ヴァンフォーレ甲府73210523
4ブラウブリッツ秋田63201422
5FC町田ゼルビア53120642
6モンテディオ山形53120422
7京都サンガF.C.42110202
8東京ヴェルディ43111541
9ファジアーノ岡山43111211
10ツエーゲン金沢43111330
10V・ファーレン長崎43111330
12ザスパクサツ群馬4311123-1
13松本山雅FC33030110
14水戸ホーリーホック3310256-1
15大宮アルディージャ3210123-1
16ジュビロ磐田3310246-2
17ジェフユナイテッド千葉2302124-2
18SC相模原2302102-2
19愛媛FC1301225-3
20レノファ山口FC1301224-2
21ギラヴァンツ北九州1301237-4
22栃木SC0300315-4
大宮vs.京都の一戦が、雷雨のため前半途中で中止となりました。
第3節が終わっても、まだ首位!このまま駆け抜けたいところです。
J2リーグ初参戦となる秋田は連勝。
新潟にとって、絶対に勝てない相手もいませんが、
楽な相手なども存在しません。それがJ2リーグです。
先のことは考えず、目の前の一試合に集中して
勝利を積み重ねていくのみ、です。

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