2021年10月4日月曜日

2021明治安田生命J2リーグ 第32節

021年10月3日(日)

2021明治安田生命J2リーグ 第32節

ツエーゲン金沢 1 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:3,955人(石川県西部緑地公園陸上競技場)

本日も空が青く日中の日差しが強い一日となりました。
今節はアウェイでツエーゲン金沢と対戦します。
金沢は12試合勝利から遠ざかっており、
暫定順位ですが最下位に沈んでいます。
「最下位クラブに勝ち星を献上する癖がある」と言われる新潟。
新潟も昇格を目指すためにはもはや勝利するしかなく、
立場は違えどお互いに必勝を期する試合です。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは阿部選手。
ディフェンスラインは、右から
早川選手、千葉選手、舞行龍選手、堀米選手。
ボランチは福田選手、島田選手。
中盤は、右から三戸選手、高木選手、ロメロ選手。
ワントップは鈴木選手です。

開始序盤から、新潟はボールを保持して
金沢ゴールに迫り、決定機を演出します。
しかし、いつものように決めきれないでいると、
前半8分、一瞬の隙をつかれて
愛媛FC時代から「新潟キラー」として
新潟相手にゴールを決めている丹羽詩温選手に
クロスをワンタッチで合わされて、
これが新潟のゴール隅に吸い込まれて
早い時間帯に痛い先制点を献上してしまいます。
こうなると、当然のようにがっちり守りを固めて
1点を守りに入る金沢。
毎試合見ているような「がっちり守る相手」と
「一方的に攻め続ける新潟」の構図となります。
そして、新潟は敵陣に侵入しても横パスばかりで
シュートチャンスすら作れないのもいつもの光景。
チームに喝を入れる意味もあってか、
千葉選手がセンターサークル付近から
ロングシュートを放ったのが
前半の唯一の見せ場と言っていいほど、
ただただ時間が過ぎるのを待つだけでした。
前半は1-0で折り返しとなりました。

後半、攻撃を活性化させるために
新潟は開始直後から本間選手、藤原選手を投入。
敵陣深くまで押し込めることも多くなりますが、
クロスはそのままゴール裏に抜けて行ったり、
不用意なパスミスでむしろ金沢に決定機を作られたりと
なかなか同点のチャンスを作ることができません。
そんな中、後半34分、三戸選手のシュート性のクロスを
相手ゴールキーパーがパンチングで弾き、
ここに詰めていた田上選手が後ろから倒されて、
これがPKの判定となります。
キッカーは谷口選手。
何度か決めている右下のコースを狙ったシュートは
完全に相手ゴールキーパーに読み切られ、
ようやく得た同点のチャンスをモノにすることができません。
結局、その後も圧倒的にボールを保持しながら
最後まで金沢の守備を崩すことはできず。
今節は1-0での敗北となりました。

昇格を目指すために勝利を続けるしかない状況下で、
またしても最下位チーム相手になす術なく完敗した新潟。
金沢も一丸となって決まったタスクを実行する
非常に良いチームでしたが、
このようなチーム相手に得点を奪うことができなければ、
いつまでたってもJ1の舞台へ行くことは難しそうです。
今季での昇格は非常に厳しくなりましたが、
昇格の望みが完全に途絶えるまでは最後までやり切りましょう。

次節は10月9日(土)、ホームでレノファ山口FCと対戦します。
ホームのサポーターの前で、
次こそサポーターを魅了するサッカーを展開し、
勝利を掴んでほしいと思います。

追記1)
先日の大宮戦での本間選手のPKに続いて、
今節は谷口選手がPKを決めることができませんでした。
今季、なかなかPKを決めることができない新潟。
本間選手も谷口選手もあまりPKを蹴った経験がなく、
まさに経験不足が招いた事態と言えそうです。
試合終了後の谷口選手は、
敗戦のショックからなかなか立ち上がることができませんでした。
PKの経験を積むことも非常に重要ですが、
得点率80%超とも言われるPKを決めることができないことは、
試合結果に大きく影響してきます。
そして、今節もフリーキックやコーナーキック等も含めた
セットプレーから得点を奪うことができませんでした。
守備を固めた相手にはセットプレーが有効とよく言われます。
PKも含めたセットプレーをいかに得点に繋げるかが、
今後もステップアップするために重要なことなのでしょう。


順位チーム勝点試合得失
1ジュビロ磐田69322165573324
2京都サンガF.C.67322075502624
3V・ファーレン長崎58321778493514
4アルビレックス新潟57321697533122
5ヴァンフォーレ甲府57321697492920
6FC町田ゼルビア55321679513120
7FC琉球523215710473611
8モンテディオ山形52321571043349
9水戸ホーリーホック45321361342348
10ジェフユナイテッド千葉443211111030291
11東京ヴェルディ4332127134451-7
12ブラウブリッツ秋田3932912113235-3
13ファジアーノ岡山3832911122527-2
14大宮アルディージャ3332712133740-3
15栃木SC3332712132940-11
16ザスパクサツ群馬333289152843-15
17レノファ山口FC323288162842-14
18ツエーゲン金沢313287172945-16
19松本山雅FC3132710152753-26
20ギラヴァンツ北九州3032612142745-18
21SC相模原2932611152339-16
22愛媛FC2932611153153-22
首位の京都が長崎相手に敗北。
磐田は町田相手に勝利を掴み、磐田が首位となりました。
長崎は新潟をかわして三位に浮上しています。
下位では、愛媛が貴重な勝利を掴むも
松本、北九州、相模原はいずれも引き分けて執念で勝ち点1を獲得。
ここにきて「残留がかかったチーム」の躍進が光っています。
昇格は上位2クラブに絞られた感じはありますが、
まだまだ最後までわかりません。
降格圏については最終節で順位がひっくり返る可能性もあり、
最後まで全くわかりません。

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